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第十話 番外編
注意書きは第一話をご覧下さい。
こちらは本編関係ありません。
3月中旬
青「…」←スマホ見てる
桃「まろー♪なにしてるのー?♪」
青「んぁ?スマホ見てる」
桃「それは見ればわかる。何見てるかって聞いてんのよ」
青「お菓子のレシピ」
桃「え、お菓子??」
黒「なんやまろ、誰かにお菓子作るんか?」
青「…まあ、バレンタインのお返しやな」
桃「えぇッ!?あの大量の女子全員にくばんの!?」
青「ちげぇわ。…ほとけにあげんの」
黒「ほとけって…初兎の妹か?」
青「おん、ドーナツ貰ったからお返ししよかなって」
桃「ねぇまろ、ドーナツの意味知ってる?♪」
青「あ?意味?」
黒「おい、ないこ…/」
青「え、アニキも知ってるん?」
黒「前バレンタインで俺らもドーナツを貰ったんよ」
黒「バレンタインってあげるお菓子に意味があったりするやん?気になって調べて見たら_」
桃「ストーップ!!アニキ、そこからは俺に言わせて!!✨」
黒「どーぞw」
桃「で、意味を調べたら『あなたが大好き』って意味なんだって!!」
青「…へー」
桃「反応うっす、お前それでも人間かよ」
青「正真正銘の人間だわ 」
青「ほとけはお姉ちゃんと一緒に作ったからって言っとったし、意味とか気にしとらんやろ」
黒「…」
青「…//」
黒「…なあまろ」
青「ん?」
黒「今週末俺とないこでチョコ作る予定なんやけど、まろも一緒にどうや?」
青「チョコ?」
桃「チョコにはね、『あなたと同じ気持ち』って意味が込められてるんだよー♪」
黒「まろ、ほとけって子が好きなんやろ?♪」
青「……はぁッッ!?////」
桃「え、そうなん!?✨」
青「べッ、別に好きじゃねぇし!?///」
黒「まろってわかりやすいよなw」
黒「せっかくやし一緒に作ろうや♪」
青「…うん、作る」
桃「とびっきり美味いの作ろーな♪」
週末
青「…で、チョコつってもなに作るんや?」
桃「生チョコだよ生チョコ♪♪」
黒「作りやすいし美味いからな♪」
青「ほう…」
桃「では悠佑先生!!ご指導よろしくお願いします!!✨✨」
青「お願いします!✨」
黒「任せときー♪」
数時間後
青「…おおっ、うまそー…✨」
桃「めちゃくちゃ上手くできたんじゃない!?✨」
黒「喜んでくれるとええなー♪」
ホワイトデー
白(悠くんに呼び出されたけど……今日ってなんかあったっけ??)
ガラガラ
黒「お、初兎来たか」
白「ごめんなぁ遅れてもうて💦」
黒「全然気にしてへんで♪」
白「それで…どうしたんや?」
黒「今日は何の日か知っとるか?」
白「今日?うーんと……あ、バイトやわ」
黒「それはそうかもやけどッ!!」
黒「世界的に!!」
白「世界的に!?」
白「えーと…うーんと……」
黒「今日はホワイトデーや…」
白「あぁ!そうか!すっかり忘れとったわw」
黒「てことでこれ、ないことまろと作ったんやで♪」
白「わぁ!ありがとなー悠くん♪」
黒「帰ってから食べてな、ちょっと恥ずいから…//」
白「えー?そんな事言われたら気になるやーん♪♪」
黒「わかったか??♪(圧)」
白「はいわかりました」
ピーンポーン
青「……」ドキドキ
青(今日ホワイトデーやけど…)
青(勉強会の日じゃないっていうねッ!!)
青(ほとけ出てくれるんかなぁッッッ!?)
ガチャ…
青「!」
水「はーい………って」
水「いふさん…!?」
青「あ、こんにちは」
水「どうしてここに…?今日勉強会の日でしたっけ……?」
青「ちょっとあげたいものがあるんよ」
水「…?」
青「……はい、これ」
水「これは…?」
青「バレンタインのお返し」
水「え、いいんですか……?」
青「せっかく作ってくれたしな♪」
水「え、でも…いふさんたくさんの人から貰ったって言ってましたよね…?作るの大変だったんじゃ……」
青「あー………」
青「…お返しは、ほとけの分しか作っとらんよ」
水「……え??」
青「じゃ、そろそろ帰るわ」
青「ほとけも寒いから早く中入るんやで♪」
青「それじゃあな♪」
水「…は、はひ…っ///」
カフェにて
桃「りうら〜」
赤「どうしたの?」
桃「バイト終わったらちょっと時間貰ってもいい?」
赤「わかった〜」
赤「ないくん、これ4番テーブルに運んでもらってもいい?」
桃「了解♪」
バイト終わり
赤「はーッッ、疲れた〜……」
桃「お疲れ様ー♪今日お客さん多かったね」
赤「ねー…でもないくんが入ってくれてよかったよ、いろいろ助かってるし」
桃「それはよかった♪」
赤「そういえば時間欲しいって言ってたけど…」
桃「あぁ、そうそう……はい、これ」
赤「わぁっ…美味しそうなチョコだね…✨」
桃「今日ホワイトデーでしょ?お返し♪」
赤「貰っていいの?」
桃「うん、りうらのために作ったから♪」
赤(りうらの…ために…///)
赤「ありがとう、美味しくいただくね♪」
桃「味の感想聞かせて!美味しくできたか不安だから」
赤「わかった」
桃「じゃあ帰ろっか、送ってくよ暗いし」
赤「ごめんねいつも送って貰っちゃって」
桃「いや、俺がしたくてしてる事だから♪」
桃「りうらの家の夜ご飯なにー?」
赤「たしか今日は_」
各々素敵なホワイトデーになったとさ。