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ﾋﾟｺﾝ

会社にいる全員のにじさんじライバーのスマホから通知がなる。

なんだろうと思い見てみると、、、

〜伏見ガクからお知らせ〜

本日、伏見ガクは恋人の剣持刀也と結婚することになりました。

詳しくは配信をするのでよろしければ見てください。

Twitterでも知らせておくのでよろしくお願いします。

驚きのあまり椅子から落ちる者、大声を出す者でライバー達は騒いでいた。

Twitterにて

〜伏見ガクからお知らせ〜

本日、伏見ガクは恋人の剣持刀也と結婚することになりました。

この後、22時から配信するので見てってください！

･まじ！？！？

･おめでと！！

･ついにか〜

･待ってた！

配信開始

「わわ！スパチャがやべぇ！」

『ほんとだwwはやくないですか？』

コメント欄はお祝いのコメントとスパチャで溢れていた。

「いや、ありがてぇっすけど、大丈夫っすか？」

『確かに、これからもっといい発表があるのに、、』

『、、知りたい？』

「wwww刀也さんめっちゃいじわるww」

『冗談ですよw』

なんだなんだとざわつくコメ欄

「結婚することになったんすけど、なんと！結婚式は配信をしてやろうと思います！！！」

『いぇ〜〜い！！』

『僕達で話し合った結果なんですけど、やっぱり今まで応援してくれてる リスナーに感謝しているのでこうしました。』

「まぁ、詳しくはまたTwitterとかで知らせるから待っててくれよな！」

「、、、ん？〈どっちからプロポーズしたの？〉あ〜、やっぱり気になるか？」

『え〜、言わなきゃなんですか？』

「まぁまぁ、せっかくだし？言っちゃうか〜」

『、、仕方ないですね。いいでしょう。言っちゃってください』

「は〜い。まぁプロポーズは俺からっすね。やっぱりそこは譲れないっていうか、でも色々と悩んだんすよ。本当に俺でいいのかとか、迷惑かけないかなとか」

「でも、してみたら刀也さん泣きながら喜んでくれて、あぁ本当に俺は幸せ者だな〜なんて思いましたね〜」

『ちょっと、泣いたとか言わないでくださいよ。まぁあの時は僕もめちゃくちゃ嬉しかったです。いつしてくれるんだろうとかずっともやもやしてましたからね』

『結果、このようになってがっくんと出会えて本当に良かったです。』

「刀也さん、、！！」

「俺もだぜ！刀也さん！！」

･泣きそう、、

･なんて幸せな空間

･まじで、、

･結婚式絶対に見る！

「そうゆうことで！伏見ガクと！」

『剣持刀也を！』

「『よろしくお願いします！！』」

Twitter

〜伏見ガク〜

ついに明日！10時から配信を始めます！

ここまで応援してくれたリスナー！お世話になったライバーさん達！

感謝してます！

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ついに、今日だ。がっくんが選んでくれたタキシードを着て鏡の前で立ってみる。

、、幸せだな。

つい、顔が笑顔になってしまう。だって、やっとがっくんと結婚ができる。

夢みたいだ。いろんな人に見守られながらここまできた。感謝しきれないな。

ｺﾝｺﾝ

『はい』

「剣持様、伏見様の準備が整いましたのでご案内いたします」

『分かりました』

そう言い、ついていく。きっとがっくんはとてもかっこよくなっているのだろう。想像するだけで笑顔になる。

「こちらです」

ふぅ、と深呼吸をしてノックをする

ｺﾝｺﾝ

「はい！」

ｶﾞﾁｬ

「、、、！刀也さん！」

『がっくん、、』

実際とってもかっこよかった。僕が選んであげたタキシードを着ている。

流石、なんでも着こなせてる。

『がっくん、めっちゃかっこいい、、』

「ありがと。刀也さんもめちゃくちゃ似合ってるよ！」

『んふ、ありがと』

あぁ幸せ。目の前の好きな人が微笑んでくれる。その目からは愛しさが伝わってきて、思わずそう考えてしまう。

「それじゃあ刀也さん。行きましょうか！」

『うん、行こっか、がっくん』

会場は数々のライバーで賑わっていた。もちろん、泣いているやつもいる。

配信では、まだ本人達が来ていないにも関わらずスパチャが最高額を超えていた。視聴者は、、100万人以上いる。

ーこれから、主役のお二人が登場いたします！盛大な拍手でお迎えください！！ー

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

二人が腕を組みながら歩いてくる。

二人の顔は幸せそのものだった。

おめでとー！ 世界で一番お似合いだよ！ 越されちゃったかー

様々な声が聞こえてくる。

「本日は、お集まり頂きありがとうございますっす！」

『ここまで来れたのは皆さんのおかげです』

「なので！本日はたくさん楽しんでくださいね！」

「け”ん”も”ち”さ”ん”、がっく”ん”結婚お”め”でと”〜！！」

『あははwwめっちゃ泣いてんじゃんw』

「ありがとな！むぎっち！」

「ほら、家長これ使いな」

ｸﾞｽｯ「ありがと、ちゅっちゅ、」

「先輩達おめでとうございます。私からしたら以前から熟年夫婦感でてましたけどね。やっとかって感じです」

「だよね！たぶんｸﾞｽｯ誰から見てもお似合いだよ〜」

『んふふwありがとうございます。色々と相談に乗ってもらったりして』

「確かに、二人には特に感謝してるぜ！」

「当たり前ですよ。あまりハピトリの絆なめないでくださいね」

「そうだぞ！遠慮はいらない！」

『頼もしいですね』

「だな！」

そろそろ終わりそうという時、ふと誰かが言った。

「あれ？誓いのキス見てない気がする」

確かに　　せっかくだし、、　　もったいない！

『え、』

「どーします？刀也さん」

会場はキース！キース！と騒いでいた。

『うるさい！分かりましたから、静かに！』

「刀也さん、こっち向いて」

『、ん』

「俺は、刀也さんのことを一生愛すし、絶対に離さない。誰よりも刀也さんのことを大事にする。」

『、、僕もがっくんのことが大好きだし、絶対に離れたくない。僕のそばにずっといて、、//』

「もちろんっすよ、刀也さん」

　　ﾁｭ

一瞬、静かになったがすぐに会場は騒がしくなった。

『、大好きだよ、がっくん、、ｸﾞｽｯ』

「うん、俺も、俺も大好き」

幸せになれー！　　泣かせるなよ〜　　

その後も楽しみ、結婚式は終わった。

後日の配信にて

「あん時はありがとうございました！」

『あんなにスパチャ送って大丈夫だったんですか？ありがたいですけど、流石にあんな額見たら心配しますよ』

･気にするな

･めっちゃ泣いた

･二人のためだし！

･最高すぎた

「かなり喜んでくれたみたいで、うれしいっすね！刀也さん！」

『そうですね、、、僕の旦那さん♡』

「え、///」

『あははww変な顔〜んふふ』

「いや、、それはずりぃって、、」

『wwwwは〜、、面白かった』

「そりゃよかったすね、、、俺の奥さん♡」

『、は』

「www仕返しっすよ」

『ふ、ふざけるな！バカ狐！』

「はて？」

･ラブラブだぁ、

･甘〜、、

･ライフはゼロよ、、、

ふたりは幸せに暮らしましたとさ