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天楽°
106
🌙卯月ミミᕱ⑅ᕱ゙(不定期)
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優
「…は?」
気が付くと腹の痛みは無くなっていて、目の前の女は止まっている
女の顔面にパンチを食らわせて離れる
辺りを見渡すと少し離れた場所に女性が立っていた
見た目
???
「あ、やっとこっち向いてくれた」
「お腹大丈夫?もう痛くない?」
優
彼女は…なんというか、綺麗という言葉が似合う
「か、神様?すごく綺麗」
???
「残念、神様じゃないしその真逆だよ」
「でも綺麗って言ってくれてありがとう」
「…話題は変わるんだけどね」
「このままだと優君は死んじゃいます」
優
「なんで名前知って…」
???
「私の中で優君が1番いいと思ったから」
「ずっと見てたの…ごめんね」
「…それで、どうする?」
「私と契約する?」
優
「それって九斗を助ける事はできますか」
???
「うん、できるよ」
優
「じゃあ契約したいです」
???
「そう言ってくれると思った」
「じゃあ、契約したいから血を吸わせて」
優
「えーっと、首でいいですか?」
(首を出す)
???
「うん、大丈夫」
「…じゃあ吸うね」
優
「いっ…」
???
「プハッ」
「美味しかった〜」
「じゃ、契約成立ね」
優
「あの、名前は…?」
???
「あぁ、えっとね」
「魔術を司る悪魔 【アラプシュヒルパガ】よ」
「2つ名は 謎めいた 魔術師」
優
「魔術を司る悪魔…」
アラプシュ
「そうだよ〜」
「あ、そうそう…能力の使い方はね」
「…」
「忘れちゃった…」
優
「え…?」
アラプシュ
「まぁまぁ、あの九斗?とやらと同じ使い方でいいと思うよ〜」
「あ、後ね、私の武器を探して欲しいの」
「別にあっても無くても力の強さは変わらないから必死に探さなくても大丈夫だけどね」
「それと、私たちの力は膨大なの、まだ力にも慣れてない状態で能力を沢山使うとどうなると思う?」
優
「体が壊れる…とか?」
アラプシュ
「それもあるけど、1番嫌なのは能力暴走」
「だから初めのうちはあんまり能力を使い過ぎないでね」
「じゃあ、またね」
[カーン]
優
「…あ、戻った?」
凛
「痛っ…なんで私殴られて…」
「てかお前、どうやって抜け出したんだよ」
「まぁいいや、また捕まえればいいし」
優
本当に出せるのか?
九斗みたいにやれって言うけどさぁ…
あ、確か…九斗は日本刀に名前を付けて出してたよな
…物は試しだ、やってみるか
「唸れ・蝙蝠」
日本刀をイメージしながら唱えると日本刀が
現れた
「おお、本当に出た」
凛
「契約能力…!?」
「早く殺さないと…!」
「使いこなされたら困る…」
優
「おい…」
凛
さっきとはオーラが違う…
視線も…あの未来の狂坂優に似てきた…
優
「お前さっきはよくもやってくれたな?」
「唸れ・蝙蝠 焼印」
そう唱えると、日本刀が赤く光る
凛
「っち…!」
優
「何回も後ろに来てたらわかるっての」
女はまた後ろにワープしてきたので振り返って、その場所を斬った
凛
「っな…」
優
蝙蝠で斬った所が焦げている
「おぉ〜…凄い」
凛
「キャァァァァァッ!」
「痛い痛い痛い痛い痛いッ!」
「なんてことしてくれたのッ!?」
優
「うるせぇな」
「そっちから仕掛けてきたんだろ?」
凛
「契約能力を今手に入れるなんて聞いてない!」
優
「別に俺も知らなかったし…」
「てかうるさいと口も焼くよ」
凛
「っひ…」
優
「とりあえず、お前で色々試すから」
「覚悟しろよ」
九斗
「はぁ…っはぁ…」
やべぇ、優が心配で戦いに全然集中出来ねぇ…
女
「大丈夫かしら?」
「さっきから避けてばっかりじゃない」
九斗
「うるせぇよ、ドブネズミ以下がよぉ…」
「お前の名前ってなんだっけな?」
「影薄くて忘れたわ」
女
「私は田辺 幸祜よ」
九斗
「可愛くねぇ名前だな」
「いや、お前がキモイから可愛くないのか?」
幸祜
「はぁ…」
「てかお前さ、なんで過去に戻ってんだよ」
「私は契約能力で無理矢理過去に戻ったけどさ」
九斗
「知らねぇよ、逆に俺が聞きたい」
「てか俺は別に避けてばかりじゃねぇよ」
幸祜
「強がりはいいわよ」
「どうせ狂坂優のことでしょ?」
「お前はあいつのことになるだけでも焦りが感じられるからね」
「まぁ、今頃凛に殺されてるんじゃないかしら」
九斗
「ッチ、クソがぁぁぁ!」
「光れ・風信子 ぼうs…」
「うわぁぁぁぁぁぁ!」
「止まれ止まれ止まれぇぇぇ!?」
九斗
「…は?」
[グキッ]
優
「いてててて…」
「あ…ごめん…九斗」
九斗
「ふざけんなよ」
「危うく首の骨いきかけたわ」
「てか、なんで戻ってきたんだよ」
優
「そんな事言うなよ…せっかく助けに来たのに」
幸祜
「お前ッ!?殺されたはずじゃ!?」
優
「うるさいなぁ…黙れよ」
「唸れ・蝙蝠 新月」
幸祜
「痛い痛い!?」
「クソッ!契約能力をもう手に入れたのかよ!」
九斗
あれは…優の契約能力…?
「なんだ、もう契約したんだな」
幸祜
「クソッ…!止まれ・鯱 腐敗」
優
「うわ…なんだあれ…」
「時が巻き戻った?」
九斗
「悪いけど優、俺が回復するまで持ちこたえてくれ」
優
「任せてくれ」
九斗
ふぅ…これで休めそうだ
優は俺の契約能力の代償より比較的楽であり、
契約能力の内容も強いのだ
俺はまだアイロイタルの力の10分の1も引き出せていないというのに…
優
「何その攻撃、ちゃんとやれよ」
幸祜
「クソガキが…あんまり大人を舐めるなよ…」
「ちょっと押してるからって調子に乗るな…」
九斗
「ありがとう、優」
「お陰でだいぶマシになった」
「これで決めるぞ」
幸祜
「は?私がお前に負けるわけがないでしょ?」
九斗
「光れ・風信子 暴食」
優
九斗がそう唱えた瞬間、俺は夢を見ているのかと思った
九斗が消えたかと思ったら、敵の後ろにいたのだ
そして敵を斬った瞬間、白い光が辺りを覆いつくした
光が消えると敵の姿はなかった
「…?」
「あれ?九斗?」
九斗
「やっべぇ…死にそうだ…」
優
「…なんだそれ、生まれたての子鹿の真似?」
九斗
「ち、違ぇよ…」
「ちょっと肩貸してくれ…」
優
「はいはい」
「…倒したの?」
九斗
「そうだな…これでしば…ら、くは……」
優
「おっと…」
契約能力の反動が来たのか倒れるように寝てしまった
「まぁ…お疲れ様」
(九斗にキスをする)
九斗
「…ここは」
アイロイタル
「お前は何をしてるんだ…」
九斗
「え、俺どうなった?」
アイロイタル
「あの戦いの後に気絶して今は本部で寝てる」
「てか無理しすぎなんだよ…」
九斗
「いやぁ、ごめんごめん」
「でもこれでファウォホディは作られなくなったから」
「だいぶ状況は良くなった」
アイロイタル
「まぁ…それはそうなんだがな…」
「あまり無理はするなよ」
九斗
「分かってるって〜」
アイロイタル
「…ちゃんと理解してるならいいか」
「じゃあまた会おう」
九斗
「はいはい〜」
九斗
「…!」
美夜
「あ、起きましたか…司令」
九斗
「あぁ、ここは家か」
美夜
「そうですね…」
九斗
「なんか元気ないな」
「大丈夫か?」
美夜
「いえ…ただの寝不足なのでお気になさらず…」
「とりあえず司令が寝ていた時の報告をします」
九斗
「あぁ」
美夜
「まず、司令が寝ている間に色んな能力集団が暴れ回っていたので、捕縛した後に拷問で仲間にしました」
「そんなに多くは居なかったので数は3000人程ですがね…」
「後東京二十三区と神奈川全域は勢力圏にしました」
「でも神奈川の方はまだ不安なので私の隊が復興と守備をしています」
「…以上で報告を終わります」
九斗
「あぁ、ありがとう」
「休んでいいぞ」
美夜
「失礼します…」
優
「美夜、お疲れ様」
美夜
「ありがとうございます…」
優
「なぁ九斗」
九斗
「どうした?」
優
「未来の俺ってキモくないか?」
九斗
「そうか?」
優
「だって、ずっと九斗にべったりだったんだろ?」
九斗
「そうだな…トイレも着いてきた」
優
「本当にメンヘラなんだな…」
九斗
「お前はああならないようにしてくれ」
「メンヘラはしんどい」
優
「なるわけが無いだろ…そんな奴には」
【次回へ続く…】
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