お試し2話
孝慈)さ、授業始めるぞ〜
魅華)授業って…私中途半端に入ったからわかんないんだけど
孝慈)まぁまぁ、簡単だから
(ちな孝慈せんせーのイラストぉ〜)
(いけめんだねぇ(IQ0))
魅華)簡単って…
机に肘を着いて何すんのかな〜とワクワクしているとカッカカッと黒板に何かを書き始めた
魅華)そういう事ね笑
孝慈)あぁ、これは妖怪の出現と呪霊の出現…あとはァ神の話だな
魅華)呪霊は人々の負の感情の表れ、妖怪は自然によって現れ…神はァ…なんだっけ
孝慈)神は人々の願いによって現れる時もあるし【生贄】を捧げて現れる時もある
魅華)あーそうだそれだ
真琴)よく神の顕現方法なんてわかるね〜
私の後ろの席に座ってる真琴が声を掛けてきた
魅華)ん〜…まぁ、式神のおかげだからさ
私の隣で美味しそうに食べてる雪月の頭を撫でるとへにゃっと笑った
鈴)雪月って式神…なんだよね?言っちまえば神じゃんなんでその一応神さんがあんたの隣に居るんだ?
魅華)そうだなぁ…ん〜…気付いたらいた…ってのがあるからなぁ…
頭を悩ませると孝慈せんせーが「式神は案外自分と相性がいい奴にくっついたりしてるからな…案外それかもな」と口を出した
魅華)相性って…能力的相性?私はあんまり戦えないからなぁ…
雪月)相性ってよりも…こいつの異質な霊力に引き寄せられたって感じかな〜…多分?
暫くは授業を受け放課後、夕日の綺麗な空色…とっても綺麗なオレンジ色
魅華)疲れたぁ〜!
片手カバンを持ってのびーっと背を伸ばしていたらどこからともなく声が聞こえた
【魅華、貴方は強くなりなさい】
と
驚いて後ろを振り向いたが誰も居なかった、いや…明確にはあの双子兄弟が居た
真琴)ど、どーした〜?
魅華)あ、いや…(なんだ、あの声…聞いた事…あるのか?無いのか?なんだ…)
鈴)顔色わりぃよ?体調悪かったのか?
魅華)な、なんもねーよ笑
昔どこかで聞いた事あると思った…でも思い出せない…淡くて綺麗な声だった…でも、一気に殺意が湧いた気がした
いらっとして無意識に殴りたくなったが…まぁ、多分気のせいだ
魅華)うーん…まぁ多分気の所為かな
しばらく考えたが気の所為ということで放置
次の日
魅華)んぁ”〜…眠てぇ…
学校の寮の部屋は意外にも快適でベットがふかふかのもふもふで気持ちよくて結構爆睡していたのが今の現状
つまり…
雪月)遅れるよ?
魅華)今から行きまーす!
遅刻でありゅ★
全力で走ったよね、走ったって言うよりもアレよね…呪術使って大急ぎで学校向かったよね
魅華)はぁ、はぁ…疲れた…しぬ、まじで…よくない…しぬ、あ”…
真琴)ち、力尽きた…
鈴)魂抜けてるぜ
楓夏)おーい
華炎)魂抜けてるならもぬけの殻よね!
華炎が手から火を出して私の方に近付け髪がヂリッと焼けて直ぐに起きたよね
魅華)髪ィィィィィ!?私の髪ぃ!?イヤァァァァァァ!!!!!
華炎)元気じゃないの
魅華)こ、焦げたァ…あっしのお髪ぃ…
真琴)朝から元気だねぇ…
魅華)お前ら華炎を止めろよォ…
鈴)こいつ決めたらやるからな
魅華)私の髪を大切にしてよ!真琴おかしくなーい?
真琴)あ〜お茶うめぇ
私魅華、助けを求めた結果真琴に見捨てられました★
魅華)…楓夏!楓夏助けて!
楓夏)あ、見て見て桜だよ!
真琴)お〜、指から桜が生えてるぜ
2人)すげ〜
私魅華、助けを求めた結果真琴と楓夏に見捨てられました★パート2
魅華)孝慈せんせーはどこいったんだよちくしよー!!
あれから数分後
孝慈)…魅華お前禿げたか?
魅華)禿げてない!ちょっと1部テカテカになっただけ!
孝慈)焦げたあとだよな…華炎?
華炎)私雪月に殴られたんですけど!?
雪月)友を救うのは友としての役目だからな!
孝慈)まぁ、あれだ…華炎が悪いな
華炎)魅華もでしょー!
魅華)私禿げてねぇから!(?)
華炎)そのもふもふ耳の生えた髪の毛燃やしてやるー!
魅華)ちょ、来んなバカ!授業!せんせー!早く!バカ助けて!イヤァァァァァァ!!!!!
真琴さん達)朝から元気だなぁ…
魅華)裏切り者ぉぉ!!!!!!!!!!!!
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