テラーノベル
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𝕊𝕠𝕣𝕒☁️🫧💙
ボコッ
ク「痛ッ、おい、何してくれんだよ?」
渡「…お前こそ、」
ク「は?」
渡「涼太に、手出してんじゃねぇよ!」
今まで見た事ないくらい翔太が怒っていた。昔からずっと優しくて、ずっと隣に居てくれたから、こんな翔太なんて見た事ない。…俺を、守ってくれてる。
先「おい!何してんだ!」
ク「先生!渡辺くんが殴ってきた!」
渡「…チッ、」
先「おい、渡辺!こっち来い!」
渡「はぁ…、」
翔太は何も言わず、先生に着いて行こうとした。…翔太は何もしてないのに…、
宮「待って、」
先「宮舘?何だ?」
宮「翔太…、渡辺さんは、何もしてない!俺を、守ってくれただけです!」
先「本当か?渡辺。」
渡「…ふん、」
宮「だから、話するなら、俺からにして下さい。」
ク「いやいや、渡辺くんでしょ!」
先「黙れ。…分かった、宮舘、来い。渡辺達はここで待ってろよ?」
宮「…はい、」
渡「涼太…、」
宮「俺は大丈夫、」
渡「ッ…、」
…
先「で、何があったんだ?初日から。」
宮「俺…、虐められてたんです。中学生の時に。」
先「そうなのか、」
宮「俺を虐めてたのはあいつです。中学の頃、俺がΩだからって、何度も性暴力を…、」
先「…先生には?言ったのか?」
宮「言いました。でも、相手になんてなってくれなかった。渡辺さんは、俺の幼馴染です。今日、再会しました。渡辺さんは、俺を守ってくれただけなんです。」
先「あいつは、またお前に性暴力を?」
宮「…そうです。」
先「分かった。」
宮「…、」
先「大丈夫、先生は見捨てたりなんかしない。1回、話を聞くから、あいつとは別の部屋で待っときな。」
宮「はい、泣」
結局、あいつは退学。翔太は殴った事は事実なので、1週間の停学。俺はお咎めなしだった。ろくにお礼も出来なかった。
宮「翔太…、」
…
1週間後、翔太が学校に復帰した。翔太が人を殴ったという噂は瞬く間に広がっていて、誰も翔太に近付こうとしなかった。
宮「翔太、」
俺は居ても立っても居られなくなって、翔太の傍に行こうとした。
ガシッ
宮「…何?」
ク「あいつに近寄って大丈夫かよ?人、殴ったんだぜ?」
ク「本当だよ、やめときなよ笑」
宮「…、」
ク「ほら、次移動だろ?行こうや!」
宮「ごめん、先行ってて。」
ク「…大丈夫?」
宮「大丈夫。翔太は、悪い人じゃない。」
ク「そうかよ、」
ク「先行くからな、」
宮「うん、ごめんね、」
…
宮「翔太、」
渡「…大丈夫なの?俺に近付いたら涼太まで嫌われるよ。」
宮「翔太は悪くない。皆、分かってないだけ。」
渡「…そう、」
宮「…守ってくれて、ありがとう。」
渡「いや、守れてないよ。」
宮「…?」
渡「中学生の時からあんな事されてたの?俺が守れたのは高校生の涼太だろ。てか今も、結局涼太の友達奪うような感じになってる、」
宮「…、」
渡「俺、守るって誓ったのに。」
宮「…守られてるよ。俺は、友達が居なくなるより、あの性暴力の方が辛いよ。友達が居なくなるより、翔太が居ない方が辛い。」
宮「俺にも、守らせて?翔太が俺を守ってくれてるように、俺、翔太を守りたい。だから、一緒に居ようよ。」
渡「涼太、」
宮「…何?」
渡「俺に、これからも涼太を守らせてほしい。まだまだ弱いけど、ちゃんと涼太の事、守るから。涼太と会えない期間、ずっと考えてた、涼太の事。」
宮「俺も、翔太の事、ずっと考えてた。これからも、俺を、守って下さい。」
渡「…任せろ、」
誰も居ない教室で、授業をほったらかして、俺達は甘いキスをした。
その時、俺の手からミサンガが落ちた。
宮「あ、切れちゃった…、」
渡「これ…、」
宮「そう、翔太がくれたやつ。」
渡「まだ付けてたのかよ、」
宮「そりゃそうでしょ。」
渡「ミサンガってさ、願い込めれるんだよ。切れた時に、その願いが叶う。」
宮「へぇ…、じゃあこれにも願いがあったって事?」
渡「そりゃな、」
宮「え、何何?」
渡「教えねーよ、」
宮「けち!」
渡「うるせぇ、///」
宮「まぁ、こんな感じだよね。」
渡「その後は、普通に涼太の事抱いて、番になった。」
宮「そうだね…、てか、そろそろ教えてよ。ミサンガの願い。」
渡「はぁ?やだよ、」
佐「俺っちも知りたーい!」
ラ「僕も!」
向「しょっぴー、シャイボーイやからな!」
渡「はぁ!?///」
宮「翔太?教えてよ。」
渡「はぁ…、」
渡「涼太とずっと一緒に居られますように、だよ!///」
宮「!///」
目「やば!翔太くんめっちゃ可愛いじゃん!」
深「園児で?その願い?翔太、めっちゃかっこいい!わら」
岩「叶ってるし、」
渡「もう良いだろ!///」
阿「2人ッ!尊い…、」
…
それぞれ皆、過去の事情はある。それでも、今は幸せ。それだけで、良い。
阿「皆、出会ってくれてありがと!」
過去の記憶は解けないけど、今の幸せの為に過去はあったんだな、
岩「辰哉、ずっと一緒だから、」
深「照、俺も離さない、わら///」
渡「涼太は俺が守る、一生、」
宮「翔太、ずっと傍に居て。」
目「亮平、愛してる。」
阿「蓮、愛してる。」
佐「熱いね!!」
ラ「皆、お幸せに!」
向「お幸せにやな!」
過去の記憶は解けないけど、解けないからこそ今がある。今の幸せを、ずっと噛み締めていたい、そう思った。
コメント
1件

お互い大切に思うからの行動だね。 お幸せに🥰