🩷💛 チェリまほパロ

何を寝ぼけていたのか「チェリまほ」と「だかいち」を間違えていました。頭の中ではチェリまほのつもりだったんですけども…なので作り直しました┏○ﾍﾟｺｯ

佐野・仁人共に30歳会社員設定です

仁人が30まで童貞設定です

今日は、俺の誕生日。今日で俺は30歳、俺の20代は経験することなく終了した。朝起きると母親と幼なじみの大智から

‘’誕生日おめでとう‘’

とLINEが入っている。

これで俺の誕生日イベントは終了だ。あとは、いつもどうり会社に行って仕事に行く。

そういえば、昨日会社で

『30歳まで童貞だと魔法使いになるらしいよ』

と誰かが言っていた気がすると思い出す。そんな馬鹿な話と思いながら重い足を進めた。

会社の道中には、大勢の人が行き交う交差点がある。あまり人混みが好きではない俺にとっては憂鬱だ。歩いていると、すれ違いざまに中年男性と俺の肩がぶつかる。

「あ、すいませn」 

と俺が言おうとすると

【たくッ…どこに目付いてんだよｯ】

(えっー…確かに不注意なところはあったと思うけど、そこまで言わなくてもいいだろ。)

そう思いながら人混みの中に入っていく。すると

【今日の小テストだるいなぁ】【今日こそは告白するぞ！】【うわｯ、明日雨予報じゃーん最悪】【お！新曲でてるじゃん】【この俳優さんイケメンだよなぁ♡】【おじぃさんはまた迷子か】

「なに？！なに！？これなに！！！！」

俺は、この日から俺は触ると人の心が読めるようになった。

そんなことが次の日、俺はいつもより早めに家を出て通勤ラッシュに当たらないように出勤した。もう、あんな体験はごめんだ。

会社に到着しひとまず一安心。エレベーターに乗ろうとすると

「あれ？吉田？」

と俺にとって珍しい声が聞こえる。

「あっ…佐野くん」

振り返ると俺の同期の佐野くんがいた。社内で彼のことを知らないやつはいない。社内実績はトップをキープ、人望がありオマケにドがつくイケメン。

「今日、早いんだね！何かあったの？」

「えっ？あぁ、ちょっと色々あって…」

 (人の心の声が聞こえるから人混み避けて来ました。なんて言えないしな…)

と思っているとエレベーターの到着音がなり、俺たちはエレベーターに乗った。同じタイミングで5、6人乗ったものの密接するまでの人数にはならなかったので安堵する。俺たちのフロアは14階だ。

(それまで、あんまり人数が増えなかったらいいなぁ。)

思っていると、数階上り人が数人入ってくる。その拍子に俺の肩が佐野くんの腕に少し触れる。

【うわぁ〜マジか！朝からラッキー…！エレベーターまで一緒なんて！】

(ん？佐野くんもしかして、このエレベーターに想い人がいる！？)

超エリートイケメンの好きな人なんて、こんなにワクワクするゴシップはないだろうとニヤニヤする。

(少しだけ…少しだけ…)

とバレないように佐野くんに触れる。

【ほんとに可愛い顔してるよなぁ。髪の毛もふわふわだし目もきゅるきゅるで…】

(うわぁ！めっちゃデレデレだ！髪がふわふわってことはパーマでもかけてるのか？)

と周りをキョロキョロと見渡していると、急にエレベーター内に人が押し押せてくる。

「うわぁ！」

と佐野くんが俺のことを壁へ押し倒すような体制になる。

「ごめん！吉田…大丈夫か？」

「あっ…えっと…大丈夫」

密着することで彼の心の声が流れ始める。

【うわぁぁ！！！近い近い！何これ、今日の運全部使い果たしたか？！】

(ん？)

【やばいよ。きゅるきゅるお目目に見つめられたらさ…どうにかなっちゃうよ、俺】

(見つめられたら…佐野くんの正面にいるのって

えぇぇぇぇ！！！お、俺？！！あのハイスペックイケメンの好きな相手が俺？！！な、なにかの間違えじゃ…)

自分で触れて確かめようとしなくても、人混みの多さから佐野くんとの密着度が増す。

【めっちゃ近づいて思ったけど、仁人っていい匂いだよなぁ。柔軟剤とか何使ってんだろう。】

(じ、仁人って…俺の名前！？ってか普段吉田呼びなのに！！)

などと思っていると

«ｷﾝｺｰﾝ»

と音聞こえ見ると14階に到着していた。エレベーター内のほとんどはこの階に用があるらしく皆スタスタとエレベーターを後にする。エレベーター内で色々あり ポカーンｯ としている俺に

「吉田？14階着いたぞ？」

と佐野くんが声をかけてきて ハッ！ とし俺もエレベーターから降り、職場へと向かう。

まだ、エレベーター内でのことが整理出来ていない。

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中途半端な終わり方ですみません。、

どうしてもやりたくなってしまいました。m(_ _)m

のんびりと作って行きたいと思っています。打ち切りの可能性も高いですが…