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こんにちはねねかです〜〜〜!!!
今回はなんと、あのなな🍏🐥🪽さんとなななさんとコラボさせていただくことになりました〜〜〜!!!
大尊敬してるお二人とコラボさせていただくということでとても緊張しながら小説を書かせていただきました…!!!
こんな貴重な機会をいただけてもう嬉しすぎてお二人には感謝しか湧かないです…!!
なな🍏🐥🪽さんもなななさんも読んでくださる方々ももうみんな大好き〜〜〜!!
いつも不穏な作品ばかりですが、今回はめちゃくちゃ甘々になったはず……
お二人のフォロワー様も私のフォロワー様も、皆様が楽しんでいただけたら幸いです…!!!
このお話は若井さん視点でお送りする第2話ですが、涼ちゃん視点の第1話はなな🍏🐥🪽さんが書いてくださってるので、そちらも併せて読んでいただけたら嬉しいです…!!!
3人で付き合っていて若井さん受け……みたいな設定です〜〜!!
「5本目〜」
「ん”っ…」
もう5本目にもなる粉状の媚薬を、なんとか喉の奥まで流し込む。
3本目あたりまでは全然いけるかも、とたかを括っていたが5本目ともなってくると身体に影響が色濃く出てくる。
「若井大丈夫そ?笑」
身体が熱くなるのを感じながら、少しふわふわしてきた頭でぼーっと宙を眺めていると俺の顔を覗き込みながら元貴が話しかけてくる。
「だ、大丈夫だしっ!眠くなってきちゃっただけ…」
まだ5本目だ。元貴と涼ちゃんのことだからまだまだ媚薬のストックは尽きないだろう。
こんなところでへばるわけにはいかないと、火照った顔を仰ぎながら眠くなってきただけと必死に誤魔化す。
「ふ〜ん…?」
俺の様子をまじまじと見つめながら、にやにやした顔で笑っている。
こいつ、俺の様子を見て楽しんでやがる……
俺と同じ数の媚薬を飲んでいるはずなのに、余裕な表情を崩さない元貴を軽く睨んでいると涼ちゃんの明るい声が聞こえた。
「じゃ、気を取り直してゲームでもしますか〜!」
そう言いながら、どこからか取り出してきたゲーム機をいそいそとテレビに繋いでいる。
「若井、いける?」
コントローラーを俺に手渡しながら、涼ちゃんは俺に問いかけてくる。
「だい、じょうぶ……」
ほんの少しの強がりを見せながら、渡されたコントローラーを両手に構える。
「んふふ、そうこなくっちゃ…♡」
元貴は赤色のコントローラーをくるくると回し、俺の隣に腰掛けながら目を細めて笑った。
涼ちゃんと元貴に挟まれながら、某ゲーム会社の新作、某マリオカートを開始した。
「げっ、元貴甲羅投げてくんなよ…!」
「あ、涼ちゃんコースアウトした笑」
「若井、僕が取ろうとしてるコイン取らないで〜泣」
始める前は正直きちんとコントローラーを握れるのか心配していたが、ゲームに熱中するうちに媚薬でふわふわしていた頭が働くようになってきた。
身体の底から感じる熱もゲームへの熱に置き換わり、媚薬を飲んでいることすら忘れてゲームにのめり込んだ。
「っしゃ〜〜!!俺の勝ち!!!」
その場で立ち上がって思わずガッツポーズを決める。
ゴール付近まで接戦を繰り広げていたが、ゴール直前で2人を抜かし1位にの栄冠を手にすることができた。
「あ〜、負けちゃった〜…」
最下位が確定してがっくしと肩を落とし、項垂れている涼ちゃんのしぼんだ声が聞こえる。
そんな涼ちゃんの様子を、ドヤ顔をしながら上から見下ろす。
今日はなんだか調子が良い。
悔しそうな顔をしている涼ちゃんを横目に勝利の余韻に浸っていると、元貴にぐいっと腕を引かれた。
「若井」
「ん?なに、もと…」
元貴の方に顔を向けると、ぐっと引き寄せられて元貴の腕の中にぽすんと収まる。
「…?」
どうしたのかと思い、元貴の表情を窺おうと上を向くとすぐ目の前に元貴の瞳があった。
吐息がかかるほどの距離に、ドキドキと鼓動が速くなるのを感じる。
「こっちも、忘れてないよね…?」
そう呟く元貴の手には、媚薬入りの袋が5個ほど握られていた。
個包装になっている媚薬入りの袋を開けた後、顎をそっと掬われて口を開けるよう促される。
「ほら、あーん」
小さく口を開くと、サラサラと甘い粉を口の中に流し込まれる。
一つ、二つと口の中に粉を流され、口内が甘ったるい味で満たされる。
その甘さに顔を顰めていると、両手で頬を包まれる。
ちゅっと軽いリップ音が鳴った後に、元貴の唇が俺の口に重なった。
「あっまいね…♡」
媚薬よりも甘い元貴の声が脳内を支配する。
心地の良い元貴の腕の中で過ごしていると、涼ちゃんの優しい声が聞こえた。
「おいで若井。僕も飲ませてあげる」
元貴の隣で両手を広げて待機している涼ちゃんの姿が目に映る。
元貴の腕の中から離れて涼ちゃんの腕の中に飛び込むとぎゅっと抱き締めてくれる。
「ふふ、可愛い」
元貴と同じ数の媚薬を持ちながら、俺の頭をよしよしと優しく撫でてくれた。
上を向いて口を開くと、零れてしまわないようにゆっくりと飲ませてくれる。
「ん”、あま……」
流石に一気に10袋近く飲んだせいで、口の中に信じられないほどの甘さが広がる。
あまりの甘さに耐えられなくなり舌を出そうとするも、そうする間もなく涼ちゃんに口を塞がれる。
俺の口内に残る甘さを絡めとるように、舌を絡ませて深いキスを繰り返す。
「はっ、ぅ、んぅぅ……♡」
涼ちゃんから与えられる刺激に溺れていると、散々俺の口内を乱して満足したのかゆっくりと唇を離される。
「べ、しないの」
そう言って、俺の唇に指を優しく当てた。
初めて見る涼ちゃんの仕草にドキドキしてしまいぽかんと口を開けていると、残りの一袋をそのまま口に流された。
ほんの少しすると、媚薬が効き始めてきたのか先ほどとは比べ物にならないほどの身体の火照りを感じる。
「真っ赤になっちゃって……可愛いね……♡」
俺の頬に触れながら、うっとりとした表情でこちらを見つめてくる元貴が映る。
冷たい元貴の手が気持ち良くて、すりすりと頬を擦り寄せる。
「じゃあ僕らも飲もっか〜」
律儀に俺と同じ量の媚薬を飲んでくれるらしく、2人して一気に袋を破いて10袋を一気飲みしている。
俺の同じ量飲んでるはずなのに、なんでこんなに平然としてられるんだよ……
「よ〜し、もう一回戦やろ!」
もうすでに媚薬で朦朧としてきた中で、涼ちゃんが恐ろしい一言を告げる。
「うぇ、まだやるの……」
媚薬のせいで身体が疼いてしょうがない俺としては、もうベッドに行って楽にして欲しかった。
縋るように2人を見つめるも、そんな俺の様子にはおかまいなしに話を続ける。
「当たり前じゃん。まだ始めたばっかだよ?」
「もう降参、なんて言わないよね…?」
元貴と涼ちゃんに両側から詰め寄られ、ドキドキしながら思わず後ずさる。
「これに勝った人は明日1日好きなことして良いってルール、忘れちゃった?」
涼ちゃんの言葉で媚薬を飲む前の記憶を思い出す。
「う”っ…」
そうだ、そのルールがあった。
そんなルールなければもう降参してしまいたいところだったが、明日1日好きなことして良いと言われたら話は別だ。
「ま、だいけるし……」
負けられない、今回ばかりは俺だって……
俺の心に小さな火が灯る。
まだいけるとは言ったものの、一つだけ確認しておきたいことがあった。
「そ、そもそも媚薬どんだけあるの…?」
元貴と涼ちゃんは、おそらく媚薬の量を知っている。
俺だけ知らないのは何となく不利だし本当に終わりがあるのか心配になったためおそるおそる聞いてみる。
「え〜っと、合計300本買ったから、1人100本になるかな?」
またしても、涼ちゃんが残酷すぎる一言を発する。
「は、ぇ……」
100本…100本!?!?
流石に正気を疑う量を提示され、脳が処理しきれないというように悲鳴をあげている。
おそらく、まだ5分の1も飲んでいない。
それでこの効き目。
あまりの途方のなさにフラフラしてきた俺の身体を元貴がぎゅっと支える。
俺の耳元で、楽しそうな元貴の声が響く。
「まだまだ、楽しみは始まったばかりだからね…♡」
長くてすみません泣
なななちゃん、ゲーム中に敏感になってきてる若井さんの身体に少しずつ触れる2人……みたいなシチュお願いしたいです…!!!
コメント
55件
ふふふふふふふふふふふふふふ((((殴 あらすいません……気持ち悪い笑い声が出てしまいましたわ😊 はい、まず最高っす先輩好きです💕💕ねねかさんなんでそんなにいい話が書けるんですか??もう何もかもが最高👍媚薬はもうね、はい媚薬が出てくる時点で最高なのは確定しているんですよね!あ、ねねかさんが書いてくれてるだけで最高なの確定してた(笑)私の才能がゴミに思えてきた😭ありがとうございます感謝です🙇
この作品の続き楽しみだったのよぉねねかさんがコラボするなんて夢にも思ってなかった推し×推し×推しは熱いコラボだー!楽しみにしていた続きが尊敬しているねねかさんって私をこ〇す気なんですか?もうね最高すぎて天国下見しに行きそうになったよwこれからも続き楽しみにしています!
うわわわ……凄い♡♡ブラックのイメージ強くて(←失礼)ねねかさんの甘々文字に脳が溶けるかと思いました♡♡ふたりの飲ませ方もどちらも優しく甘々ながらも、ふたりらしい飲ませ方に拝読中ドキドキキュンキュンでしたよ!!(←ごめんなさい、語彙力どっかいきました、無さすぎてすみません、笑) 繋がりもなんの違和感もなく拝読出来るのは、ねねかさんの執筆力の凄さですよね。本当に凄いなと思いました♡♡