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つえー短編集！

第11話 - 👻🔪×🥷🔫､🐝🤣×💡

501

2025年07月09日

#にじさんじBL

#めちゃつえー

#めちゃつ🅰️

#MECHATU-A

あうるさん｡

【あてんしょーん】
・nmmn

・BL表現を含む二次創作

・地雷さん回れ右

👻🔪 × 🥷🔫､🐝🤣×💡

(微💡×🥷🔫､👻🔪×🐙🌟有)

👻🔪､🥷🔫､💡､🐝🤣▶︎高３

🐙🌟▶︎教師

センシティブ表現皆無｡いろいろ重めな場面あり(主に🐝🤣と💡)

珍走団出てきません｡

流れが変でややこしい

なんでも許せる方のみいってらっしゃい👋

──────────────────

🥷🔫side

朝1人でコンビニのパンを食べながら歩いていると､誰かにとん､と肩を叩かれる｡

👻🔪 : おはよ､カゲツ｡

🥷🔫 : おはよ〜

💡 : オレも居るんだけど〜？

🥷🔫 : 伊波もおはよ

💡 : おはよ！！

僕ら3人は幼稚園から今までずっといっしょ｡

ロウに関しては家も隣だ｡伊波は遠いというほどでは無いが､ロウほど近い場所には住んでいない｡

👻🔪 : てかまじ眠いんだけど｡寝るからノート見せてくんね？

💡 : それオレらにメリットなくない？

👻🔪 : …………まぁまぁまぁ、汗

👻🔪 : 知らんふりしてもろて

💡 : こいつまじぶっとばしたいんだけど

10年以上仲良くしてきたのに最近こいつらの仲が悪い｡

まぁ昔からたまにロウが伊波のもの食べたりしてたからまたその類いだろうなとは思っている｡

──────────────────

💡side

🥷🔫 : …はい､伊波

💡 : ありがと、

古文の小テスト｡オレたちは席が前後なのでカゲツがプリントをくれる｡

早く解き終わって､前に居るカゲツを見る｡顔は見えないけど一生懸命解いてるんだろうな｡

カゲツは昔から勉強が苦手だったからいつもオレが勉強を教えていた｡

お互い無理だって投げ出しそうになったこともあったけど､カゲツが解けたら嬉しそうな顔をして報告してくるからとても楽しみな時間になっていた｡

それは今も続いている｡

オレはそんなカゲツが愛おしくてたまらない｡

出来ることならカゲツの全てを手に入れたいしオレにしか見せない顔だって見せてほしい｡

カゲツはオレのこと､どう思ってるのかな｡

──────────────────

👻🔪side

昼休み｡カゲツと昼飯を食うつもりだったけどライに呼び出される｡｢放課後じゃ駄目か､｣と聞いても｢放課後は部活あるから｣と聞いてくれなかった｡

👻🔪 : で､なんの用？

💡 : そろそろ諦める気になったかなぁって

👻🔪 : あ？

👻🔪 : お前こそ自分の気持ちが勘違いだって気づけてねぇの？

💡 : 勘違いはそっちじゃん

💡 : 家が隣なだけ｡ロウとか俺をお兄ちゃんみたいに頼ってくるカゲツを勝手に好きになって独り占めしようとしてさ､

💡 : 特別扱いがお前だけだと思ってるわけ？

👻🔪 : それこそこっちの台詞だわ｡

👻🔪 : 自分が勉強出来るのをいいことにカゲツの近くに居やがって｡カゲツはお前のこと頼れる幼馴染としか思ってねぇって｡

👻🔪 : お前の気持ちは恋愛としての｢好き｣じゃなくて､守ってあげたいっていう母性に似た｢好き｣なんだよ｡

💡 : お前のそういうとこほんと好きになれない｡

💡 : 昔っから人が言ったことコピーして自分用にアレンジしてから言い返しやがって｡

👻🔪 : カゲツが居るから仲良しごっこしてただけで､俺だってお前のこと昔から好きじゃねぇし｡

👻🔪 : あたかも自分が正しいみたいな言い方して俺より上に居る気になってんの｡正直見てて笑えるわ｡

👻🔪 : 下に見てた奴に笑われんのって可哀想な人間だな笑

“カゲツが居ないから”

そんなくだらない理由だけでヒートアップしていく言い争い｡

これはお互いがカゲツのことを好きだと分かったときからずっとだ｡どちらかが呼び出してお互い言いたいことだけ吐いて出て行く｡

そこでいくら険悪な空気になってもカゲツが居れば嫌でも仲良しっぽく見せなければいけない｡

あいつは人にマイナスな感情があると気にしてしまうから｡

あいつを不安にさせない為に俺たちは偽物の関係をずっと続けてきた｡

俺はカゲツに告白する｡

その一歩でこの､気味が悪いほど嘘に塗れたくだらない関係を終わらせるつもりだ｡

💡 : お前ｯ─────

ライがなにか言いかけると同時に予鈴が鳴る｡

👻🔪 : んじゃ､カゲツ待ってるし帰るわ｡

💡 : ちょっと待っ…！

👻🔪 : 次回聞けること楽しみにしてるわ笑

次が来るかは分からないが｡

この関係を終わらせて幸せになるために､次回がないことを願う｡

──────────────────

🐝🤣side

放課後｡空き教室で想い人を待つ｡

すると彼では無い人影が｡

👻🔪 : マナじゃん｡何してんの、

🐝🤣 : ロウ！！ライとそろそろ併せせなあかんな〜思て呼び出しとるのを待っとるんよ〜

👻🔪 : なるほどな〜

👻🔪 : ちょっと弾いて見せてくんね？

🐝🤣 : 分かった〜！

少し弾き語りをしてみせると､ロウはきらきらした純粋な子供のような目でこちらを見ていた｡

👻🔪 : なんか…すげぇな、

🐝🤣 : んは､そう？

👻🔪 : 相方がそんなに出来たらライも喜ぶだろ

🐝🤣 : そうやったらええな〜

談笑していると､呼び出し放送が流れる｡

🐙🌟 : 3年D組の小柳くん､至急職員室に来なさい｡国語教師の俺が待ちくたびれてまーす｡

👻🔪､🐝🤣 : …………

👻🔪 : …じゃ､俺行くわ｡頑張れよ

🐝🤣 : はーい

ロウが出ていった直後､ライが入ってきた｡

💡 : 待たせちゃってごめん！！！

🐝🤣 : 全然ええで！時間勿体ないし早速始めよ！！

💡 : はーい

この放課後の部活だけが唯一の俺の救いの時間｡大好きな相手と一緒に居られる大事な時｡

この幸せな日々､そして大切なライに､誰も触れられないように閉じ込めてしまえたらいいのに｡

──────────────────

🐙🌟side

🐙🌟 : 小柳くん？

👻🔪 : …はい、

🐙🌟 : なんであなたは理系科目が出来るのに文系科目になると駄目になっちゃうんですか？

👻🔪 : すません、

🐙🌟 : 古文の小テストだって漢字ミスとか歴史的仮名遣いとか…問題文読んでます？

👻🔪 : だって仕方ねぇじゃん｡嫌いなんだよこういうの｡

目の前で不貞腐れる彼に不覚にも可愛いと思ってしまう俺はもう末期なのだろう｡

去年教育実習でここに来て､当時の彼のクラスの担当になった｡怖そうに見えるけど案外優しくて､余所者の俺にも気怠げだけど沢山接してくれて嬉しかったのを覚えている｡

実習期間が終わる頃にはその嬉しさが恋心に変わっていた｡神様は優しいのか､初めての勤務先は同じ高校で進級した彼のクラスにしてくれた｡

少し大人っぽくなった彼を担任として見守りながら､時には片想い相手として見ている｡

こんな恋叶うはずはないと知っているけど｡

🐙🌟 : 嫌いでも勉強してください｡来週またこれテストしますからね〜

👻🔪 : げっ…

🐙🌟 : げっ…じゃないです｡分かりましたか？

👻🔪 : はーい…

はたして彼はしっかりやってくれるのだろうか､と心の中で苦笑しつつ仕事に戻った｡

──────────────────

🥷🔫side

夜｡伊波から教えてもらったことを復習しながら勉強していると､スマホが通知を知らせた｡

< 99＋ロウ

｢お前に言いたいことある｣

｢明後日HR終わったら西棟の空き教室来て｣

｢場所わかんないなら伝えるから｣

改まって言いたいことってなんだろうか｡

何か悪いことをした覚えもないし…

｢わかった｣と返してふと､ロウからの連絡に嬉しさを感じていることに気づいた｡

確かに友達から連絡が来たら嬉しいけど､ライからの連絡では感じれないような気持ちだ｡

その気持ちがなんなのかを考えると､今日教えてもらったことを忘れそうになる｡

考えないようにして勉強に戻った｡

──────────────────

🐝🤣side

💡 : 〜でさ､こんなことがあって笑

🐝🤣 : なんやそれ笑笑

ただの夜の作業通話｡これも俺の楽しみの一つ｡この暗い時間帯にライを独り占め出来てるみたいで嬉しいから｡

💡 : てかマナって好きな人居ないの？

🐝🤣 : へぇｯ///！？

🐝🤣 : なに急に、

💡 : んや､なんかマナの恋愛遍歴聞いてたら今は居るのかなぁって

🐝🤣 : 今…はおるけど、

💡 : え！？居んの！？

お前やって｡とはさすがに言えない｡そう悶々としている間にライは｢まじで！？誰だ…？｣とか騒いでる｡

🐝🤣 : ライはおるん？

💡 : オレ？オレ…も､居る、

その瞬間､その相手は俺じゃないんだろうな､と分かった｡明らかにここに居ない相手を想った声色だったから｡

🐝🤣 : そいつってうちのクラス？

💡 : そ

🐝🤣 : そっか、

🐝🤣 : ……ちょっと頭痛なってきたから切るわ！おつ〜

💡 : あ､ちょっ…

ﾋﾟﾛﾝ､という音を鳴らして一方的に切る｡

好きな人に好きな人がおるってこういう気持ちなんやな､ということを人生で初めて知った｡

🐝🤣 : 明日からどんな顔で会えばええねん…

──────────────────

👻🔪side

カゲツに告るというLINEをした次の日｡俺は担任と一対一で話していた｡

👻🔪 : 俺好きなやついんだけどさ､明日告ろうと思って｡

そう切り出すと先生は驚いたように目を見開き､その後小さい声で｢そうですか、｣と呟いた｡

🐙🌟 : その子はどんな相手ですか？というかそもそもどうして俺にそんな話を？

👻🔪 : 大人ならなんでも知ってそうじゃん｡あと普通に先生がいちばん絡みあるし、

👻🔪 : 明日空き教室で告るんだけど､なんて言えばいいかなって思ってさ｡

🐙🌟 : そっか

👻🔪 : 先生が言われたら嬉しい言葉って何？

🐙🌟 : 告白で､ですか？

👻🔪: そう

🐙🌟 : ｢一生｣…を誓えるカップルなんてそうそういないですし､言ってる人はだいたい別れてる気がするので…一生は誓わずに､それでも永遠に一緒に居たい､的なこととか伝えるのありだと思います｡

👻🔪 : なにそれ学生時代？

🐙🌟 : ちょうど小柳くんと同じ頃ですね

👻🔪 : うわ、

🐙🌟 : なんですか笑

👻🔪 : 別になんもねぇけど､

そう言うと予鈴が鳴る｡昨日と似たような流れだ｡

👻🔪: んじゃ､俺今から移動だから

👻🔪: 話聞いてくれてありがと、

🐙🌟 : いえいえ｡どういたしまして｡

──────────────────

🐙🌟side

小柳くんからの恋愛相談にのって､学生からすれば五限目にあたる時間｡

未だに言葉が刃物となって刺さった傷が癒えない｡

少々覚悟はしていたし叶わないって知ってたけど､改めて知ると悲しくなってくる｡

ちなみに一生を誓っても別れる､というのは俺と元カレの話｡

🐙🌟 : ……そうだ、

3年生が卒業するまであと2ヶ月｡

俺は彼の卒業に向けて動くことにした｡

──────────────────

🥷🔫side

昼休み｡緋八に呼び出された｡

🐝🤣 : あのな､カゲツってライのことどう思っとる､､､？

🥷🔫 : ライのこと？

🐝🤣 : そう｡好きか嫌いか〜とか｡

🥷🔫 : 好きやで？

🐝🤣 : じゃなくて｡その､恋愛的な意味､で…

そう言う緋八の顔が少し赤くなる｡

🥷🔫 : 恋愛的……

ぼくはライのことが好き｡でもロウも好き｡連絡が来て嬉しくなるのはロウ､優しくて好きなのはライ｡

🐝🤣 : わからんなら､その相手と一生を過ごすことを想像してみ

ライと一生居るのも楽しそうやけど､ぼくが先に思い浮かべたのはロウとずっと一緒に居ること｡

緋八が言うことで言えば､ぼくはロウのことが…

🥷🔫 : ぼくは､ライは恋愛的には好きやないと思う｡

🐝🤣 : そっか｡よかったわ｡笑

🐝🤣 : じゃあさ､

🐝🤣 : もうこれ以上ライに近づかんでくれん？

──────────────────

🐝🤣side

言いたいことは言った｡あとはカゲツの反応を待つのみ｡

🥷🔫 : …友達として一緒に過ごすのもダメ？

ダメだと言いたいけど､これ以上はライが壊れてまう｡

🐝🤣 : それぐらいはいいよ、

🥷🔫 : ……分かった｡受け入れる、

🐝🤣 : ありがとな

ふと視界を上げると､一瞬誰かと目が合った｡

──────────────────

💡side

🥷🔫 : ぼくは…

🥷🔫 : ライのことは恋愛的に好きやないと思う､

その言葉がどこからが聞こえた｡見るとマナとカゲツが二人で話しているではないか｡

🐝🤣 : じゃあさ､

🐝🤣 : もうこれ以上ライに近づかんでくれん？

え、

何を言ってるんだこいつは｡

少し間があってカゲツが頷いたところでマナと目が合った気がした｡

俺はその場から逃げ出した｡

そして決めたんだ｡

この想いが完全に死ぬ前にカゲツに伝えようって｡

──────────────────

👻🔪side

カゲツの机の上に紙切れが置いてある｡

最近はこういういじめもあるからな､とダメだとわかっているが中身を開く｡

｢カゲツへ

放課後屋上に来てください。

伝えることがあります。｣

👻🔪 : ……は？

💡 : …あーあ､駄目じゃん､見たら｡

ハッとなり後ろを見ると､ライが立っていた｡

💡 : 人のものを勝手に触るのはマナー違反だって習わなかった？

👻🔪 : うるせぇよ｡お前だって抜けがけしたくせに

💡 : オレは今日､屋上に死にに行くんだよ｡

👻🔪 : え､

💡 : 残念ながらオレの恋は叶わないみたいでさ｡だから死ぬ勢いで想いぶつけてみるんだ｡振り向いてくれたらラッキーみたいな｡

👻🔪 : お前…

💡 : ロウも一緒に死にに行く？

俺は明日だって決めた｡でも先を越されて取られたくもない｡悩みに悩んだ結果､

👻🔪 : …臨むとこだよ、

──────────────────

🥷🔫side

なんか屋上に呼び出された｡これは字的にライ｡ロウのときも思ったけどぼく悪いことしたっけな｡

そう考えていると､ライが入ってきた｡

と思えばうしろにロウも居る｡

💡 : …待たせてごめん、

🥷🔫 : いや､全然ええけど…

🥷🔫 : 伝えたいことって何？

早速聞いてみる｡すると少し深呼吸をして｢あのね､｣と切り出した｡

💡 : オレ､お前のこと好きなんだ｡

🥷🔫 : ……え

💡 : もちろんlikeじゃなくてLoveの方｡カゲツがどう思ってるかは知らないけど､

💡 : オレはお前とずっとそばに居たいって思ってる｡

急にこんなことを言われて頭がパンクしそうだ｡近くにロウおるし､どう返せばええか分からん｡

🥷🔫 : それはｯ…

💡 : 大丈夫！！！！

💡 : Yes以外の言葉受け取るつもりないからさ､

💡 : Yes以外なら手振って教えてよ｡

まるで心の中を読まれているみたいに説明される｡きっとここで手を振れば暫くはライに会えなくなる｡それは本当に嫌だけど､まだ上の相手が居るのにライとずっと居るのはぼくが嫌だ｡

迷いに迷った結果─────

ぼくは胸の前で小さく手を振った｡

その様子を見てライは泣きそうで､でも嬉しそうに笑って｢ありがとう｣と言ってくれた｡

💡 : んじゃ､オレ帰るね｡

🥷🔫 : あ､うん､､！

💡 : ばいばい｡

ばいばいという四文字を聞いただけで､ぼくらはもう会えないんだと悟った｡暫くじゃない｡あっちから自主的に来ることはないんだと感じた｡

──────────────────

💡side

当たって砕けろ精神で告った結果､見事に砕けた｡そんな自分が可笑しくて､でもやっぱりあの狼に負けたのが悔しくて､教室へ着く頃に気づけばよく分からない涙が頬を伝っていた｡

🐝🤣 : ライ！！！

向こうからマナが駆け寄ってきた｡

💡 : ……マナ、

🐝🤣 : 泣いとるけどなんかあったん？

💡 : …マナ､オレ告白したんだ､

その瞬間マナの表情が一瞬変わる｡そしてオレからは我慢できない､というように涙が溢れ出てくる｡

💡: ひぐｯ……､はぁっ､､ゔぁぁﾞっ､うぅﾞっ、､ぅ､

出来るだけ声を殺すけれど､やっぱり人がいない廊下には響いてしまう｡そんなオレを､マナは背中をさすりながら慰めてくれた｡

──────────────────

マナと二人での帰り道｡通話のように軽く話していると､さっきのオレみたいな真剣な表情で話しかけられる｡

🐝🤣 : あのさ､ずっと前から言いたかったし､このタイミングで言うのは間違いやと思うんやけど…

🐝🤣 : オレお前のこと好きやねん…

💡 : …え？

🐝🤣 : 慰めるだけでも十分ええ｡後で振り向いてくれたらいいからさ､まずは仮彼氏にならせてくれませんか…？

いつもの口調だけど真剣さが伝わる｡正直今人とふれあいたくなんてないけど､きっと誰かと一緒じゃないと壊れてしまう｡

💡 : ……よろしくお願いします、

🐝🤣 : んふ､やったぁ〜♪

💡 : 可愛い､笑

無意識に口から出た言葉に自分でも驚く｡マナも顔を赤くしていた｡

そこから気まずすぎて何を話したか覚えていない｡

──────────────────

🥷🔫side

いつの間にかロウは居なくなっていて､スマホを見るとLINEが届いていた｡

< 99＋ろう

｢俺も今屋上居たんだけど｣

｢あそこじゃ言いにくいし

お前が他の奴らに取られても

困るからここで言うわ｣

｢俺もお前のことが好き。｣

｢絶対大事にするから、よければ

隣来てくれませんか。｣

今日二度目の告白｡今日ぼく死ぬんじゃない？

ロウのことは少し気になっていたし､まずはお試しから始めることにした｡

──────────────────

🐙🌟side

卒業式当日｡クラスの所々から聞こえる嗚咽を尻目に､俺はその場の誰よりも一番泣いていた｡

🐝🤣 : せんせー泣きすぎとちゃう？

🐙🌟 : すみませぇん………泣

ちなみに今俺にツッコんだマナは最近伊波くんとの正式なお付き合いを始めたらしい｡なんか女子が言うには毎日登下校一緒にして毎日通話して､毎日尽くすというとんでもない猛アタックをしていたとか｡

🥷🔫 : ぼくも社会人なるんか〜、

そう口にするカゲツもだ｡この人は俺の想い人である小柳くんの正式な恋人となっていた｡

ちょっと辛いけど大好きなクラスのみんなが幸せならそれでいい｡ちょっと他の人と違う経験をしただけだ｡

🐙🌟 : えっと…！そうだ、！

🐙🌟 : 皆さんに俺からの手紙があるので取りに来てくださーい

わっと湧く教室｡一言喋りながら出席番号順に取りに来てもらってついに小柳くんの番｡

🐙🌟 : …古文得意になりましたか？

👻🔪 : …まぁまぁっす、

🐙🌟 : 嘘だぁ笑

👻🔪 : 前よりはよくなったっての｡

そう言って手紙を渡す｡中身はみんなと同じように思い出などを書いた便箋と集合写真｡

去ろうとする彼を呼び止め､彼にだけ聞こえる声で言う｡

🐙🌟 : 小柳くん、

👻🔪: ……なんすか、

🐙🌟 : 俺､初めて会った日から貴方のことが好きだったんです

👻🔪 : …え、

🐙🌟 : 今の貴方のことは分かってます｡邪魔するつもりもありませんので､どうかお幸せに｡

そう言うと小柳くんはなんとも言えない表情になる｡だってやっと卒業したと思ったら担任からの告白｡そりゃ混乱するよな､と思う｡

👻🔪: せんせ、

👻🔪 : 先生絶対俺なんかよりいい人見つかるからさ、

👻🔪 : 俺より幸せになって見せてよ

🐙🌟 : え

👻🔪 : 結婚式とかそういうことするなら絶対呼べよ〜

そう言って彼は去っていった｡彼は最後まで人のことを考える優しい子だった｡

ﾓﾌﾞ : 先生また泣いてんじゃん笑笑

🐙🌟 : うぅ……泣

ﾓﾌﾞ : 早く手紙ちょーだい！！

🐙🌟 : 分かってますって､笑

𝑭𝒊𝒏.

──────────────────

個人的にすごい読みにくく､モヤモヤとした終わり方になったなぁと思っております｡

この話を簡単にまとめますと､

🥷🔫⬇️

👻🔪＆💡の幼馴染 🐝🤣の一言で👻🔪が好きだと自覚▶︎👻🔪と付き合う

👻🔪⬇️

🥷🔫＆💡の幼馴染昔から🥷🔫のことが好き(💡のことは大嫌いだった模様)▶︎LINEで告ってお試し(猛アタック)▶︎正式に🥷🔫と付き合う

💡⬇️

🥷🔫＆👻🔪の幼馴染勉強を教え始めてから🥷🔫のことが好き(👻🔪のことは大嫌いだった模様)▶︎🥷🔫に告白をしたがフラれ､🐝🤣に告白される｡▶︎🐝🤣の猛アタックを受け､段々と🐝🤣のいろんな一面に惹かれていき､最終的に正式に🐝🤣と付き合う｡

🐝🤣⬇️

💡の相棒｡軽音部｡💡のことが好き(呼び出したときは🥷🔫のことを恋敵だと思っていた)▶︎フラれた💡に告白をして､｢頼むから俺のことも見てほしい｣とお願いして仮彼氏になる｡▶︎アタックが成功し､正式に💡と付き合う｡

🐙🌟⬇️

上4人の担任｡👻🔪のことが好き｡教育実習のときから4人を見ており､若いこともあってよく生徒にいじられる｡自分の恋は早々に諦め､👻🔪たちの未来も応援している｡

って感じになります…！個人的に一番可哀想な結末になったのは🐙🌟で､次いで💡だと思ってます｡

ではまた次のお話で会いましょう！ばいばい！！

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あうるさん｡

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