桃 長男 20歳
緑 次男 17歳
紫 三男 14歳
黄四男 9歳
赤 五男4歳
水 六男 4歳
兄弟パロ
水)『うわぁぁぁあん!!.˚‧º·(°இωஇ°)‧º·˚.』
『赤くんが水のおもちゃ取ったぁぁぁあ!!!( ߹ㅁ߹)』
。゚(PД`*)ノ)Д`)ベシッ
赤)『い”たっ……ポロポロッ』
『あぁぁぁぁぁあ!!!.˚‧º·(°இωஇ°)‧º·˚.』
黄)『ちょちょちょっ、!?なにしとんの!?』
水)『赤くんが水のおもちゃ取ったのぉぉぉお!!!.˚‧º·(°இωஇ°)‧º·˚.』
赤)『水がッッ叩いたぁあポロポロッ( ߹ㅁ߹)』
黄)『え、え、えぇと……』
紫)『赤、人が使ってるおもちゃ取ったらいけません』
『水も、おもちゃ取られたからって叩いたらいけません』
赤)『い”たかったぁぁあ!!(இдஇ`。)』
紫)『うん、そうだな』
『けど水もおもちゃ取られて悲しかったんだぞ?』
赤)『ん”ん”ッッポロポロッ』
水)『そうだよ!水悲しかった!!ポロポロッ( ߹ㅁ߹)』
紫)『けど水、赤も叩かれて痛かったんだぞ?』
水)『だって赤くんが!!ポロポロッ』
紫)『ほら、2人ともごめんなさいは?』
赤)『水、おもちゃ取ってごめん……』
水)『水も、赤くん叩いてごめんね、』
紫)『ほら仲直りのぎゅーは?』
ぎゅー
水)『んへへっ』
赤)『ふふっ』
黄)『さすが紫兄やな!』
紫)『まぁな!』
赤と水の兄弟喧嘩も
緑)『ッッなんで分かってくれないの!?』
『俺受験生だよ!?図書館で勉強くらい夜遅くまでしてていいでしょ!?』
桃)『だから危ないって言ってんだろ!?』
『なんかあってからじゃ遅いんだッッ!』
緑)『家じゃ勉強出来ないんだって!!!』
桃)『勉強くらい家でもできる!』
『受験会場はたくさんの人がいてたくさんの音が鳴るんだ!家の中で勉強出来ないやつが受験受かると思うな!!』
緑)『はぁ!?意味わかんない!!お兄ちゃんのせいでお父さんのお母さんもッッ』
桃)『母さんと父さんが死んだのは俺のせいだって言いたいのか!?!?!?』
緑)『だってそうでしょ!?お兄ちゃんが急に倒れたりしなきゃ事故になんてッッ』
桃)『俺が死ねばよかったって言いたいのか!?!?』
緑)『そうだよ!!!お兄ちゃんが死ねばよか……』
紫)『ストップ!!!』
『それ以上はダメだよ……』
緑)『ッッ紫ちゃんが首突っ込まないで!!』
桃)『紫はテスト勉強してるのか!?次のテスト大丈夫なんだろうな!?』
紫)『俺は大丈夫だよ!』
桃)『だったら早く寝ろ!俺は緑と話すことがあるんだ!!』
紫)『けど赤たちも……』
桃)『うるさいっ!!!!』
緑)『だからそういうのが耳障りなんだって!』
桃)『はぁ!?今関係ないだろ!?』
紫)『もうやめろって!!!!!!』
桃)『ビクッ』
緑)『ビクッ』
紫)『みっともないとか思わねぇのかよ!?』
『2人も色々大変かもしんないけどさ!俺たち6人で暮らしてんの!ちっさい子供もいんの!それわかってる!?』
桃)『それは……』
紫)『赤と水だって頑張ってんの!俺と黄だって頑張ってんの!』
『自分だけとか勘違いしてんじゃねぇの!?』
桃)『……ごめん、』
緑)『俺もだ……ごめん』
紫)『あと、誰が死ねばよかったとかそういう話しない約束だろ……』
『言っていいことと悪いことくらいわかるでしょ、』
桃)『そう……だな』
緑)『ありがとう紫ちゃん……』
紫)『ニコッわかりゃいいんだよ!』
ストレスで言い合いになってしまった桃と緑の喧嘩も
とめるのは全部紫。
テストも平均以上、スポーツ万能、人当たりもよく、整った容姿で人からも好かれる。
そんな紫は、カンペキ……?
桃)『おっそいなぁ……』
現在の時刻は21:30。
珍しく紫が帰ってこない。
いつも寄り道しないで真っ直ぐ家に帰るという約束を守る紫が帰ってこないのは心配だ。
緑)『なにかあったのかな……?』
黄)『心配やな、、、、、』
ガチャッ
桃)『紫!』
『おかえ……』
帰ってきた紫は、
桃)『どうした!?誰かにやられたのか!?』
紫)『違うよ、転んだだけ……(笑)』
そんなわけない。
転んだだけで付く傷じゃない。
桃)『正直に言って?誰かに虐められたのか?』
紫)『ッッうっざいなぁ!!!』
『しつけぇんだよ!!なんでもねぇって言ってんだろ!!!』
桃)『紫……?』
この日初めて、紫の口から暴言を吐かれた。
いつもおしとやかで優しくて言葉遣いもある程度綺麗な方の紫がこんな言葉をしっているなんて……
桃)『っまてって!』
ゴンゴンゴンッ!!!
桃)『紫!開けて?お願い……兄ちゃんとちょっとお話しよ……?』
ガチャッ
かれこれ30分続いてる俺の呼び掛けに諦めたのかようやくドアを開けてくれた
桃)『隣、座ってもいい……?』
紫)『好きにすれば……』
ギシッ
桃)『紫、正直に答えて欲しい。これは、誰かにやられたのか?』
紫)『違う……』
桃)『じゃあ、……自分でやったのか、、?』
紫)『……』
桃)『怒らないよ……怒らないから言ってごらん?』
紫)『俺、が……やった……』
桃)『そっ、か……』
ギュッ
紫)『……え?』
桃)『ごめんな……ごめんなぁ気付いてやれなくて、、、ポロポロッ』
紫)『桃兄……ポロポロッ』
桃)『なにあったか、、、、教えてくれるか?ポロポロッ』
紫)『ッッ』
紫)『今日、部活で上手くいかなかったんだ……』
桃)『うん……』
紫)『それ、で……最近ずっと続いてたから、自分が嫌になってポロポロッ』
『それでッッポロポロッ』
in the 公園……
紫)『くそっくそっ!!!!何でッッなんで……ポロポロッ』
気づいたら公園にいて、自分の身体を掻きむしったり頭を岩に打ち付けてみたり、足を叩いたりしていた……
紫)『それっでポロポロッまた、怖くなって……違うッッこんなの俺じゃ無い……違うッッ違う!!!!!ポロポロッ』
桃)『紫!!!』
紫がまた暴れだして、どうすればいいかわからなかった
今まで緑も、黄も、赤も、水も、もちろん紫もこんなことしたことなかったから。
だけど、きっとー。
桃)『相談、出来なかったんだよな……ギュッ』
紫)『!』
桃)『ごめんな、ほんとにごめん……』
『俺が、父さんと母さんの代わりにならなきゃいけないのに……』
『紫のこと、ちゃんと見てあげる余裕を作らなかった』
紫)『桃、兄……ポロポロッ』
桃)『きっと、紫は大丈夫って……勝手に思い込んで仕事減らそうとしてたんだな……』
『そうだよな、14歳なのに反抗期もなくておかしいと思ってたんだ』
紫)『ポロポロッ』
桃)『全部、押さえ込んでたんだな……』
『我慢、しなくていいんだぞ……』
紫)『ぅ、うわぁぁぁぁぁああ!!!!!ポロポロッ』
『ずっと、ずっとッッさみしかったぁあポロポロッ』
桃)『うん、うん……ポロポロッ』
紫)『俺が、相談とかしたらッッ迷惑かもってポロポロッ』
『だから俺ッッひとりで頑張んなきゃってポロポロッけどっけどぉポロポロッ』
『寂しかったぁぁぁあポロポロッ』
桃)『ごめん、ごめんな……聞いてあげられなくて、気付いてれなくて……』
『もう、そんなこと考えなくていい……思ったこと、言ってごらん?』
『誰も……怒らないよニコッ』
紫)『ぅんポロポロッ』
それから、紫が我儘を言うことが増えたり、出掛けることが増えた。
弟たちがいるからって欲しいものも行きたいとこも我慢していたらしい
これからもっと当たり前に慣れていって、いつか兄弟喧嘩もして欲しいなーってない方が平和でいいけど(笑) 喧嘩するほど仲がいいってやつを見せて欲しい。
あなたは、我慢していませんかー?
コメント
10件
めっちゃ最高、誰だ誰だ!!っめおもったらあみそらさんでした!!!まじでうますぎます😭😭
なんか、兄たちがいるまちゃんに暴言暴力振ったりほったらかしにするんじゃなくて兄達がいるまちゃんの気持ちに気づかないっていう話が良すぎ語彙力なくてごめん
大号泣。誰かバスタオルくれ😭 ハンカチじゃ足りない(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)