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(コンナジブン…イヤ・・・)
〈🌃深夜🌉〉
ペコリーヌは眠ったが、キラリーネは眠れずにいた。
キラリーネ「…私は元気で明るい存在。…でも、最近は何回やっても上手く出来なくて、人とも上手く話せない…。それに…、ペコリーヌにまで悲しませて・・・。」
(違ウ私ニ、ナリタイ。)
？『我が星の同胞よ。』
キラリーネ「？誰!?」
何処からか、不気味な低い声が聞こえてきた。すると部屋にあった三面鏡に、骨の透けた魚が映った。
キラリーネ「いやっ💦！」
キラリーネは怖くなって、鏡から遠ざかった。
？『ノンウァール公爵家の長女よ。』
キラリーネ「その声は・・・。もしかして国王陛下さん!?」
ドリアン『左様…♪。汝、それ程までに自分が憎いか？。』
キラリーネ「わ…、わ、私は…💦‼️」
ドリアン『我が力を貸そうぞ♪‼️』
ドリアンの目が真っ赤に光り、直後、 キラリーネの手にバケーキが一つ現れた。
キラリーネ「こ…、これは…‼️」
ドリアン『食らうが良い～♪‼️。我が作りし、その［バケーキ］が汝を［理想の姿］に変えるであろう～(笑)♪‼️』
ドリアンの目が、再び赤く光ると、キラリーネの瞳も赤く光った。
キラリーネ「(…ソウヨ!!。コンナ私ナンカ、要ラナイワ!!。違ウ自分ニ、ナルノヨ!!)」
キラリーネはバケーキを口にした。
ドリアン『ギョホホホホホ。さぁ、目覚めるが良い♪‼️』
キラリーネは黒いオーラに包まれ冷酷で不敵な笑みを浮かべた。
キラリーネ「…ホホ、オッホホホホホホホ……(笑)‼️。」
ペコリーヌ「キラリーネ、今日も帰って来ない…(泣)。…ペコリーヌに黙って、何日も留守にするなんて…(泣)‼️」
ペコリーヌ「ペコリーヌだけじゃ、いける所に限界はあるけど、このまま突っ立っているだけじゃ、何も始まらない‼️」
パルフェ「…あの…、我も居ますが…？」
キラリーネ「さてと♪♥️‼️。まだ試作品だけど１つ出来たわ♪♥️‼️。」
それに続いてミキサーイトウとボウルカネコも出てきた。
ミキサーイトウ🎤「新しいタイプのバケーキが完成したのですな‼️」
ボウルカネコ🥣「秘密の地下室を作って何日も閉じこもってたけど、ようやく日の目を見れるぜ～♪‼️。」
キラリーネ「さてと…、実験開始よ～♪♥️‼️」
レン「…あれ…？、タケちゃん…、何か顔色が悪い様だけど大丈夫？」
タケちゃん「何か・・・、凄く気分が悪いな……。」
ピンキーマカロン「見える！。タケちゃんには僻みマシュマロが取り憑いてるわ‼️」
グレン「こいつはまた新型のバケーキだな。」
ダーティマカロン「今まで以上に、警戒を続けないとね。」
ミキサーイトウ「はぁ～。新型がやられてしまいましたね。」
ボウルカネコ「……折角、面白い事になったのにな～‼️。」
キラリーネ「…まぁ、良いわ。まだ試作品段階でしたし。名付けて『ダークネス.バケーキ』よ～♪♥️‼️」
ミキサーイトウ「『ダークネス.バケーキ』？」
キラリーネ「バケーキの作り出す漆黒の幻影、私は、そう呼ぶ事にしたのよ♪♥️‼️。つまり、その漆黒の幻影達を生み出すバケーキと言う事よ～♪♥️‼️」
ボウルカネコ「成る程～♪‼️。格好いいぜぇ♪‼️」
ペコリーヌ「…ｱ…ｱﾜﾜ…💦‼️。た…大変な事に、なっちゃった(※小声)💦‼️」
ミキサーイトウ「…ん？、今の声、誰でしょうか？」
ペコリーヌ「…ニャ～♪♥️🐈️‼️、ニャ～♪♥️🐈️(※猫の声真似)💦‼️」
ボウルカネコ「…何だ、猫🐈️か…‼️」
ー放課後〈街中〉ー
あすみ「へ～。こんなところに和菓子屋さんが在ったんだ♪♥️‼️」
あすみは、綺羅美に教えられた御店「和菓子屋🌸ソメイヨシノ🌸」に来た。〈「本日貸切」〉と書いてある。あすみは店に入った。
ドルチェ「」
グレン「」
？「出して～💦‼️、助けて～💦‼️」
ノートちゃん「その声!!。もしかして「和菓子屋🌸ソメイヨシノ🌸」の若女将さん？」
桜「ふぅ～。やっと出られたわ～‼️」
ゾル「キラ・・・？あっ！グレン！、バタ！、この女の子ひょっとしたら‼️」
グレン「この特徴的な金髪・・・。」
バタ「そして・・・、一緒にいる虹色の髪色をしたペガサス…」
ゾル「そして・・・、抱えている桃色のクマのぬいぐるみ🧸…。」
グレン&バタ&ゾル「まさか、キラリーネ⁉️」
タケちゃん「知ってるんですか？」
グレン「キラリーネ・ノンウァール。…通称名キラ。」
バタ「僕達と同じ、バケーキ彗星人だよ。」
ゾル「僕の親戚の中の一人で、［ノンウァール公爵家］の長女です!!。小さい時に何回か、会った覚えが有ります。あ～💦‼️何でもっと早くに気付かなかったんだろうか💦‼️」
ダーティマカロン「….これが、綺羅美ちゃんの正体。そして、今回の新型のバケーキの黒幕ね。」
ダーティーマカロン「あすみの手がかりが有ると思ったのに…。」
ゾル「もしかして…‼️彼女も、あすみさん……、もといピンキーマカロンを、手先にするつもりかも💦‼️」
バタ「確かに…、可能性は高いわね‼️」
グレン「ああ…、洗脳して味方に付ければ…。」
ダーティマカロン「なんか・・・、あんた達が言うと、やっぱり凄く説得力があるわね😒。」
ダーティマカロンに言われて、グレンとバタとゾルは「ギクッ‼️」となった。グレンとバタとゾルも過去に同じ様な事をしでかしたからだ。
グレン「…あの時の事は😣💦、本当に悪かったと思ってる😣💦‼️」
バタ「あの、ホント、ごめんなさい・・・😣💦‼️」
ゾル「ごめんなさい😣💦‼️」
ダーティマカロン「いえ、私も言い過ぎたわ…。」
〈🌃🌉夜🌃🌉〉
〈⛲🏞️公園⛲🏞️〉
？「…ホイップ王女～？、ホイップ王女～？、何処ですか？」
？「その声、カスタード王子ですか？」
？「君…、もしや、メレンゲ？」
オリキャラ紹介(改)
・キラリーネ・ノンウァール(流星綺羅美)
通称名…［キラ］。バケーキ星人。家出したノンウァール公爵の長女。地球では［流星綺羅美］という仮の名前として過ごしている。
・ペコリーヌ
キラリーネと何時も一緒にいる妖精
・パルフェ
キラリーネとは何時も一緒にいるペガサス
・ピカリーネ・ノンウァール
バケーキ星人。ノンウァール公爵の長男。キラリーネの弟。
