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ご挨拶と

1 - ありがとうございました

♥

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2022年10月09日

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こんにちわ。

前回初めて投稿させてもらった「透明なあなたへ」が、❤累計1000を超えました。

あんな自己満作品にありがとうございました(˶ฅωฅ˵)

前回はあにきっず魂が溢れて一気に書きなぐったのですが、基本リアルが忙しすぎてかなりの遅筆&意味不明作品多めです。

それでも良ければ、これからもよろしくお願いします.˚⊹ ⁺‧( *´꒳`*)‧⁺ ⊹˚.

今回は挨拶(??)も込めて30分クオリティのショートストーリー載せますദ്ദി^._.^)

どうぞ。


✂︎—————–㋖㋷㋣㋷線——————-✂︎


最近、悠佑の様子がおかしい。

ご飯に誘っても乗ってこない。

話しかけてもどこか上の空。

時々、ふと顔が緩んでいる。

ミーティングとかで集まって、解散する時一緒に帰ろうとすると断られる。

なんだか、心ここにあらず、って感じだ。

「ひょっとして悠くん、彼女でも出来たんかな」

初兎がぽつりと言った。

「彼女!?」

「だって、最近全然構ってくれへんし。なんか思い出し笑いしてるし。」

「あにきに彼女…。」

「別におかしくはないやろ、いむくん。悠くんだって男やし、俺らの中で最年長やし。」

悠佑の舎弟を名乗る初兎は、面白くなさそうに口を尖らせている。

「なんたって、悠くんは俺が出会った中で1番カッコイイ男やし。今までいなかった方が不思議なんちゃう?」

「……。」

悠佑に彼女。確かにいてもおかしくないけど、今までそんな話はメンバー内で聞いたことがないから変な感じだ。

「…どんな子だろ。見てみたくない?」

「ん?」

「明日、みんなで集まる日でしょ?終わったあと、後をつけてみようよ。」

キラキラした瞳で誘うホトケ。最初は戸惑った様子を見せた初兎だったが

「いむくん、天才。」

2人はガシッと手をくんだ。


翌日。いつものようにミーティングを済ませると、やはり今日も悠佑はそそくさと帰り支度を始めた。

「じゃあ、先帰るわ。またなー。」

どこかウキウキした様子で出ていく。

「…初兎ちゃん。」

「…おう。」

2人は頷きあい、悠佑の後を付けるべく行動開始した。


近くのコンビニから出てきた悠佑は鼻歌を歌いながら歩いていく。

こっそりとその後を付ける初兎とホトケ。

「初兎隊員。もしかしてあれは彼女への手土産でしょうか。」

「もしかしなくてもそうでしょうホトケ隊長。これからお家デートと言った所でしょうか。」

悠佑は、自宅へは向かわず、脇道へと入った。そしてある家の前に立ち呼び鈴を押した。

「お前ら、何やっとるん?」

「!?!?」

不意に後ろから声がかかり、初兎とホトケは文字通り飛び上がって驚いた。振り向くと、そこには腕組みをしたifが立っていた。

「ifくん!なんでここに…?」

ホトケがひきつった顔で問う。

「いや、なんかさっき企んでるような気はしてたんよな。そしたら、2人であにきの後付け始めたから。」

「あ…いや…。」

その時、3人の背後でドアが開く音がした。

悠佑が押した呼び鈴に反応があったらしい。

振り向くと、部屋から出てきた大人っぽい女性が悠佑を迎え入れるところだった。

2人はにこやかに会話をかわし、部屋の中へと入っていった。

「………は?」

ifの声が裏返る。

「あれ、何?何なん、あの人?」

ギギギ、と音が聞こえそうなくらいぎこちなく2人の方を向く。

「いや…俺らも、悠くんが最近機嫌いいのなんでやろうと思ってつけてみたら…。」

「あにきに彼女でも出来たのかなー、なんて…。」

「彼女!?」

ifの声が大きくなる。

「ま、まろちゃん、声大きい!」

「あにきの彼女は、俺が認めた人しか許さん!」

言うと思った。初兎とホトケが目を合わせる。

だからifには言いたくなかったのに…

「あにきには、俺くらい活動を理解して応援してくれて俺くらい生活を支えることが出来て、俺くらい何があってもあにきを守ることが出来る、そんな人じゃなきゃ認めない!」

どんな人だよ、この末期のオタクめ…

「ifくん、どうどう!あにきに気付かれちゃうから!」

何とか2人がかりでifを落ち着かせる。ifはまだ言い足りなさそうな顔をしていたが何とか口をとじる。

と、窓が空いているのだろうか、中から声が漏れ聞こえてきた。

「ああ、可愛ええな。このままうちに連れて帰りたい!」

「ふふ、だめ。ここにはいつ来てもらってもいいから。」

「お?かまって欲しいんか?ええで。抱っこしたるからおいで。……あっ、こら、どこ触ってんねん。くすぐったいやろ。」

仲良く笑いあっている声。

「~~~~~~~~あにき!」

「あっ!」

我慢できなくなったifがその家に乗り込むのに、そう時間はかからなかった。

「えっ、まろ?」

中から驚いたような悠佑の声。仕方なしに初兎とホトケも恐る恐る顔を覗かせた。

そこには、びっくりしている悠佑と女の人、そして悠佑に抱かれた子猫がいた。


先月、悠佑は買い物帰りに捨てられていたこの子猫を見つけたらしい。動物禁止の家に連れていくことができず困っていたところにこの女の人が通りかかり拾って貰うことになったとの事。

悠佑はそのお礼と子猫に会いたいために通っているという。

「やって、こんなことお前らに言いづらいやん。恥ずいし。」

頬を染めて、そんな事を言う悠佑。女の人の家を出て、ことの経緯を説明させられていた。

女の人は家庭を持っていて、ご主人や子供がいる時も逢いに来ていて社交的な悠佑のこと、すっかり馴染んでいるとか。

「なーんだ、そっかあ。あにき、可愛いもん好きやもんな。」

さっきの勢いはどこへやら。コロッと態度を変えニッコニコのif。これには初兎とホトケは苦笑するしかなかった。これで本当に彼女だったらどうなってたのか……。

「でも、確かに活動が疎かになってたかもな。すまんかったな。」

「それよりも、あにきが構ってくれなくなったって初兎ちゃん拗ねてたんだから。」

「ちょ、ちょっとイムくん!」

「そうか。それはごめんな。」

悠佑が微笑んで初兎の頭を撫でる。別に拗ねてないし、と呟きながらもどことなく嬉しそうな初兎。

「じゃあ、久しぶりに今から飯でも行くか。」

「!行く!」

「いえええい!」

「うぃぃぃー!」

「あにきの奢りだよね!」

「は?……まあ、ええか。」

「やったー!早く行こ!」

わいわい。いつもお馴染みの賑やかさで、4人は道をかけていった。




終わりです。何コレ?オチは?

低クオリティ、失礼しましたm(*_ _)m

この作品はいかがでしたか?

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コメント

2

ユーザー

遅すぎる神作発見ンン!!!!!!最高でしたありがとうございました。

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