どうも、作者の紫苑です*⊂ ( ° × ° ) ⊃*
本編の前に感謝したいことがあって、割り込んでおります。許してくれ。
いつの間にかこの作品のハート数が100超えてました!
押してくれた方、ありがとうございます!初作品なんで、嬉しいです!
今後は、ハート累計500を目指そうかな…(強欲の壺)
お邪魔しました!本編どうぞ!
ーーーモルス村ーーー
め「ファントム(ボソッ」
「きゃあぁぁぁぁぁ!」
ザシュッ
「や、止め………アッ」
ザシュッ
「し、死にたくない!」
ザシュッ
「やっぱりお前は死神だったんだ!」
ザシュッ
ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ
「止めろぉぉ!」
ザシュッ
「めめんともりちゃん……なん…で…?」
ザシュッ
?「おいお前!なぜ罪なき村人を襲う!?」
め「ん?………見ない顔ですね。どちら様で?」
?「俺は旅人のアーズィノス!質問に答えろ!“悪魔”!」
言いにくそうな名前。
それにムカつくなぁ。まあ、最期にお話してあげようかな。
め「へぇ。何も知らない分際で。そんなこと言うんだ。」
ア「知らないが、村人を襲う理由なんてないだろう!?」
め「もう喋らないでほしい…(ボソ」
ヤル?
め「ありがとうファントム。でも、もう少し待ってね。」
コク
ア「こいつもお前の眷属なんだろう!?この村人は幸せに生きていたのに、
たった今、お前がそれを壊した!お前みたいな悪魔にだって幸せな時期が
あっただろう!?なのに何故!?」
め「うるさい黙れ。」
ア「ッ…!?」
なんなんだこいつは。虫酸が走る。何も知らないのに説教たれてきやがって。
め「幸せな時期?そんなもの無かった。」
ア「は?そんなことあるはずがない!」
め「それがあるんだなぁ。まず、私は人間だ。能力が使えるだけのただの人
間。なのに、能力のことを知った両親は私を虐待した!お前が言った“罪なき
村人”も私をいじめ、虐げた!これは私の復讐であり、自由への第一歩だ!」
ア「よくそんなデタラメを!眷属もいるくせに!」
め「この子は私の能力によって召喚されている“亡霊”だ。」
ア「もう虐殺を止めろ!」
め「止めろ?私が何度言っても叶わなかった言葉だ。」
ア「黙れ!くたばれ“化け物”!」
プツンッ
へぇ。化け物…ね。
そんなに死にたいのか。
村には関係ない奴だが、ムカつく。私を侮辱するのならば村人たちと一緒だ。
め「ファントム!」
ブンッ
ア「アッ………」
よし、死んだ。これでこの村全滅かな。
思ったより早かった…な。
め「ファントム、お宝探ししませんか?」
!‥コク
め「じゃあ、この家から探していきましょう」
オー
ファントム……………意思疎通取れるの嬉しいな。しかも可愛いっ!
め「よし。くまなく探しましたね!」
コク
め「あったのは、お金と美術品……。それと、生活用品ですね」
美術品はお金に変えられるだろう。生活用品もある程度あればいい。
め「ファントム一回帰ります?」
ウーン
め「能力疲れは大丈夫そうですが、あなたを見られたら大変ですし。」
コク
め「わかりました。」
デモ、マタヨンデネ!
め「ッ…。ありがとう、ございます」
シュン
帰ってしまった。帰してしまった。
でも、結構言いたいことがわかるようになってきたな………嬉しい。
やっぱり…………寂しくなっちゃったな。
…そろそろ行きますか。
結構歩いたな…
そろそろどっかの街に着いてもいいと思うんだけど。
?「ヒッ。だ、誰ですか!?」
め「え?」
夕暮れ時、彼女の纏う‘‘赤色’’は、夕日に映えてとてもきれいに映った。
——–Data——–
ファントム(亡霊)
性別、年齢、誕生日∶不明
モルス・メメントモリに召喚された亡霊。
メメントモリと言葉を交わせるようになってきた。
大きな鎌を使って敵を斬り伏せていく。物理攻撃は聞かない為、ほぼ無敵。
メメントモリのみに従い、他のものには従わない。(ただし、会話は可能)
【能力疲れ】
能力を使いすぎると疲れが襲ってくき、最終的には気絶してしまう。
最悪の場合、死に至る。
コメント
1件
ぷっち解説!*⊂ ( ° × ° ) ⊃* ファントムは結構知ってる人多いと思いますが、フランス語で【亡霊】という意味です。 また、アーズィノスさん。変な名前と思った方も多いと思います。この人の名前は、ラテン語で【愚者】という意味です。何も知らないのに喧嘩を売った愚か者、ですね。