斗花side
逃げないと、、
今すぐにここをでないとッ!!!
その言葉が何回も頭の中を繰り返す
けど、、足が思うように動かない。
ただじっと。ヴィル先輩を見つめる
グリムとの休みが無くなる。
心配をかける
せっかくの休みが楽しいものではなくなる
私の頭の中は〚行動〛と言うことを忘れてしまっている
動かないと、
意地でもここから帰らないといけない
斗「ッ………」
ヴィ「なんでそんなに震えているの?
アタシが怖いの?」
斗「……………」
貴方に怖がっているんじゃない。
何か大切なものを失いそうで、、今、ここから帰ったらどんな仕打ちがあるのかが、、怖い
けど、
動くしかない、
斗「!!」
今なら動ける!
ヴィル先輩との距離はそんなに遠くない
一か八かの勝負
行こう、走ろう
”オンボロ寮”に!
斗「ッ!!!ごめんなさい!、ε=ε=(っ´இωஇ)っ」
ヴィ「あっ!ちょっと待ちなさい!
ルーク!エペル!あの子を追うわよ!」
ル「うぃ!」
エ「は、はい!」
━━━━━━━━━━━━━━━
※闇の鏡後 メインストリート
斗「はぁッ、はぁッ」
どれくらい走っただろう…?
鏡を抜けてからまだ誰にも会っていないし見られていない。
ひとまずは安心
早くオンボロ寮に帰らないと、
グリム待たせてるな…
そう思いオンボロ寮へ走る
━━━━━━━━━━━━━━━
※オンボロ寮 玄関
やっと帰って来れた´Д`)‥
もうクタクタ、、
━━━━━━━━━━━━━━━
※寝室
斗「グリム~!、勝手に外出てごめんね〜、|˙꒳˙)ノ|Юガチャ」
斗「あれ?居ない!グリム!?」
ん?何この手紙
【イデアと一緒にゲームするから子分も
イグニハイド寮に来るんだゾ!】
………は?
イグニハイド………?
なんで、今日は一緒に寮で遊ぼうって約束したのに、、
クソッ
仕方ない、イグニハイド寮に行ってグリムを連れ戻さないと
━━━━━━━━━━━━━━━
※闇の鏡前
イグニハイド寮の鏡は、、これか、
急がないと、
━━━━━━━━━━━━━━━
※イグニハイド寮
…………いつ来ても、暗いな。
早くグリムを探さないと、
?「監督生さん!こんにちは!」
斗「ビクッ、オルトくん……?」
オ「そうだよ!来てくれたんだね!」
斗「えっと、グリムを探しに、」
オ「グリムくんは、兄さんと一緒にボードゲームで
遊んでるよ!」
斗「あ、そう、なんだね」
案外、大丈夫、なのかな?
オ「?どうしたの監督生さん?そんな顔して」
斗「いや。何でもないよ」
イデア先輩が来るのも時間の問題
グリムを連れてオンボロ寮に帰らないとだけど、グリムは今
楽しんでるだろうな…
斗「ね、ねぇ、オルトくん、グリムをここに
呼ぶことって出来ないかな?」
オ「う〜ん、兄さんに聞いて見ないとわかないや、
聞いてみる?」
斗「うん、お願い」
オ「一応出来るけど、兄さんが監督生さんに会いたいって」
斗「そ、そうなの、」
オ「せっかくだから、監督生さんも一緒にゲームしようよ!」
斗「っ……」
正直やりたくない
だって、
オルトくんの目は
絶対に逃がさないと訴えている目だから
一緒に遊ぶのは何が何でも避けないと
斗「ごめんねオルトくん、私ゲームあんまり興味ないんだ」
オ「そうなの(´・ω・`)」
斗「うん、ごめんね」
オ「全然大丈夫!グリムくん連れて来るね!」
あ、行っちゃった、
まぁ、グリムを連れて来てくれるなら良いけど
?「絶対逃がさないよ、監督生さん、」
コメント
6件
んああああああああああああスキぢ
面白い!大好き!