テラーノベル
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強く握りしめた手を解くと、涼太は火照った顔を半分隠して上がった息を整えようと大きく息をした。
汗ばんだ白い肌が艶っぽくて、鎖骨から指をそっと這わせる。
「…っん」
僅かに身じろいで、まだ熱を帯びた瞳をこっちに向けると視線がぶつかった。
「…しょうた?」
少し幼い口調で名前を呼ばれてきゅんとする。
オレが付けたアザのような跡をなぞって、精液で塗れた腹部へと指を滑らせた。
「ん……っ、なに…」
「どっちのかわかんねぇなw」
パレットで絵の具を混ぜるように、指先でくるくると涼太とオレの体液を混ぜ合わせる。
「何やってんの…」
「ひとつにしてんの」
「?…わけわかんない」
オレの奇行を呆れた様子で見ていた涼太が、ベッドの棚に腕を伸ばしてティッシュを掴んだ。
「遊んでないで。拭くよ?」
「わりぃわりぃwオレが拭くから」
涼太が掴んだティッシュ箱から適当に何枚か引っ張り出すと、腹の上でドロドロに混ざり合った精液を拭き取る。
「量もすごいわw」
「うるさいぞ?」
大方拭き取って、涼太の脚に跨ったままだったことに気づく。…というか、むしろ座ってた。
「涼太、重くなかった?」
涼太の脚の内側に体を移動させながら声をかけると、怪訝な顔を向けながら、
「…翔太軽いし平気だけど……。何でそっちに移動した?」
覆い被さる態勢になって、涼太の手を取ると、指を絡めて顔の横へ押さえつけた。
「翔太?」
まじまじと見つめて、ゆっくりと唇を重ねる。
最初は音を立てて唇を啄むように。
だんだんと深く、舌を絡める濃厚なものに。
唇が離れると、また見つめ合う。
こんなに丁寧なキス、したことあったっけ?
「なに、翔太…。なんか…」
「なんか、何?」
「…ドキドキするんだけど」
「くはっ♡可愛いな、涼太」
首筋にキスをして、舌を這わせる。
キスを繰り返しながら耳朶を甘噛みすると、熱い吐息とともに耳の形を舌でなぞった。
「んっ、…ぁ!っん、ん…っ」
小さく声を漏らしながら、絡めた涼太の指に力が込もる。
「感じる?涼太…」
「ん!翔太…っ」
耳元で囁くと、ぴくんと身体を震わせて肩を竦めた。
続けてしたことなかったけど、今日は何だか…ムラムラ?ドキドキ?が止まんなくて、輪郭をなぞってキスしながら胸の先端を摘み上げた。
「んくっ♡ん…っあ、んんっ」
硬くなった乳首を指先でコリコリと摘んで舌先を這わすと、涼太の厚い胸板がビクンと跳ねる。
「あっ!あ…っ、んあっ♡」
「乳首、紅くなっちゃった♡」
「んっ♡…っ翔太が、弄るからだろ…っ」
「涼太がココいじられるの好きなんだろ♡」
パクリと吸い付いて、舌先で乳首を転がすように弄ると、涼太の胸がビクンビクンと跳ねる。
「あっ!しょ、ぉたっ♡それっ、気持ち、ぃっ」
「そうだろ?また勃ってきたもんな♡」
「や…っ!」
再び熱を持って主張し始めた涼太の自身にそっと手を添わせると、ぴくんと脈打って悦ぶ。
「…そう言う翔太だって、勃ってるし」
「涼太がイヤラシイからだろ♡」
「そんなこと…っ」
自身に添わせていた手を最奥へ滑らせて、さっきまでオレのを咥え込んでいた穴へ挿入する。
「ぃあっ!や、だ…っ!翔太……っ」
「嫌なの?」
「違くて…、ローション、使って…っ」
「ああw わりぃ。取って?」
「もう…。あと、コレも」
枕元に乱雑に投げたローションとスキンを手に取って、涼太がオレに手渡した。
…そういえば、またゴム着けてなかったっけ。
「今日は怒んないの?」
「?何が?」
「いや、ナマでやっちゃったから…」
「?」
「あ、中出ししてないから?」
「なんのこと?」
?話が全然通じねえ。
「いや、この前…怒ってなかった?その、ゴム着けずにしちゃったじゃん?」
「!あー•••、いや、怒ってないんだけど…?」
「え?そうなん?!」
怒ってない、なら、なんだったんだあの態度…。ひょっとして、阿部ちゃんとふっかが言ってたのが正解なのか?
「怒ってるように、見えたならごめん…。ちょっと、動揺したっていうか……ド、ドキドキしたっていうか……」
ゴニョゴニョと口許を隠しながら顔真っ赤にしてる涼太が可愛いんだが。
そうか、オレの勘違いだったんだ…
恋人の涼太のこと、やっぱりちゃんとわかってなかった。
幼馴染の涼太のブチギレ態度と恋人の涼太の羞恥の態度は表情をよく見ないとわかんねぇ。
あの時暗かったのもあって顔よく見てなかったな…(反省)
「…そっか。そうだったんだ。オレお前がブチギレたんかと思ってた」
「ごめん…。気持ち良かったなんて、恥ずかしすぎて…」
「え、そうなん?!気持ち良かった?」
「ぅん…っ。も、言わないでっ!」
「いや、聞きたい!え、ナマがいいってこと?」
「そうじゃなくて!なんか、いつもと違って、興奮したっていうか…、翔太が感情ぶつけてくれたのが、嬉しかった?みたいな…」
マジか。
え、阿部ちゃんとふっかすごくね?
ほぼ2人が言ってたことまんまなんだけど。
『お子ちゃまww』
2人の声を揃えたあの言葉が、オレの頭の中に映像と共に蘇った。
コメント
1件
ゆり組も最高レベルで良かったです💕💕 うはぁ…尊い(◜¬◝ )♡