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4 - 【学パロ】腐れ縁

♥

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2023年08月14日

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main 紫 黄

sub 他メンバー



腐れ縁の整地組がまた再会する話。


過去の捏造などが含まれます。



──────

?? side




物心がついた時には、彼が隣に居ると言うのが当たり前になっていた。




俺らは孤児院で育った。まだ1歳とかそこら辺からずっと。


理由は単純。お互いに遊び半分で作られた子供だったから。そのまま捨てられて、孤児院に拾われた。


偶然同い年だった彼奴は気づけば横に居て、幼い頃は一緒に遊んだり本を読んだり勉強したり。


段々と年齢が上がるにつれて、軽口を叩いたり煽ったりが当然になっていった。

偶に年下の子達の前で暴言を吐いて怒られたりもした。

ずっと昔から居たのだから知り尽くしている相手の黒歴史を暴露し合ってバカにし合った。



孤児院を出る年齢になって、それぞれ別の道を歩むことになって。



もう会うことは無いと思ってたのに。




──────



sm side





sm「は?なんで居んだよ」


kr「それはこっちのセリフだ」



そんな腐れ縁の彼がなぜ、ここに居るんだ。



孤児院では基本勉強ばかりしていたから入れた、偏差値の高い高等学校。


ここなら寮制度のため家も要らない。そう思って入った白尾学園。部屋は6人で1つ。指定された部屋に行けば見知らぬ4人と、親の顔より見た奴が。

いやまぁ、親の顔なんて覚えてないんだけどさ。


…今思えば此奴は一緒に行動してたんだ、勉強だって一緒。偏差値が高くて寮があるから家も要らない。普通に考えて来る可能性は全然あったのだが。



お互い睨み合っていれば、俺らの事なんて知らない4人が困惑するのも当然で。




nk「ちょちょ、どういう関係…?」


kn「2人は知り合い?」


kr「…まぁ。腐れ縁、ってとこ」


sh「元はどんな関係だったの?」


sm「お互いに悪口吐きあってた関係?」


br「え??」



まぁその反応が正しいと思う。偶々同室になった2人が仲悪いとか。初対面じゃないとかね。


俺もえ??って感じだもん



nk「え、大丈夫なのそれ?1年間は同じ部屋でしょ?」


kr「1年間此奴と居るのは御免だけど今更変えれねぇし、そこまで”俺は”子供じゃない」



sm「俺だってそんな子供じゃねぇ。態々強調すんな」


kr「はいはい、そうですか」


sm「その返しの方が子供らしいな」


kr「俺の煽りに乗るお前も子供だな」



いちいちうるせぇな…相変わらず。



br「ちょっと〜、部屋でギスギスしないでよね〜?」


sm kr 『…わるい』



sm「は?」 kr「あ?」



つい癖で喧嘩腰の発言しちゃうんだよねぇ…




kn「話聞いてた?2人とも?^^」



ひぇ…こわ。



sh「…とりあえず自己紹介は?」


あ。


nk「確かにしてない…俺からでいい?」


kn「いいよ」


nk「はーいNakamuです!甘党パンダでーす」


kn「Nakamuの幼馴染、きんときでーす。」


nk「俺らズッ友!!」


kn「はいはいw」



ズッ友(らしい)だからか知らんが俺らより仲良いのは分かった。



br「Broooockで〜す。寝てるとこ起こさないでくださーい」


sh「シャークんでーす、あだ名はシャケ。Broooockとはよくゲームしてる」



ゲーム友達…なのか?何で知り合ったんだ。

てか2,2,2で知り合いって凄くね?













sm「…………」


kr「…………」




nk「…え?」


sh「どっちから自己紹介すんだよ…w」



kr「あー、じゃあ俺からで。」



kr「きりやんで〜す。さっきも言ったけど此奴とは腐れ縁。マジで1,2歳からずっと一緒に居た」



sm「スマイルです。…特に言うことない」




kr「趣味とか言っとけ」


sm「お前も言ってねぇよ」


kr「俺はちゃーんとお前との話しときましたけど」


sm「大した内容じゃないだろ」




kn「喧嘩すんな?^^」


nk「ピェッ」



sh「なんでNakamuが…」


nk「ヒント:幼馴染。俺はやらかしやすい。」


br「あぁ…」






──────





またやって説教食らったのは言うまでもない。




──────


kr side



寮に来てから3日。今日から学校生活がスタートする。


クラスの書いてある昇降口の張り紙を見る。


俺の名前は…



kr「2組か。」



sm「…え?」



どうやら隣に居たらしいスマイルから疑問の声が聞こえる。


まさかな…と思い下を見れば此奴の名前も記されていた。



kr「…嘘だろ?」


sm「なんでクラスまで一緒なんだよ」


kr「知るかよ」


sm「お前に聞いてねぇ」





──────





気を取り直して教室に入れば、黒板に磁石で止められた紙が貼ってあった。


近付いて見れば座席表………は?





kr「なんで席まで隣なの…!?」


sm「仕組まれてんだろこれ…!!」






まだ始まったばかりの学校生活、既に疲れました。









──────





ギスギスした整地組が書きたかったんです…


なう(2023/08/13 03:14:00)


やったねぴったりだ!!



…じゃなくて。


はい、寝ます。おやすみ。

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