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山形「ハァッハァッ!」
俺は山形。東北勢no2だ。まぁ、no2つっても宮城と俺じゃ戦力に差があり過ぎるってよく言われるけど。俺もそう思ってたし、自分の非力さを実感していた。「はずだった」。突如襲来してきた中国地方の奴らに俺等”東北”は壊された。
秋田と福島が死亡。青森が重症。
秋田と福島…彼奴等は”東北”という枠組みを超えた仲間だったんだ。そう、仲間だ。
ん、仲間か?仲間?仲間か?仲間って
なんなんだ?
そもそも死ぬやつが悪いんだよなぁ?
何なんだ?なんでこうかいなんかしてるんだ?おかしいね?なかまなんていらないのに。じぶんがつょけぇればイイnぉ²ぃ゙
山形「あうあうあっっっ!」
気絶していた長崎と熊本が目覚める。
長崎の目には気絶する前とはまた違った光景が広がった
長崎「あれはっ!?山形?なのか?」
熊本「何か体に纏っているぞ!」
山形の体の付近には、明らかに近づいていてはいけない雰囲気が漂い、透明なはずの空気が何故かその時だけは重々しい漆黒のように彼らには見えた。
長崎「まさか!」
熊本「どうした!?」
長崎「山形の体に群馬が宿ったかもしれない…」
熊本「群馬が?。でもたしかに群馬の姿がみあたらないな。」
長崎「いいか、よく聞け。群馬に俺達が一瞬でやられてしまったのは仮の姿だ。完全な力は出し切れていない。しかし、群馬には肉体を乗っ取る(受肉)能力がある。」
熊本「つまり、群馬が山形の体を乗っ取ったってわけか?」
長崎「そうだ。受肉した器の強さが良質であればあるほど力が倍増される。」
熊本「乗っ取りを解除する方法はないのか?」
熊本は脳裏によぎる最悪の事態を考えながら恐る恐る問いかけた。
長崎「ない…。山形を殺すしかない… 」
熊本「どうやって勝つんだよ…」
長崎「”あれ”をやる。」
熊本「あれをか?だがまだ未完成だぞ!?」
長崎「ここで殺されるよりかはましだろう?やるしかないんだ。やられないためには。」
熊本「分かった。」
“群馬”「おお?なんだ?くるのか?」
熊本「コンビ闇魔法!」
長崎「ダークネスインパクト・界」
群馬「ぐはぁっ!」
群馬「確かに痛かった。だが…その程度なのだ。」
熊本「は?くらってn」ブシャー
長崎「あ?」
長崎の眼の前にはもう、熊本はいなかった。
長崎「熊本?おい!しっかりしろ!熊本!!!!」
息は……なかった
長崎「お、終わった…勝ちようもない。相棒も死んだ…」
群馬「惨めだな。実に惨めだ。これで貴様も相棒のもとに送ってやるよ。」バーーン
長崎「痛っ…くない?」
福岡「はぁ、危なかったちゃね。」
群馬「誰だッ!貴様!」
福岡「名前?まぁ、貴様を倒す者とでも言っておこうかな…」
群馬「小賢しい真似をしよって!」
つづく