いつか私の夢を…

次の朝…

朔間くんは来てるのかな？？と不安にながらも教室に入る…

ガラガラ…

（あの子が朔間くん？すっごいかっこいい！！）

「あ、あの…」

凛月 「Zzz…」

「あ、あれ？寝てる？」

勇気を振り絞り、大きな声で声をかけた。

「あ！あの！！」

「ん〜？あんただーれ？」

「と、隣の席のゆいです！」

「隣の席なんだ…よろしくね。何か用？」

「えーっと。瀬名先輩と言う方から預かってる物があって…」

「せっちゃんから？なんであんたがせっちゃんを知ってるの？」

「実は、昨日瀬名先輩と言う方と廊下でぶつかってしまって、同じクラスなら渡したいものがあるからと…」

「なるほどねー。それで俺に渡してくれたんだ。」

「は、はい！」

「それで瀬名先輩が私と2人で新入生の中から新しいメンバーをスカウトして連れてきて欲しいって言われたんですけど…」

「新しいメンバー？そっかー。新学期だもんねーどうせ言い出したのも王様だろうししょうがないかー」

「それであんたと俺で探してこいと？」

「は、はい！」

「しょうがないね…やるしかないか」

「でも俺日差しに弱いから放課後でもいい？」

「わ、分かりました！」

「じゃ。また放課後ー。」

約束したものの授業には出てないし一体どこにいるんだろう…？？