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反応速度凄いな何処の小説でもgnmsさんは紙が地雷なのか
ガンマスさん起きればもう勝ちよ
──────いえもんさん視点──────
今日も朝ごはんのためにリビングへと向かう。寝ぼけ半分なため、足取りがおぼつかないが、ほかのメンバーは寝坊常習犯が多いため見られる心配はない。大丈夫だ。
なんて思いつつ、重たいまぶたをこする。視界がまだ霞んでいるので、仕方なく顔を洗いに行く。
冷たい水が俺の意識を覚醒させる。
冷たっと反射的に言ってしまうが、誰にも聞かれてないので大丈夫。
そのまま数回瞬きを挟み、顔をタオルで拭く。ふわふわで陽の光を浴びた暖かい感触が俺を包み込む。その温もりでまた眠くなってしまうが、流石にそれは防ぐことが出来た。
そのまま意識がはっきりした状態でリビングに入る。
既にめめさんとレイラーさんが朝ごはんを作り終わっており、談笑していた。
「おはようございます。いえもんさん」
「おはようございます…」
めめさんは落ち着いて、レイラーさんは半分寝ぼけているような声を出す。
俺は苦笑しつつも挨拶を返す。
「おはようございます。お二人共」
俺はそう言いつつ、俺の席へとつく。今日の朝食は和食のようで、白米、焼き魚、サラダ、味噌汁を中心として、机の中央にはおかずが並べられている。
俺はいただきますと言って箸を進める。
ちらりと時計を見ると、時計の針は7時50分を指していた。
まあまあ遅い…が、ほかのメンバーと比べると早い方だ。
「あれ、ほかのメンバーはまだ起きないんですね」
「あぁ、あのメンバー達はダメです。寝坊を極めている人達なので」
めめさんはサラリと告げる。レイラーさんも寝ぼけながらも頷く。でも、あのメンバーならそりゃ寝坊するか、なんて納得している自分が、この村に相当慣れてきてるんだと思う。
「まあ、でもそろそろ起きてもらわないとご飯も冷めちゃいますし…呼んできてくれません?」
はい、出た、めめさんからの無茶ぶり。人使い荒〜…この人だけは村の長やっちゃいけな…いや、なんだかんだこんな癖強な村まとめられてるのか適任なのか…
「わかりましたよ…」
「今、師匠のこと人使い荒いと思ったでしょ!?」
まずい、レイラーさんがそっちの味方になるのは(((
「その通りです!」
「レイラーさん???」
良かった…レイラーさんは正常?だった…
まあ、めめさんの強い圧は置いておいて、俺はみんなを起こしに行った。ドアの隙間からレイラーさんが謝ってる声が聞こえるが、聞こえない聞こえない。俺のために犠牲になっただけだ。
最初に行くのはみぞれさんの部屋だ。
まあ、多分だが──────
コンコン
「いえもんです。起きてますか?」
俺はノックをしてから、みぞれさんの返事を待つ。
「あ、起きてますよ。」
ガチャリとドアが開き、みぞれさんが顔を出す。いつもの戦闘服ではなく、私服に着替え終わっている。
「おはようございます。朝食ができているのでリビングに来て貰えませんか?」
「えッッ!?もうそんな時間ですかッ!?すみません…気づきませんでした…あ、おはようございます」
「大丈夫ですよ〜」
みぞれさんは慌てたようにスリッパを履き、リビングへと急ぎ足で向かう。
次は茶子さんの部屋だ。
行く途中に廊下で菓子さんと茶子さんのふたりとすれ違う。
「あれ、2人とも起きてたんですか?」
今から起こしに行こうと思ってた人たちにあって少し驚く。
「おはようございます」
菓子さんは少し切れ目のある言葉で挨拶をしてくれている。茶子さんは寝ぼけているのか、足取りが重そうだ。
「ほら、茶子、起きて?」
菓子さんは茶子さんを少し揺らすが茶子さんはそれでもまぶたを重そうに閉じる。
大変そうだな…とか思いながら、俺は別の人を起こしに行く。
次に行くのはガンマスさんだ。あの人さえ起こせばほぼ勝ち(?)だ。
コンコンコン
「起きてますか〜?いえもんです。」
──────返事はない。ならばよろしい戦争だ(((
──────ガチャ
俺は思いっきりドアを開ける。
ガンマスさんはベッドの上でカラスのように漆黒の翼で自分の体を囲っていた。
寝る時にすらその紙を外さないのか…なんて少し引いてしまう。
俺は興味とひとつまみのイタズラでガンマスさんの紙を外そうとする。
紙に手をかけるとガンマスさんは飛び起きて、紙を外そうとした手首を掴まれる。
その一瞬の反応速度の速さに驚く。
「痛い痛い痛い痛いッッ!?ちょッガンマスさん!?やめてくれませんッッ!?」
ガンマスさんは無意識なのか意識的なものなのか手首を強く握り、ギリギリと音を立てる。そろそろ折れそう!?
「はッす”み”ま”せ”ん”ん”ん”ん”ん”ん”ッッ!!!」
近距離でその音割れを聞いてしまった俺は、その大きさに鼓膜が破れかける。
おれは少しの間、意識を手放すことになった。
ここで切ります!うーん圧倒的日常の物語
そろそろ動き始めますね…
てか50話近くになっても全員集合してないんですけど…?なかなかきついな…
それと、10話ごとにこの小説のmmmrメンバーの私服とか着させていきます!リクエストあったら優先的にやっていきます!
それでは、おつはる!