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5話 hayato side
甘やかし作戦3:????????
俺得すぎる状況に”夢ではないか?”と疑い始めたが、触れる体温が熱くて”これは現実だ”と告げる。
仁「…毎日頑張ってて、えらいな勇斗…////」
なんで俺は仁人の胸に抱き込まれて、頭を撫でられているんだろうか…?
いや、確かに今日の仁人はなんでもしてくれるし、いつも嫌がることも自分からしてくれて、”今日はやけに俺に甘いな〜”と思ってたけど!!
数十分前
お風呂から上がり(仁人に追い出された)、スキンケアとドライヤーを終わらせて、ぼーっとテレビを見ていた。
勇「(仁人なかなか上がってこないな…)」
いつもよりも時間がかかっている気がして、念のため声をかけることにした。
勇「仁人〜??大丈夫か〜??」
ガタガタッ
仁「ご、ごめんっ////大丈夫!」
扉越しに声をかけると、慌てた様子で何かを落としたようだ。
いつもより少し上擦っている声に心配になる。
勇「え、ほんと大丈夫?のぼせた?」
仁「ほ、ほんとに大丈夫!もう上がる!/// む、向こう行ってて!!///」
慌てた様子で告げられ、疑問に思いながらも、これ以上踏み込んで機嫌を損ねるほうが嫌だなと思い、脱衣場を離れた。
それからしばらくすると、顔を紅潮させた仁人が上がってきた。
いつもよりなんだか艶やかな気がする。
恋人のお風呂上がりは、いつ見てもなんだか変な気を起こしそうになる。
勇「仁ちゃん、やっぱりのぼせた?顔赤いよ??」
平静を装い心配の目を向ける。
そっと頬に触れると、俺の手に頬を擦り寄せてきた。
勇「っ!!?」
俺の手に自分の手を重ねて、上目遣いでじっと見つめてくる。
何か言いたげなポテっとした唇から目が離せない。
仁「……しよ…?////」
勇「…え?」
仁「ぇ、ぇっち…しよ…?////」
とてつもなく動揺した。
いつもは俺から誘うか、まあ雰囲気でそういう流れになるかという感じだから。
ほぼ初めての仁人からのお誘い…どこでそんな誘い方覚えてきたんだ…。
あまりのかわいさに、頭が全く追いつかず、フリーズ。
仁「…し、したくない、か?今日…?////」
沈黙を否定と捉えたようで、悲しい表情に変わる。
勇「ち、ちがうちがう!!!ごめん、あんまり可愛いから頭ぶっ飛んでた(笑)」
仁「…ば、馬鹿かよ…////」
でもやっぱり、何かがいつもと違ってドキドキしてしまう。
身動きが取れずにいると仁人から催促。
仁「ベッド…行こ…?////」
勇「ぉ、おう////」
あまりの色気に太刀打ちができない。
ベッドまで手を引かれるように連れて行かれた。
寝室に着くと、向かい合ってベッドの上に座る。
見つめ合い、顔を近づけ唇に触れようとすると、手で静止されてしまった。
さっきまでの雰囲気が急に中断され、動揺していると仁人が口を開いた。
仁「…きょ、今日は…全部俺に任せて…?////」
勇「????」
そして冒頭に戻る。
仁人の胸に抱き寄せられたまま、何度も頭を撫でられる。
まるで子供をあやすみたいに。
ここで納得がいった、今日一日の仁人の行動に。
勇「ねぇ、仁人。」
仁「…ん?////」
勇「俺のこと、甘やかしてくれてるの??」
仁「っ!!////」
このリアクションは図星だ。
胸に抱き寄せられているため、焦って鼓動が速くなっているが聞こえる。
そっと腕の中から解放され、恥ずかしくて俯いてしまった仁人を覗き込む。
勇「なんで甘やかそうって思ったの?」
なんとなく理由は読めているが、仁人の口から聞きたくて問うてみる。
仁「…っ////…いつも一人で頑張ってくれてるし…勇斗、疲れてそうだったから…//// 何してあげればいいかわかんなくて、舜太に聞いたら『いっぱい褒めて甘やかすのが良い』って言われたから…////」
舜太に相談したということは癪だが、ナイスアシストだ、舜太。
だから晩飯も俺の好きな物しか無かったし、お風呂も一緒に入ってくれたのか。
居てくれるだけで、十分なのにこんな可愛らしい計画を立てるなんて、なんて愛らしいんだろう。
この一言だけで疲れが吹っ飛んだ。
…が、このチャンスを無駄にはできない。
いっぱい褒めて甘やかしてもらわなければ。
勇「俺、疲れてるし、お言葉に甘えて今日は仁人に任せようかな〜」
仁「ぁ…ぇっと…////」
勇「だめ?」
仁人が好きなかっこいい顔を存分に利用しておねだりしてみる。
しっかり目を合わせて仁人の逃げ道を塞ぐ。
仁「わ、わかった…////」
勇「ありがと、仁人。めっちゃ嬉しい。」
仁「っ!////」
仁人はストレートな言葉に弱いから、しっかり言葉にして伝える。
案の定狼狽えて真っ赤になっている。
いつまでもこういうリアクションが出てくるところが本当に可愛い。
前作・今作ともにたくさんのいいねありがとうございます!
創作活動初なのでドキドキでしたが嬉しいですー☺️
今回で🔞シーンまで行こうと思ったのですが、めっちゃ長くなりそうだったので、6話から🔞スタートします!(なんの宣言)
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