テラーノベル
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作り置き冷凍してあるミートソースを温め、パスタの気分ではないのでドリアにする。食べ終わると、お風呂に入ってから顔のマッサージをした……たくさんの動画の見よう見まねで小顔になるのか、血色が良くなるのかもよく分からない。でも明後日の土曜日、静かな店で徹さんとこれからの話をする
―― もしかしたら
いつものドラッグストアのクリームだけど、マッサージには力が入った。気がつけば……左手をマッサージしていた。
「おはようございます」
金曜日の朝、会社でコートを脱ぐと
「あ……」
シュシュを手首につけたままだと気づいた。
―― まあいいや
時々やってしまうことだ。シュシュをそのままに、昨日揃えた資料と書類を確認する。しばらくすると「三神先生のご案内、お願いします」と、受付役の女子社員の声がこちらへ届いた。
「はい」
彼女に案内してもらうのではなく、今日は株式・契約担当が先生を会議室へ案内すると伝えてあった。私は手元の資料と書類を手に三神先生の元へ行くと
「お世話になっております。ご案内します」
と廊下を進む。
「こちらで少々お待ちください。すぐに副社長と部長が参ります」
私が小さな会議室のドアを開けると
「ありがとうございます」
先生が会議室へ一歩入った。
「本日は定例会議のあと、こちらを三神先生にご確認お願いしたい旨、副社長から言付かっております」
先生は私が手渡した資料と書類をサッと見ると
「来期の株主総会での変更が可能かどうか、という確認ですね。わかりました。こちらは石川さんが作られた?」
と、書類から私へ視線を移す。
#元カレ
まぁ
10,148
芙月みひろ
442
黒歴史つくーる
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コメント
2件
ウッカリってあるあるだよね!私もあるよ〜😅 樋代ちゃんの資料は丁寧で見やすいのかな?三神先生?☺️ あ!ミートソースのドリア!美味しいよね〜😋 マッサージもやりすぎあるある!😆
まぁさん、第6話読ませていただきました🌷 今回のエピソード、日常のひとコマがすごく丁寧に描かれていて、じんわり沁みました。特に「左手をマッサージしていた」というところ——無意識に左手を触っているって、何か考えているときの癖みたいで、主人公の心のざわつきが伝わってきました。シュシュを手首に付けたまま出社するのも、ちょっとした“気の抜け方”がリアルで好きです。 「明後日の土曜日、静かな店で徹さんとこれからの話をする」——この一文に、これからの展開への期待が一気に高まりました。次が楽しみです!