テラーノベル
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「梓さん、お茶を淹れてちょうだい」
お義母さんが顔だけ振り向き、私を家政婦のように命じる。そして俊介さんも
「梓、タオル持ってきて」
と向こう向きに横になったまま言った。
「私も旅行中だって!」
「あなたは“家族のサポート役”でしょう?」
―― ああ、私の尊厳が傷つけられるなんてことじゃなく、尊厳なんて存在しない空間だ
私は荷物の中から離婚届を出すと
「俊介さん、もう無理。離婚したい。離婚する」
とお菓子の横に広げて置く。その瞬間、表情が“無”になった俊介さんがガバッと立ち上がり、次の瞬間
「やだ……やだやだやだやだ!!!」
と崩れ落ちたかと思うと、床を叩きながら泣き叫ぶ。あまりの激しさに、私は固まってしまう。
―― ナニコレ……子どもっていうか、幼児化?
そう思った時には、彼がお義母さんの背後に隠れて泣く。
「ママぁ……梓さんが僕を捨てるって……怖いよ……」
「ほら見なさい。あなたが息子を追い詰めたのよ」
お義母さんは、以前寝室のカメラを見上げた時のような、全てを見透かした顔で言う。
―― この人、怖い
息を吞む私の前に現れた俊介さんが
「どこにも行かせない!ママ、梓さんが怖いよ!」
と私を力いっぱい押し倒した。
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コメント
2件
あずあずーーー 病んでる……恐いのはアンタ達だよ!!
あずあずっ!!!大丈夫っ???!!! 梓さんってさん付けしてる! 呼び捨てだったじゃん! 怖いって、そっくりそのままお返してやるっブォン=͟͟͞͞╭('-'⊂)