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自○しようとしてた側の「生きてて良かった」やばいな… ほんとにもうこの子は…人を感動させるのが上手いこと🥹
いやあああ感動😭😭 優ちゃんこういうのホントに上手すぎ尊敬✨ バドエンも楽しみ!
「 人生Ⅱ 」
・桃赤
・他メン登場有
・ハピエン
・赤視点
。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。
真っ暗な中を彷徨う。
夢だと理解するのに 時間など要らなかった。
だって、俺は飛び降りたんだから。
いや、
ほんとに 夢なのか ?
もしかしたら、 走馬灯 ってやつなのかもしれない。
……なんて考えてる間 浮かび上がったのは分かれ道だ。
どっちも行き先は暗かった。
どうせ暗いところを通るぐらいなら、ここにいる方がマシなのに……笑
でも体は勝手に動くんだよね。
少しだけ広い道の方へ、体は引っ張られた。
止まろうとしても動く体。
一歩、一歩。
道は暗くなるどころか明るくなるばかり。
振り返って戻りたくても、戻れない。
何かに引っ張られてるみたいで。
嫌だよ。
嫌だよ。
俺は、死にたいんだよ ……… 。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
赤 「 ……………… 、 」
目の前には、先程とは真逆の 白い天井があった。
神様は意地悪だ。
俺を、死なせてはくれなかった___。
赤 ️「 っ゛…… ポロッ 」
ぐるぐると 複雑な気持ちだけが俺の中を渦巻く。
死ねなくて悔しい……?
それとも、
死んでなくて良かった………?
桃 「 り、う ら……………… 」
赤 「 …………………… ポロポロ 」
彼とは、1番 会いたくなかったかもしれない。
だって、死にたい って気持ちが薄れちゃうから。
桃 「 ばか 、ばか 、ばか 、ばか ………!!!!!!ポロポロポロポロ 」
赤 「 ご め、なさ ゛……ッ ポロポロポロポロ 」
桃 「 ほんと、良かった………っ ポロポロポロポロッ 」
彼の整った顔に 、 濃い隈が浮かんでいる。
最後に会った時より一回り、二回り痩せ細っていて。
迷惑かけたことを自覚する。
)嘘!?!?
)すぐ行くわ
桃 「 うん、待ってる…………ポロポロ 」
携帯電話を片手に、何かを伝えるないくん。
恐らく、メンバーに俺が起きたことを伝えたのだろう。
桃 「 りうら…………ポロポロ 」
赤 「 ぅん… 」
桃 「 お願いだから もうこんなことしないで………………ポロポロポロポロッ 」
赤 「 …………ポロポロポロポロッ 」
メンバーが揃ってから、約2か月間 生死を彷徨っていたことを告げられた。
そして、昏睡状態にあった俺が 奇跡的に目が覚めたということも。
けどそんなことより、
メンバーが全員大泣きしていたことと、
そして、全員 前より細くなっていたことの方が 刺激が強かった。
それぐらい、俺は色んな人に迷惑をかけた。
赤 「 みん な、ごめんなさい…………っポロポロポロポロ 」
水 「 …もう 謝らなくていいよ…………っ ポロポロッ 」
水 「 帰ってきてくれて ありがとう……ポロポロポロポロッ 」
どこまでも優しいいむ。
紫 「 りうちゃんおらんかったらほんまに耐えられんかった…………ポロポロッ 」
弱々しい声で、呟くしょにだ。
青 「 もう泣かんとき…………? )にこっ 」
青 「 泣くの疲れるやろ…………? 」
泣きながらも気を遣ってくれるまろ。
黄 「 気づいてやれんでごめんな……?ポロポロ 」
悪くないのに、みんなの気持ちを代弁するかのように謝るあにき。
桃 「 今まで、よく頑張ったね……………… )にこっ 」
震える声で、1番欲しかった言葉をくれるないくん。
桃 「 ………けど、頑張らせてごめん…っポロポロポロポロッ 」
赤 「 みん なは、悪くない………………っポロポロポロポロッ 」
こんな素敵な人たちに囲まれてさ。
ほんと俺バカだ……
自殺しようとしてた俺が言うことじゃない、って分かってるけど。
赤 「 ……生き、てて 良かっ
た……………………ポロポロ 」
「 、!………………ポロポロポロポロッ 」
「 おかえり 。 」
「 りうら / りうちゃん 。 」
。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。
2362文字、お疲れ様でした。
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