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nn said ,
最近 、彼氏であるysさんが冷たくなった気がする 。
前はもっと
「 うわ っ 、なかるてぃんその髪型めっちゃ似合ってるじゃん っ ！ 」
って美容室から帰ってきてすぐに言ってくれたり
「 今日 、なかるてぃんめちゃくちゃ調子良かったじゃん！ 」
そう言って頭を撫でてくれたり
「 なかるてぃん 、これあげる 」
そう言って飲み物をくれたり
「 今日飲み行くの？ 誰と？ 何時に帰ってくる？ 気をつけてね 」
って過保護すぎる心配してくれたり 。
いっぱい彼氏らしく構ってくれたのに 、
nn『 ysさん 、今日暇だったりします？ 』
ys「 ごめん 、今日飲み 」（（ ｽﾏﾎ見
nn『 あぁ ｯ … ごめんなさい … っ 、 』
nn『 ysさん！ 髪切りに行きました！ 』
ys「 ん 、似合ってる 。 」（（ ｽﾏﾎ見
こんな感じで冷たい 。
気づいたら 、コンビでライブがあってもネタ合わせぐらいでしか喋らなくなっていた 。
しかし 、何か言ってysさんの言動を制限しちゃったり嫌われたりするのは絶対に嫌 。
そう思い 、何もできなかった 。
そんな中 、しゅんさんに誘われ居酒屋に飲みに行った 。
ysさんに「 しゅんさんと飲みに行ってきます 」「 10時ぐらいには帰ります 」と連絡を入れたが返信どころか既読にすらならなかった 。
ある程度 、お酒が進んでくるとしゅんさんが言った 。
nk「 なんか最近 、なかるてぃんとys喋らんくない？ 」
nk「 どしたん？ なんかあったん？ 」
しゅんさんは優しいから聞いてくれてるんだと思う 。
でも今の僕からしたらちょっと辛い 。
でも しゅんさんなら 、と思い誰にも打ち明けていない悩みを話した 。
しゅんさん含め仲が良いkygさん 、そして零話rmnの2人には付き合っていることを言っている 。
nn『 最近 … ysさん冷たいんですよね 』
nk「 えぇ？笑 あのysが？笑 」
nk「 前 、めっちゃデレッデレやったやん 笑 」
nn『 そうだったんですけど … なんか徐々に 、、というか 』
nk「 えぇ … まじか 、、 」
nn『 この前も … 』
そんな話をしているとどんどん気持ちがネガティブになっていく 。
嫌われたのかな 、冷められたのかな 、浮気されてるのかな 、
僕だけなのかな 、
そんな不安な気持ちがどんどん広がっていく 。
nn『 僕 … ysさんの彼女向いてないんですかね … 』
気づけばしゅんさんという先輩の前で 、しかも自分事で涙が流れていた 。
nn『 ぁ っ … ごめんなさい ｯ 、 』
しゅんさんに謝り 、涙を拭う 。
nn『 … おかしいな 、 』
涙を拭ってるはずなのにどんどん涙が溢れてくる 。
顔は笑ってるはずなのに心は笑ってないみたい 。
気づくと 、俺はしゅんさんの腕の中だった 。
nk「 … 無理せんといてや 、 」
nk「 俺 … 後輩が 、、なかるてぃんが泣いてるとこなんか見たくない 、 」
nk「 思いっきり泣き 、それで思ってること全部俺に吐き出してみ 、 」
そう声を掛けてくれるしゅんさんの優しさは想像以上に心に染みて 。
気づけば 、思っていること全部吐き出していた 。
nn『 ysさん ｯ … 僕のこと 、嫌いなのかなぁ” っ 、、 』
nn『 どこが ぁ” ｯ 、悪かったんだろ っっ … 』
nn『 ysさん っ 、、帰ってきてよ ｯ … 』
僕がそう言ってる間 、しゅんさんはずっと背中を擦ってくれた 。
nn『 ごめんなさい ｯ … しゅんさん先輩なのに … っ 、 』
nk「 全然ええよ 、 」
nk「 ほんまになかるてぃん辛そうやったし 、なかるてぃんの辛いとこ見たくないから 」
そんな優しい言葉をサラッと言えるしゅんさんはめちゃくちゃかっこいいと思う 。
nk「 じゃあそろそろ帰ろか 」
お支払はいつも通りしゅんさんが全額出してくれた 。
そして 、居酒屋を出て少し歩いた 。
nk「 また何かあったら言ってや 」
nk「 また飲んだりしよ 」
nk「 普通に相談だけでもええし 」
しゅんさんの優しさが今は救いだ 。
こんな先輩 、かっこよすぎるし優しすぎる 。
nn『 ごめんなさい っ … ありがとうございます 、 』
nk「 もう謝らんといて 」
nk「 じゃあ … また 、な 」
nn『 はい っ … ありがとうございました ｯ 、 』
そう言って帰ろうとした時
nk「 俺やったら泣かせたりせんのに 」
小声でそう聞こえた 。
たしかに聞こえた 。
俺は帰ろうとするしゅんさんの服の袖を咄嗟に掴んだ 。
nn『 … それっ … どういう意味 、、ですか 』
nk「 … え ｯ 、？ 」
nn『 今 … “ 俺やったら泣かせたりせんのに ” … って 、、 』
nk「 あれ … 漏れてた 、、？ 」
nn『 え っ … ？ 』
nk「 そのまんまの意味やで 」
nk「 俺やったらこんな辛い思いさせへんのに 、って 」
nn『 … それ 、、って … 』
nk「 もし … なかるてぃんがその気なら 、、付き合ってほしい 」
nk「 でも … 話聞いてる限りまだ全然ysのこと好きそうやから 、、 」
そう言ってしゅんさんは苦笑いした 。
もし 、この時に戻れるなら 、
もし 、もっと冷静だったら 、
もし 、この時ちゃんと考えていたら 、
nn『 … お願い … します 、 』
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