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うわあ!こういう感じのやつも大好きぃ!一条さんやっばあい!好きぃ!
🐟が🌸を誘拐する話
仕事帰り。いつも通りの道をいく。コツ、コツ、、、ここは人通りが多いわけではないが無いわけでもない。だから然程足音が増えても何とも思っていなかった。しかし私の速さに合わせてるとしか思えない速さで音…私は私も自覚するほどにかなり歩くスピードが遅い方。1人の時は特に遅い。だから追い抜かれないことがおかしい…そう思った瞬間から意識をしてしまいどんどん心臓が速くなり、背筋が凍る感覚に襲われる。急いで帰ろうと早歩きをした時名を呼ばれ反射的に振り返ってしまう
🚹「あぁ♡やっっぱり🌸ちゃんだぁ♡間近で見るとさらに可愛いねぇ♡僕のこと気づいてて捕まえてって感じで逃げたの?♡“あんなに猛アタックしてきた”からちょっとびっくりしたけどそう言う感じも僕好きだよぉ〜♡」
何を言っているのか何もわからない…
🌸「あ、あの、、ひ、人違いだと思います、、、あの、さよなら!」
困惑でフリーズしている彼からそそくさと離れる
🌸「(何で何で何で??何で私の名前!!アタック?何のこと?あの人は誰?怖い、とにかく怖い!速く逃げないと!)」
とその時力強く腕を引っ張られる
🚹「ハァハァ…何言ってんの?僕あんまりそう言う冗談好きじゃないよ?ねぇ速く僕の家に行こ?君とのベッドも綺麗にして部屋も綺麗にしたんだよ??ねぇほら♡」
🌸「いっ、いや!!!」
パシッと腕を引っこ抜き後退り
🚹「は?」
🌸「知らないんです!あなたのこと!人違いです!やめてください!こ、これ以上何かなさるならけ、警察呼びますよ??」
恐怖で引き攣った表情で少しずつ離れる。すると🚹が小刻みに震え始めたかと思えば怒声が鳴る
🚹「だからそう言う冗談大っ嫌いなんだってば!!」
その瞬間🚹が自分の髪の毛を引っこ抜きながら怒る
🚹「ずっとずっと僕を誘惑して!ずっと僕に愛してるって何度もメッセージして!!僕だけが全てだって言ってたじゃん!!なのに会いにきたら人違い?警察呼ぶ??ふっっざけんな!!!!僕を弄ぶクソビッチが!!!!」
その瞬間🚹が刃物を持って飛びかかる
🌸「イヤアアア!!」
恐怖で咄嗟にしゃがみ目を瞑って頭を抱えた。しかし時が経っても痛みも何もない…ん?っと思ったその時🚹の悲鳴が鳴る
🚹「うあああああ!!!やめろおお!!痛い!痛いいいい!!離せええええ!!!」
目を開けるとそこには手首を折られ背中の方向へ腕を曲げられていた🚹の姿。
🌸「ヒッ」
目の前にいたのは🚹だけではなく知っている人がいた。。それは。。
京極組武闘派の一条康明、、、極道であり…私に元彼であり………ストーカー。
🚹もやばい。本当にやばい…でも!それでも彼よりは何倍もマシだ。彼だと認識した瞬間腰が抜けていても這いずってでも逃げようとする🌸。しかし🚹の腕を掴んでいた彼は🚹を地面に叩きつける鼻やいろんなとこから血を流す🚹に容赦無く足。腕。目。喉。心臓。その順番でゆっくり刺しながら話しかけてくる
🐟「この外道は🌸の視界に入ろうとした。そんな足はいらねぇ。🌸のやわらけぇ肌に汚ねぇ手で掴み傷つけようとした腕もいらねぇ。🌸を汚ねぇ感情で見るそんな目なんていらねぇ。🌸に話しかけ怖がらせる声なんざもっといらねぇ。もう全部いらねぇ。」
🚹「うああああああああああああああ」
足も腕も使えない何も見えない。でも逃げないとと言う根性で這いずって逃げようとした。しかし背中を踏まれ一気に心臓向けてロングナイフを突き刺され絶命。
ボロボロ泣きながら逃げる🌸に目をやり目で追えぬ速さで追いつく
🐟「ヒーローが 助けきたのに なぜ逃げる」
🌸「や、やっ離してっ」
🐟「……外道に命狙われてギリギリのとこでかっこいい男が助けに来たってのになぁんで惚れなおさねぇんだ?」
🌸「やだ、離して、帰りたい」
🐟「…もっと狂気じみたやつを“用意”すればよかったかぁ」
🌸「え…」
その時🚹が言ったことを思い出す
“間近で見るとさらに可愛いねぇ”
“あんなに猛アタックしてきた”
すると嫌なことが分かる…
🌸「も、、し、かして、あの人が話した“🌸”って…」
🐟「あの頃🌸に近づく男女関係なく消してさぁ🌸なら分かってずっとそばにいてくれるって信じてたんだよ」
🌸「あっ…いや、やだ!」
🐟「やっぱ家から出すことが間違っていたんだなぁって気づいてよぉ〜それに。どこへでも行ける足があっから俺なしでいろんなとこ行くんだよなぁ?俺さ。仕事忙しい時多いけどぜってぇ家帰るし🌸の介護すっからよ」
🌸「あ、やだ!誰か!!助けて!!いやああ!!」
🐟「痛みがないようにすっからアキレス腱切らせてくれ」
そして気づいた時には🐟の家で両足のアキレス腱が切られ縫われ、足枷がついていた。
逃げられないことはもう分かっている。全てを諦めるしかないのは分かる…でも、帰り、たいよ………