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俺はいつも通っていたお店へ行く
ここ、雰囲気が駄菓子屋みたいで
テンションあがるんだよな…。
カランカラン【扉をあける】
『おじいさん~久しぶり』
「おぉ、藤咲くんじゃないか、
久しいのぉ…。」
『あぁ、久しぶりおじいさん元気そうで
何よりだよ』
「わしも、さらに年をとったからのぉ…
だが、まだ、若いもんには、まけないぞ」
『ふははっ…おじいさんらしいや』
「さて、藤咲くん瓶ラムネじゃったな
また、箱買するのかい?」
『いや、今回は普通に買うよ
てか、おじいさん、前に箱買したとき
実は在庫切れしてたらしいじゃん
なんで教えてくれなかったんだ、?』
「いや、なぁに、君が気にすることでも
なかろ、このお店は藤咲くんのお陰で
今も残っておるからのぉ…あの時
店を守ってくれてありがとのぉ…」
『おじいさん…あぁ、また、
困ったらすぐ呼べよ』
「あぁ、ありがと」
『じゃあ、今回は4本瓶ラムネちょーだい』
「はい、毎度あり、本当藤咲くん
瓶ラムネが 好きじゃのぉ…」
『あー、まあな』
「藤咲くん…この茶葉を持っていき」
『え、おじいさんいいの?』
「あぁ、いいとも、恋人さんと一緒に
飲んだらいいさ、瓶ラムネ買うのは
その子のためじゃろ?」
『なんでわかって…フフッ、あぁ、ありがと
おじいさん、ありがたく頂くよ』
「あぁ、また、世間話でもしよう」
『あぁ、しような。
じゃあ、おじいさんまた、
今度顔出しにいくからじゃあな』
「気を付けて帰るんじゃぞ?」
「うん、じゃあね、おじいさん」
俺はそういってお店をでた。
やっぱおじいさんさすがの洞察力だなぁ…
年を取っても洞察力だけは
落ちてないってか…さすがだな…。
さて、瓶ラムネもゲットできたし
家に帰るかぁ、
亀ちゃん不足でたおれたら
大変だしな、
俺は早足で家に帰ったのだった。
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