憧れ

結構前に続きほしいというコメント

もらっていたので、続きです

どうぞ

「貴方の全て」

君の全てが羨ましい。

歌が上手いところ、ギャップがあるところ

優しいところ、カッコいいところ

笑顔が素敵なところ、

全部全部羨ましい。

学校の帰り道、君が大きく映る看板を

見つけた。

最新の新しいアイスの広告だ

水色のソーダ味のアイスを片手に

満面な笑顔の君。看板でも君の笑顔が

引き立っている。素敵だな、、

そっと心の中で呟いた。

本屋さんに行った。

たくさんの種類の本を見るのが

僕の趣味だ。沢山の本を見ていくと

君が表紙になっている雑誌が置いてあった

入ってくる女性のお客さんはみんな

手にとっていた。少し恥ずかしくなりながらも

君の写っている雑誌を抱えレジに向かう。

特典がつくらしく、少し大きめのトレカを

貰った。袋から出すと僕の大好きな

君が笑っているショットがカードに

なっていた。

(あ、これ一番好きな笑顔、、)

今日はとてもいい日だ。

ルンルンにスキップしながら家に

帰った。

テレビをつけるとまた君が写っていた

面白くて、センスのある君

テレビに写っていても君は眩しい

「青さんに、質問です。」

突然の質問コーナーに入った。

どんな質問だろうとワクワクしながら

聞いていた。

「青さんが“憧れ”ている人はいますか？」

「と！いう質問をいただきました、

えー青さんねぇとても有名ですから、

ファンの方もそこの面は気になるんでしょう

かねぇ〜ー？」

MCさんがスラスラと喋っているのに

追いつけず頭がクラクラと回った。

「えー憧れの人か、、」

「いますね！憧れてる人！」

君はぐいぐいと話に乗り話を進めた

「最近、仕事終わりの車で休んでいる時によく見かける高校生がいるんですよ、その子すごく楽しそうで、僕もあの子だったら学校楽しめるのかなって思って、、」

「すごく単純なんですけど、普通の高校生が僕にとっては憧れですかね、？」

高校生か、、

僕も高校生だからワンチャン僕なんじゃないの

かなーー？とか思ったけど、

そんな偶然ないし、それに君が思っている

感じに笑ってないし、、ゆうなら赤とか？

いつも楽しそうだし、

君と話せたらどれだけ幸せだろうか

君と暮らせたら、君の特別でいれたら

君の恋人でいれたら、

幸せだろうな、、、

いいな沢山笑えて、楽しそうで

今日は赤が休みだったからずっと一人だった

一人でトボトボ歩きながら君のことを

考えていると涙が出そうだった。

いつも楽しそうな君になりたくて

羨ましくて、、、

君はいつまでも僕の憧れだ

ノベル楽しい