短編物語集

２

🍍「何してんだよっ！！」

🌸「…。」

山奥の柵を越したらん、そこでただ無心で座ったまま動かず、

声をかけてもこっちを向かないらん、

📢「らん、？」

🌸「どうして来ちゃうの、」

🍍「そりゃ、心配で、」

🌸「俺を捨てて、」

🍵「は、何言ってるの、」

🌸「…わかんない？」

🌸「疲れたの、だから”ばいばい”。」

☔「は、」

👑「駄目だよっ！！」

🌸（ニコ

📢「なんで笑って、」

🌸「楽しかったよー？君らと居るのは。」

📢「ならなんで！」

🌸「嫌になったの。」

🌸「人付き合いも、なにもかも。」

🌸「夢とかどうでもいい。」

🌸「生きる意味もないし、」

🌸「心が空っぽになっただけ、」

📢「…なんか嫌なことでも？」

🌸「…いつまでに答えを知るの、♪」

🌸「嗚呼、僕ら息をするの、♪」

🌸「嗚呼いつまでに忘れられるの♪」

🌸「何にも知らないから風になるんだ、♪」

🌸「空になる心の裏を♪」

🌸「ふわりふわり揺らぎで満たす、♪」

🌸「さざ波のような感情二つ♪」

🌸「ここにいる理由がほしかっただけ、♪」

📢「っ！？」

🌸「もういい？」

🍵「だめ、」

🌸「…もういい？」

☔「駄目だよ、」

🌸「…。」

🌸「もういい、？」

🍍「駄目。」

🌸「もういいでしょ、」

👑「駄目だよ、」

離れないって約束しよう？

傍に居て、

永遠の夢を語ろう？

📢（だから、もう一度。）

🌸「…。」

📢「道を探しに行こう？」

そういうと君は微笑んで告げる。

🌸「俺は君に弱いよ。」

🌸「いつも君に負けてた、」

🌸「すごいね、」

なんてちがうのに、

📢「好きだからかな、」

なんて言い訳？

🌸「もう一度。」

📢「歩もう。」

🌸「キミとならｗ」

笑顔は忘れないよ。

だからもう一度進みなおそう。

END