そしてアルアたちは今ソウフラビエにいる
ゴンの外向的な性格で上手くみんなに打ち解け
まだ誰も1枚も持っていなくて独占できる
スペルカードがここにあるそうだ
そして15人以上でという条件
アルアは本能的に嫌な予感がする
スペルカードの情報を教えてくれる人は思ったより早く見つかるが 海賊達を追い出すのが条件海賊の元へ速やかに向かう
「じゃあ早速勝負をしよう!」
勝負にアルア達が勝つのが条件のようだ
勝てば速やかにこの街から出ていくようだ
負けてもここから帰ってもらえればいいと
逆に怪しんでしまう条件だ
勝負内容は海賊が決めるそうだ
勝負内容はスポーツ
ここのメンバーが得意なスポーツで勝負する
1人一緒で先に8勝負した方の勝ちだ
1回勝負をしているのをみたが
アルアはこのメンバーじゃ
勝てないことを察していた。
視点や洞察力が不十分 それはキルアやビスケなどもわかっているようだ
そしてアルア達は勝負にわざと負けてさっさと終わらせる手法に出た
「このメンバーじゃ勝てないと見るや
わざと負けて情報収集に切り替えるとはな」
「だか
1度負けたパーティでは二度と挑戦できない」
「まあでも1人でも入れ替えればOKなんだからむちゃなリスクじゃない」
「私達は抜けるから」
そうみんなの意思に反対するのは
アルアと散々戦ったアスタだった
「ボマー組のコンプリート阻止という
当初の目的は達成できたわ」
「あいつらに15人の仲間を集めるのは
まず不可能に近い」
「アンタたちもこのイベントほっといたら?」
「下手にカード入手したら狙われるわよ」
その言葉でみんなに迷いが生じて
ばらばらになる
残ったのは5人
アルア組とゴレイヌという男のみだ
「彼ら勘違いしている
俺らにとってもこのカードはなるべく早く入手した方がいいんだ」
「少しでも仲間割れの危険を回避するため」
「その通り」
仲間は最低15人
しかしクローンを使っても一坪の海岸線
のカード化限度枚数はたった3枚
このイベントは初めから仲間同士の争いの
火種を抱えている
「最低あと4人の手練がいる
誰が心当たりはないか?」
そしてゴンはリストを見て
アルアがヒュンとする名前をあげる
「リストの名前だけならやっぱりクロロかな」
「でもクラピカが偽物だって言ってたからな」
「じゃあ誰なんだろう」
「まあ旅団の誰かだろうな」
「旅団の誰かとして目的は?」
「そりゃゲームクリアじゃねえの?」
「だったら自分の名前で構わないじゃん」
そうゴンとキルアが少し言い合う
キルアは少し苛立っているようだ
「ならサイトビジョンを使ってみろよ」
「なにそれ?」
「そいつがゲームクリア以外の目的なら
カード集めに興味が無いかも」
その言葉で見てみる指定ポケットは0枚
フリーポケットは6枚とされていて
カードに無欲な人ほど好ましい
「でも旅団の人なら仲間にしないよ話を聞くだけ」
アルアは既に仲間にいるよーと言いたげだが
口にチャックをする
「ならわざわざ確認する必要ないって」
「誰かもそうだけど理由の方も知りたいの!」
「バカかおめえはよ!」
「理由ってそいつに直接聞くのか?」
「あいつらが教えてくれるわけねぇだろ!」
兄とゴンの言い合いに面白がって忘れているかもしれないがアルアはわかっているのだろうか
クロロがヒソカであることを
覚えているならこの場で命に変えてもクロロに会いに行かせるわけは行かないのだから
「あぁ勝手にするさ!!!」
2人の言い合いが終わり少し落ち着いた時に
アルアはやっと思い出したのだ
クロロに会いに行っては行けない理由を
「じゃあ行くね!」
「まっっ」
「アカンパニーオン
クロロ=ルシルフル!」
時は既に遅かったのだ
霧がたっていてよく見えない
しかしそんなことはどうでもいいのだ
今すぐ逃げないといけない
そう思い逃げようとアルアがする瞬間
クロロの名を使っている男がやってくる
「ヒソカ!」
ゴンの放った言葉で
ヒソカは後ろを振り返ってしまう
もう逃げられない
見られてしまってから
逃げられたとしても
前のような走り方に裸というトラウマレベルを
大きく超えてしまう
「おやおやこれは予期せぬお客さんだ」
「久しぶり…♧」
その言葉でヒソカは発をする
それを見たゴンとキルアも発をして戦闘準備だ
アルアは不覚にもいま2人にヒソカが殺せるなら殺してしまって欲しいと思ってしまう
「ふふふやっぱりそうだ
随分成長したんじゃないか?」
「いい師に巡り会えたようだね?」
アルアはヒソカの念がとても不快で仕方ない
穴があったらはいりたいほどに
そしてヒソカのヒソカは丸見え
ゴンとキルアそしてビスケはガン見をしている
アルアは目を極限に閉じた上でフードを被りそして上から手で抑える
「なんなんだこの変態野郎は」
ゴレイヌの言葉にとてもアルアは価値を感じる
「君かい?彼らの先生は?」
「いやそんな感じじゃないな」
そう言ってビスケの方をみる
「はっきゃいやーん」
慌てて女の子の振りをする
「あとはアルアはいないのかい?♡」
「いねぇーよ。いても会わせねぇっての」
兄の堂々たる態度はかっこいい
「残念だなあ」
「で、僕というよりクロロになんの用?」
そしてその言葉でヒソカは企む
アルアは絶対にこの2人に除念師のことは言うなよと頭の中で言う
2人のことだから止めに入ることが
わかっていたのだ
「クロロを探しているんだ」
「クロロがクラピカにかけられた念
実は外す方法があるだ」
その言葉でアルアはふたたびヒュンとする
「それをクロロに教えたくて
探してるんだけど」
「手がかりがなくてね」
「そんなとき蜘蛛の何人かがこのゲームに興味を持っていたことを思い出した」
「彼らならクロロの行先に
なにか心当たりがあるんじゃないかと思ってね」
さすが彼は奇術師だ
平気で嘘をつく
「さて次はこっちが聞くばん」
「まさかその質問をする為だけに
ここに来たわけじゃないだろう?」
「ううん。そうだよ!」
そうなのだ。
聞くためだけにゴンの独断で来ただけなのだ
さすがのヒソカでもドングリに頭をぶつけられたような表情をしている
「あのお 実は私達はできるだけ強い人を探してるんです」
ビスケがいきなり猫なで声でヒソカにそう言う
「仲間になっていただけませんか」
アルアは驚きを隠せない
さっさと帰ることだけを考えていたアルアは
このクソババアと言ってしまいそうになる
「ちょっそれはなしってゴン言ってなかったっけ?」
慌ててそう言ってしまう
それはとても誤ちだと言うのに
言葉を発してしまったからヒソカに認知されてしまうアルア
アルアの頭の中はバレているのかバレていないのかを考えることしか出来ない
「ん?いいけど」
いいんかい
ダメって言ってよお願いだから
「えっちょまてよ」
「俺は反対だぜ危険だ」
その意見にキルアもゴンもルルも強く頷く
そして強く頷くルルにを見つめるヒソカ
獲物を見つけたような目にアルアは
ふたたび逃げ出したくなる
「ビスケはあいつのことを知らないから言えんだよ!!」
兄の強い言葉に強く頷くアルア
「あら〜そんなことありませんわ
あの方には近しいものを感じますもの」
そう言いながらビスケは
奴は嘘をついている
と念を素早く練る
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