テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
43
2
葵 .
コメント
3件
ありがとうございます♪ ほんまにかわいいです(#^.^#)
あーもう、これは反則級の甘さだわ……! こさめが寝てると思って「好き」って呟くシーン、こっちまで照れる。てかすち、起きてたんかーい! しかも「聞いた」って後ろから抱きしめられるとかずるいよな。最後にこさめが自ら「好きだよ」って言い直すとこで完全にやられた。もっとこういう二人の甘々な日常読みたいです! 🔥
『寝てると思ったのに』
静かだ。
昼下がり。
窓から入る風がカーテンを揺らしている。
ソファでは、すちが眠っていた。
こさめは隣に座ったまま、その横顔を見つめる。
規則正しい寝息。
動かないまつ毛。
完全に寝てる。
……ように見える。
すちはよく言う。
好き。
かわいい。
大事。
恥ずかしくなるくらい、何度も。
でも。
こさめは言えない。
付き合っているのに。
ちゃんと好きなのに。
言葉にするとどうしても恥ずかしくて。
だから。
こういう時だけ。
こさめはそっと身を寄せる。
🦈「……すち」
返事はない。
当たり前だ。
寝ているんだから。
少しだけ安心して。
小さく息を吸う。
🦈「……好きだよ」
ぽつり。
誰にも聞こえないくらいの声。
心臓がうるさい。
たったそれだけなのに。
🦈「……ほんとに」
もう一回。
今度は少しだけ笑って。
🦈「……大好き」
言えた。
ちゃんと言えた。
なんだ。
意外と簡単じゃん。
そう思った瞬間。
後ろから腕が回ってきた。
🦈「っ!?」
🍵「聞いた」
🦈「うわぁっ!?」
飛び上がりそうになる。
🦈「す、すち!?」
🍵「うん」
思いっきり起きてる声。
こさめの顔から血の気が引く。
🦈「……起きてたの」
🍵「途中から」
最悪だった。
逃げようとする。
でも。
ぎゅう。
抱き締められて動けない。
🦈「ちょっ、離して!」
🍵「やだ」
🦈「なんで!」
🍵「好きだから」
即答。
🦈「……っ」
顔が熱い。
絶対熱い。
🍵「……こさめちゃん」
🦈「なに」
🍵「もう一回」
🦈「やだ」
即答。
🍵「なんで」
🦈「恥ずかしいから!」
🍵「さっき言ってた」
🦈「寝てると思ったから!」
🍵「残念だったね」
全然残念そうじゃない声。
むしろ嬉しそう。
こさめは顔を隠す。
でも。
すちは離してくれない。
🍵「……ねぇ」
🦈「なに」
🍵「もう一回」
🦈「言わない」
🍵「好きだよ」
🦈「うぅ……」
反則だ。
いつもそうだ。
🍵「好き」
🍵「大好き」
🦈「……//」
🍵「こさめちゃん」
🦈「……なに」
🍵「好き」
何回言うんだ。
本当に。
でも。
その声が嬉しくて。
悔しい。
すちは少しだけ抱き締める力を強くする。
🍵「……ちゃんと聞けてよかった」
ぽつりと言う。
こさめはますます顔を隠した。
しばらく沈黙。
それから。
本当に小さな声で。
🦈「……すち」
🍵「なに」
🦈「……好き、だよ」
🍵「……」
今度はすちが固まる。
数秒。
そして。
ぎゅううう。
🦈「苦しい!」
🍵「ごめん」
全然ごめんと思ってない力。
🍵「好き」
🦈「もうさっきも言ったでしょ!」
🍵「嬉しかったから」
🦈「うぅ……」
結局。
顔を真っ赤にしたまま、
こさめはしばらく解放してもらえなかった。
リクエストありがとうございましたぁぁぁぁぁぁ
リク待ってまぁあぁす((