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文字書くのすごい下手なんで…許して…
朝フラ フラ朝?
「アーサーー!!お兄さんが会いに来たよん♪」
穏やか、だった午後に相応しくない声が聞こえる。
「…どうした!1分以内に済ませろ!!」
「えぇ〜 無理だよ〜」
相変わらず虫唾が走る声だ。
聞き飽きた。
「はあ〜…。何だよ…!!また料理でも持って来たn「そ〜なのォ〜!!」
「…。」「カンパーニュ!!カンパーーーーニュ!!!美味しいよ〜?」
「何回も食べた!!美味しかったよ!!しかもこの時間に食べるの可笑しいだろ!!」
「知ってる 食べろよ 作ったんだから」
「はぁぁぁ…??」
「作って欲しいなんて言ってないが…」
「そんなの知らないよ!何でそんな事気にしなきゃいけねぇんだよ!」
本当に虫唾が走る…。
「ほら 食べようぜ〜」
「…クソ髭がよ…食ってやるけどよ」
「ツンデレじゃん! キm「もうぜってぇ食わねぇ」
「…ご馳走様でした。」
「ご馳走様でした!」
いつも思うが、コイツは料理だけマシだ。
自分が作る、まるでまっくろくろすけのようなスコーンよりは。
「美味しかったでしょ?」
「…まぁまぁ」
「素直になれって〜!」
「素直より素直な気持ちだが?」
このやり取りを何回しただろうか。
窓の外の景色をぼんやりと眺めながら時々会話する。
春の午後に合う白い蝶々がひらひらと舞っている。
ふと、フランスを視界に映すと、白い蝶々を目で追っている。
目線に気付いたのか蝶から目を離してこちらを向く。
不意に目線が合い数秒共に固まる。
「…何こっち見てんだよ。」
「お前だろ…」
よくよく見てみるとコイツは…
少し…いや、結構顔が整っているのかもしれない。
「…なーに?お兄さんに惚れちゃった〜?」
そんな事を考えたのを見抜いた様にそんなお決まりの台詞を投げ掛けてくる。
「…ちげぇよ」
ムスッとした顔になるフランスを見て、少し悪戯をして見たくなった。
「…惚れ直したんだよ」
「えっ」
戸惑った顔で声を漏らして固まるフランスを横目に、お気に入りの紅茶を飲む。
「ちょ ちょっと待ってよ なんっ…何て?」
「は〜あ?だから!惚れ直したって言ってんだよ」
「…えっなになに怖いんですけど えっ?」
あたふたと意味も無く動き回る手をゆっくりと上から押さえ込む。
「え、ぁ 何々?何で…??」
「…ふふ」
「えぇぇ…なんか…やだわあ…」
何時も余裕のある顔のフランスの慌てている顔みて思わず笑みが溢れる。
今はとても気分が良い。
「…ふはっ 何笑ってんだよ!性格悪いなも〜!」
「笑ってねぇよ! …ふふっ」