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翌朝……
大多数の生徒があんずを取り囲んでいる。それは昨日の結果をみたら、当たり前だ。あんずはあの紅月を倒したTrickstarのプロデュースをした本人なのだから。
すると、教室から入ってきた北斗と真が何事だと言うかのような顔をしている。
「あっ!ようやくきた!遅いぞホッケ〜、ウッキ〜!」
スバルが慌てた顔をしている。
それと同様にスバルの後ろには悠(優)があんずから離れるよう、生徒に注意を行っていた。だが、その注意は意味をなしていなかった。
「ど、どうした?何があった?」
北斗が驚いた顔をし、スバルが説明する。
「なるほど、理屈は分かった…だが、、」
「どうしようかだよね~、、」
真が北斗に続くように話す。
「月丘くんの注意も全く聞いてないし………」
すると、1つに結んだ綺麗な紫髪をした青年が割って入ってくる。そうその人物は同じクラスメイトで紅月に所属している神崎颯馬だった。
「散れ散れ、貴様ら!刀の錆にしてくれようか!」
そう言いながら、刀を振り回す。
「おぉ、神崎。教室で刀を振り回すな、危ないぞ」
しかし、その奇行に驚いたのか、生徒たちが各々の教室に戻っていく。
「でも、お陰でみんな、怯えて逃げちゃったね〜♪」
悠が一息ため息をつく。
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今朝、颯馬があんずに向かって、生徒会室に来るよう蓮巳殿……蓮巳敬人が言っていたと、申した。
それを聞いていた、Trickstarと悠は同行することにした。生徒会で何があるか分からないし、そんな所にあんずを1人にはしてはいけないと直感的に思ったのだろう。
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生徒会室では案の定、生徒会長天祥院英智がいた。そして、生徒会のメンバー蓮巳敬人、姫宮桃李、伏見弓弦、そして衣更真緒がいた。
「ようこそ、夢ノ咲学院生徒会室へ」
その表情は笑顔だったが、どこか裏のある表情だった。
「ふふ。あんずちゃんを呼び出せば他のTrickstarのみんな、そして月丘さ…いやここは月丘くんかな? 」
悠は表情を変えずに心のなかで思う。
(……やっぱり、この人も”私”のことを知っている。)
周りがキョトンとする。
「話が逸れたね。ともかくみんな来てくれると思っだけれど、そのとおりだったね。」
英智はその後、ゆっくりできるように、弓弦にお茶を入れるよう頼んだ。生徒会室の中は、英智と桃李の話し声しか聞こえなかった。それもそうだ、 敬人と真緒は黙ったままだから。
すると、北斗がこの場の空気に終止符をつけるように強気で話す。
「要件を聞きたい」
「くだらん用事なら帰らせてもらうぞ、生徒会長」
「ふふ。そう突っぱねるものじゃないよ」
「僕は君たちと親睦を深めたいんだから」
そう言うが、今まで生徒会が行った経緯から、そう簡単に信じられない。
「俺は、おまえら生徒会と馴れ合うつもりはない。茶飲み話をするだけなら、ここまでだ」
「帰るぞ、おまえら」
北斗が振り向くと、スバルが、ここキラキラしたものいっぱいだから、もっと見たいな〜と言うが、真は言葉が震えるほどに緊張していた。
その光景に北斗が呆れていると、
「ふふ。面白いね、君たちは」
「僕はずっと君たちのような革命児を待ってたんだ」
北斗がまた、英智のほうを振り向く。
「…どういうことだ?」
その返しに英智が自分も若いくせに若い子はせっかちだなんとか言いながら、単刀直入に述べる。
「…とりあえず、Trickstarは解散しなさい」
場が静まり返る。
「……………!?」
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その後、英智の説明によれば、北斗とスバルはfine、真はKnights、真緒は紅月に所属するよう命じた。返答は早めにしてほしいとのことだ。
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Trickstar、あんず、悠は屋外ステージにいた。
fineが野良試合(B1)を行い、何かの発表を行うらしい。
この場の空気は少し重かった。
あの英智の発言に真緒は一番真剣に向き合っていたからだ。だが、真緒の意見もある意味正しいのかもしれない。これからのアイドル人生では、強豪ユニットに所属していたほうが利益もあるからだ。しかし、それ以外にも生徒会長が何をしでかすか分からないからだ。
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みんなでこれからのことについて話し合っていたら、あっという間にライブの時間になった。
fineがステージに上がる。
その途端、一気に場が華やかになる。
「………」
その光景にTrickstar、あんず、そして、悠も思わず息を呑む。
すると、英智が話し出す。
その話は、夢ノ咲学院の生徒ほぼ全員に対して魅力的な提案だった。
年末の日本一のアイドルを決める一大イベントSS。本来は問答無用で、fineの出場だが、今回は一味違うらしい。
今年は、トーナメント式でSSの代表者を決めるドリフェス、DDDを行うと大々的に宣言した。
DDDの開催は今週末、1週間もない。
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