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皐月side
なーんか嫌な予感するんだよな…、例えば街の見回りとか……
嫌ってことないけど…、喧嘩は出来ればしたくない、だって汚いだろ?潔癖症な俺は絶対嫌だね、同じ空気も吸いたくない。
1度帰ったがやっぱり気になって誰も居ない屋上まで来るとすれ違いなったであろう地上では風鈴と獅子頭連のヤツらが対面してるのが見えて
俺は溜息をつきながらグラウンドへと向かった…。
ほれみろ、面倒事になった……。
影から聞いてみたが喧嘩がしたいだけの頭取の兎、それを尊重するかよのように頭を立てる亀。本当に変わっちまったな…。昔の様な光は一切ない。まぁ梅宮が何とかしてくれるか……。
兎耳山「ねね!さっちゃんの姿見えないけど何処にいるの??」
梅宮「皐月なら帰ったぞ」
兎耳山「えー!?俺の感が正しければまだココに居るよ」
皐月『あー、うるせーな。お前の声大きいから小さく知ろっつったろ』
兎耳山「!さっちゃん!!」
そう言って兎耳山は俺にしがみついてきた。
皐月『だー、わかったから、しがみつくのよせや、いい加減重い。』
兎耳山「そー言いながら払わないさっちゃん好きだよ!」
桜「…アイツらどうゆう関係だ??1人は風鈴の制服着てるぞ…?」
梅宮「まぁー、皐月はタラシなのさ」
桜「…タラシ?」
楡井「さ、桜さん!タラシの意味はですね相手を虜にしてしまうことだそうです!昔は騙す事と言ったそうですが…皐月さんの場合はそのまま虜にしてるようです…。」
蘇芳「ははっ、桜くん顔真っ赤だねぇ」
桜「う、うるせぇー!虜とか!意味わかんねぇ!!」
兎耳山を落ち着かせながら会話を聞いてた俺は1年生達に振り向いた。
皐月『何だか面白そうな話してんな』
そう話すと白黒頭の奴は喧嘩体制に入り金髪は咄嗟に止めようとしながら茶髪?赤髪っぽい眼帯1年はニコニコと止める気がないらしい。
白黒「何だ、やんのか?」
皐月『…モノクロ君さぁ、この状況で風鈴同士でやるとか頭沸いてんの?喧嘩吹っかけられてんだよ?お前ら1年も関係あるならちゃんと相手の方を向けよ』
誰が遮ったんだよ!!?
皐月『あ、喧嘩するなら俺以外で頼むわ。俺アレルギーあるし喧嘩とかしたくない。』
兎耳山「えー!?さっちゃんと喧嘩もしたかったのに……」
皐月『お前の喧嘩相手は梅宮だろ?決まったもんはやるしかねーだろ』
兎耳山「ならさ、ならさ!さっちゃんうちに見に来てよ!」
皐月『…えぇ』
梅宮「確かに皐月が来てくれるなら俺ら頑張れるな!!」
皐月『意味わかんねー』
桜「なぁ、アイツそんな凄いやつなのか?」
楡井「アイツとか言わないでくださいっす!皐月さんはまず、自ら喧嘩には入りません。梅宮さんが喧嘩してても絶対喧嘩しません。でも噂だとある事を言ってしまうと逆鱗に触れてしまうとか何とか……」
桜「はぁ?あんなふざけたヤローが??」
楡井「だぁー!噂でも確かに皐月さんは柊さん達が喧嘩してても何もしなかったんです!その場に居ても動かなくて余裕の笑みを浮かべてたらしいんす!」
桜(こんなふざけた奴が?ふざけんな、タイマンで俺がどんだけ強いか知らしめてやる…)
皐月(うーん、今年の1年には勘違いされてるな…喧嘩をしないじゃなくて、好きでしたくないんだよなぁ、俺ちょっと潔癖症だし、アレルギー持ちだし。まぁ、やる時はやるよ、その為の奥の手みたいなもんだから…)