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ココロ今日晴れ
私は、月城晴陽(つきしろはるひ)中学三年生だ。
私はなぜか、思いっきり心を込めて願うと、天気を晴れに変えられる力がある。
柴中(晴陽が通っている中学校)は、高校までついているので、志望者が多い。
そんな中で、山下陽斗(やましたはると)に恋をした。
「はるとって、好きな子いるの?」
「なんだよ急に笑、まぁいるよ、うん」
好きな人、いたのか…
けど、私は粘る!こんなので折れ曲がったりしない!
「その子の特徴教えて!」
「特徴…?んー、また今度な?明日の修学旅行とかの時、言うから」
はぁ~?何それ!ずるすぎる!
明日は、修学旅行か、中三もそろそろ終わっちゃうし、そろそろ告ろうかな…
ザーザー
ってあいにく雨ぇ?!こんな大事な日なのに…
「おっす、晴陽!好きな人の特徴、教えるからこっち来て!」
「は、陽斗、待って、早いって!」
「まぁーまぁー、で特徴ね、第一印象、天気を変えられる!…つまり、」
天気を変えられるって…ッて、わたしぃっ?
「わたしっ?」
好きな子って、私だったの!
「俺、晴陽が好きだ。付き合ってー、くれないか?」
陽斗は、恥ずかしそうに頭をかきながら、右手を差し伸べる。
その手を私は「パチンっ!」と音を立てながら、
「よろしくっ!陽斗っ!」
といった。すると、見る見るうちに、二人がいる中央に光が差し始め…
しだいには雲一つない晴れになっていた。
「お、ぉ…決めた、晴陽お前俺の心をずっと、晴れにしてくれよな!」