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#不倫
#離婚
「離して!痛いっ!」
逃れようと頭を振ると、お義母さんがスマホを構えているのが見える。
―― 怖いのはあなたたちよ!
「はい、これで“梓さんが俊介を怒らせた証拠”が撮れたわ」
ガチャガチャ……
「えっ…?」
私から離れた俊介さんとお義母さんが縁側の方の部屋へ私を閉じ込め鍵を閉めた。
「梓は悪い子だから、反省しないとね」
「そうよ、俊介。あなたは正しいわ」
「ママ、僕が守るからね……梓さんをどこにも行かせないから……」
「俊介さん!鍵を開けて」
「君が悪いんだ! 僕を困らせないでくれ!」
―― 閉じ込められた
足元はガラス張りになった引き戸を覗くと、お義母さんが俊介さんの涙を拭き、そのあとで二人一緒に写真を撮っている。
「……どうしよう」
小さな呟きは震えていた。充電している私のスマホはあちらの部屋だ。荷物のバッグもあちらの部屋。この後、二人が温泉に入りに行くタイミングがあるだろうから、そこで出られるか。でも、こんな場所から夜に帰る手段がない。
私は膝を抱えて座った。聞こえてくる笑い声に、泣きたくなる。
耳を塞ごうと手を動かした時
「あ、ある」
来た時のまま、肩から斜めにかかったサコッシュに触れた。これを置く間もなかった。それに気づいてもいなかった。
でも、ここには小さなサブスマホがある。
私は立ち上がり縁側に出ると、鍵のかかった引き戸に背を向けてメッセージを打った。
―― 結城さん、ご迷惑をおかけしてスミマセン
心で謝りながら、短く送った。絶体絶命だと伝わるように。
『助けて』
ただそれだけを送り、GPS機能がオンになっていることを確かめた。
コメント
3件
結城さん🙏🙏🙏 一刻も早く、、、🙏🙏🙏
結城さんよろしくお願いします🙏 あずあず、そのたった一言のメッセージの意味は必ず伝わるから🥺 壊れる寸前かもしれない。でも心を強く持って🥺この2人に制裁を加えよう!

結城さん、助けて