兎がそう話すと梅は優しい笑みを浮かべて
梅宮「俺さ、メシ食うの好きなんだ!」
兎耳山以外一同(は!?)
兎耳山「俺も食べるの好きだよ!俺カレー好き!梅ちゃんは?」
梅宮「俺はオムライスだな!でも食べる物っつーよりも…こうやって皆でワイワイしながら食べる事が好きなんだよ…色んな話したりバカ笑いしたり嫌な事あってもどうでも良くなる、その時間が何より楽しみだ!だから俺今もめっちゃ楽しいよ、そんでそれは俺がてっぺんだっつーことと何の関係もない」
兎耳山「…やっぱりそうだよね、俺…思い出したんだ、てっぺんになる前だって楽しかった、皆が笑ってると楽しかった…でも、それが楽しいってことに気付けなくて…てっぺんになれば楽しくなれるって思っちゃったんだ…、さっちゃんが何度も何度も手を差し伸べてくれたのに…、何で気付けなかったんだろう」
梅宮「…そりゃあ人間呼吸する時に酸素ありがてぇとはならんだろ、それだけお前にとって楽しい事が当たり前なくらい傍にあったってことだろ…、なくなる前に気づいて良かったなぁ、本当に…良かった」
そう話す梅はどこか安心した表情を浮かべていた
兎耳山「もう1つ聞いていい?」
梅宮「ん?」
兎耳山「梅ちゃんはそれを分かってたのに、何でてっぺんになれたの?」
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