テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

人生 Ⅱ

一覧ページ

「人生 Ⅱ」のメインビジュアル

人生 Ⅱ

5 - 第5話《HAPPYEND》

♥

1,431

2024年12月16日

シェアするシェアする
報告する

「 人生Ⅱ 」


・桃赤

・他メン登場有

・ハピエン

・赤視点
















。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。



















真っ暗な中を彷徨う。


















夢だと理解するのに 時間など要らなかった。







だって、俺は飛び降りたんだから。

















いや、









ほんとに 夢なのか ?
















もしかしたら、 走馬灯 ってやつなのかもしれない。










……なんて考えてる間 浮かび上がったのは分かれ道だ。































どっちも行き先は暗かった。




どうせ暗いところを通るぐらいなら、ここにいる方がマシなのに……笑











でも体は勝手に動くんだよね。















少しだけ広い道の方へ、体は引っ張られた。






















止まろうとしても動く体。
























一歩、一歩。































道は暗くなるどころか明るくなるばかり。







振り返って戻りたくても、戻れない。

















何かに引っ張られてるみたいで。























嫌だよ。















嫌だよ。




































俺は、死にたいんだよ ……… 。






































┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



























赤 「 ……………… 、 」






目の前には、先程とは真逆の 白い天井があった。
















神様は意地悪だ。


















俺を、死なせてはくれなかった___。



















赤 ️「 っ゛…… ポロッ 」








ぐるぐると 複雑な気持ちだけが俺の中を渦巻く。


























死ねなくて悔しい……?






それとも、







































死んでなくて良かった………?






































桃 「 り、う ら……………… 」







赤 「 …………………… ポロポロ 」














彼とは、1番 会いたくなかったかもしれない。
























だって、死にたい って気持ちが薄れちゃうから。



























桃 「 ばか 、ばか 、ばか 、ばか ………!!!!!!ポロポロポロポロ 」








赤 「 ご め、なさ ゛……ッ ポロポロポロポロ 」







桃 「 ほんと、良かった………っ ポロポロポロポロッ 」


















彼の整った顔に 、 濃い隈が浮かんでいる。














最後に会った時より一回り、二回り痩せ細っていて。





迷惑かけたことを自覚する。












)嘘!?!?


)すぐ行くわ




桃 「 うん、待ってる…………ポロポロ 」










携帯電話を片手に、何かを伝えるないくん。



恐らく、メンバーに俺が起きたことを伝えたのだろう。








桃 「 りうら…………ポロポロ 」



赤 「 ぅん… 」

















桃 「 お願いだから もうこんなことしないで………………ポロポロポロポロッ 」












赤 「 …………ポロポロポロポロッ 」











メンバーが揃ってから、約2か月間 生死を彷徨っていたことを告げられた。



そして、昏睡状態にあった俺が 奇跡的に目が覚めたということも。










けどそんなことより、

メンバーが全員大泣きしていたことと、



そして、全員 前より細くなっていたことの方が 刺激が強かった。







それぐらい、俺は色んな人に迷惑をかけた。























赤 「 みん な、ごめんなさい…………っポロポロポロポロ 」













水 「 …もう 謝らなくていいよ…………っ ポロポロッ 」


水 「 帰ってきてくれて ありがとう……ポロポロポロポロッ 」




どこまでも優しいいむ。











紫 「 りうちゃんおらんかったらほんまに耐えられんかった…………ポロポロッ 」




弱々しい声で、呟くしょにだ。











青 「 もう泣かんとき…………? )にこっ 」


青 「 泣くの疲れるやろ…………? 」




泣きながらも気を遣ってくれるまろ。











黄 「 気づいてやれんでごめんな……?ポロポロ 」




悪くないのに、みんなの気持ちを代弁するかのように謝るあにき。














桃 「 今まで、よく頑張ったね……………… )にこっ 」






震える声で、1番欲しかった言葉をくれるないくん。
















桃 「 ………けど、頑張らせてごめん…っポロポロポロポロッ 」






赤 「 みん なは、悪くない………………っポロポロポロポロッ 」






































































こんな素敵な人たちに囲まれてさ。














ほんと俺バカだ……


































自殺しようとしてた俺が言うことじゃない、って分かってるけど。


















































































































赤 「 ……生き、てて 良かっ

た……………………ポロポロ 」



















「 、!………………ポロポロポロポロッ 」





















「 おかえり 。 」






























「 りうら / りうちゃん 。 」




























。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。









2362文字、お疲れ様でした‪。
















次回 : BADEND → ♡100









この作品はいかがでしたか?

1,431

コメント

10

ユーザー

最高すぎる😭

ユーザー

自○しようとしてた側の「生きてて良かった」やばいな… ほんとにもうこの子は…人を感動させるのが上手いこと🥹

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚