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それから1時間程外で気色を見た私はそろそろ飽きてしまいホテルに行こうと地図を見ながら歩いていた。
(徒歩20分って書いてたけどもう30分は歩いてるなぁ)
私は書いていた情報よりも時間がかかってしまい少し不安だった。
(なんだかどんどん遠くなっている気もしてきた…)
歩けば歩くほど道が暗く狭くなっている。
(誰か呼んだ方がいいかなぁ…)
そんな事まで考えているとスマホが揺れて誰かから電話が来た。
(誰だろう…って春千夜くん?どうしたんだろう…)
少しの疑問を感じながらもスマホの画面を開き通話ボタンを押した。
「もしもし…春千夜くんどうしたの?」
春千夜「今日マイキーが緊急集会するから5時にこいだって。」
「えっ!今日!」
(どうしよう…もう4時40分なのにここがどこかするも分からない…)
春千夜「どうかした?」
「あっいや実は今ホテルに向かってるんだけど道に迷っちゃって…」
春千夜「どこら辺にいるかも分からない?」
「うん…来たことないから、ごめんね多分集会遅れちゃうかも…」
春千夜「それなら俺迎えに行こうか?」
「えっ!そんな悪いし…」
春千夜「別に大丈夫。なんか目印になるもの教えて。 」
「えっえっとね、路地裏のなんだろう…
S・SMOTORS?って書いてあるって書いてあるお店?の多分裏口にいる。」
春千夜「あっそこ俺知ってる。」
「えっ!そうなの!」
春千夜「うん、だってそこマイキーの兄貴の店だから。」
私は思いもよらぬ返答に驚きながらも春千夜くんにありがとうといい電話を切った。
(まさか、ここだったなんて…)
前に真一郎さんが言っていた”お店”という場所がここだったことを知りしばらく驚いていた。
(でも春千夜くんが知っている場所で良かった。)
不安に思っていた心が少し軽くなって来た時に誰かの歩く音が聞こえて来た。
(だっだれだろう。)
私が少し警戒していると。
??「夏音、来たよ。」
(この声は…)
「春千夜くん?」
春千夜「そうだよ、何とぼけてんだ?」
「良かった暗くて顔見えずらかったから…」
春千代「そう、とりあえずここ出るぞ。 」
「うん!」
私は明日早に歩く春千夜くんを追いかけて行った。
春千夜「ここ出口。」
「こっこんなに明るいところに近かったのになんで気づかな買ったんだろう…」
春千夜「たしかに。」
「そうだ!集会、もう間に合わないよね…」
春千夜「いや、間に合う。」
「えっでももう4時50分だよ!?」
春千夜「じゃあなんでこんなに俺が夏音とところにすぐ着いたと思う?」
「たったしかに…」
(春千夜くんの家から私のいた場所までは走っても最低20分はかかるはず…なのになんで)
私が考えを膨らませていると
春千夜「正解はこれ。」
春千夜くんが指を指す方向を見るとそこにはバイクがあった。
「えっ!これって春千夜くんのバイクなの!?」
春千夜「そう、だから間に合う。」
「もしかしてこれに乗って行くの?」
春千夜「そう、だから後ろ乗って。」
「わっ私も!?」
春千夜「そうに決まってんだろ、ヘルメットもあるから被ったら後ろ乗って。」
私は片手で渡されたヘルメットを被り流されるかのように春千夜くんの後ろに乗った。
(これでどうするんだろ…)
捕まる場所はどこなのかと私がキョロキョロしていると。
春千夜「後ろは捕まる場所ないから俺の腰に手回して捕まって。」
「えっ!あっうん///」
私が恥ずかしながらも春千夜くんに捕まると。
同時に春千夜くんはバイクのエンジンをかけた。
春千夜「とばすからしっかり捕まっとけよ。」
「うっうん!」
私は少し捕まる力を強くし春千夜くんにピッタリとくっついた。
(こっこれから私どうなるの!?)
そんな初めてのことに同様しながらただただ春千夜くんに捕まっていた。
後書き
皆さんこんばんは!
昨日は沢山の♡ありがとうございました!
とっても嬉しかったです!
そして次回の♡数は25にします!
次の話も楽しみにしていてください!
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡25