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「ここ、どこかしら…」
愛莉は今、湖の近くに立っている。でも、現実の世界ではない。どこか異世界のような雰囲気を感じる。
「はぁ…どうしましょう…」
愛莉が悩んでいると、どこからか木の葉っぱの音がする。その音は、愛莉にどんどん近づいてくる。
「な、なによ、この音…」
愛莉が警戒していると、雫が現れる。
「あ、愛莉ちゃん…!よかったわ…愛莉ちゃんがいてくれて」
「わっ!…って、雫? 全く、驚かせないでちょうだい」
「ごめんね愛莉ちゃん…」
「別にいいのよ!それより、ここどこかしら?」
「うーん…なんだかゲームの世界みたいね」
「ゲームの世界…」
しばらく話していると、みのりが愛莉と雫を見つけ、寄ってくる。
「あ、いたわん!愛莉ちゃん!雫ちゃん!」
「あら、みのり?よかったわ 無事だったのね」
「うん!」
「みのりちゃん、遥ちゃんとは会った?」
「うん!多分もうすぐ来るはずだわん」
「そういえばさっきから気になってたんだけど、わんってどういうことなのよ?」
「あ、それは…なんか、急に私が犬になっちゃった
て」
「どういうことよ… 」
「でも、似合ってて可愛いと思うわ」
話していると、遥がやって来る。
「みのり!どうしたの…って、愛莉と雫?」
「うん!愛莉ちゃんと雫ちゃんがいたからここに来たんだわん!」
「よかった…これで全員合流できたね」
「ねえ、遥…あんたの、その…猫姿は何なのよ」
「ああ、これは…さっき、敵に襲われた時に何故か猫になっちゃったんだ」
「みのりちゃんも遥ちゃんも、とっても可愛いわ」
「あ、ありがとうわん、雫ちゃん!」
4人がワイワイ話していると、突然愛莉が口を開く。
「ねえ、みんなで話してるところ悪いんだけど…これからどうするわけ?」
「ここがどこなのか分からないからどうしようもないわん…」
「…やっぱり、ゲームの世界なんじゃないかしら?」
「ゲームの世界?」
「ええ みんなは、ここに来る前のこと、覚えてる?みのりちゃんがゲームを起動した瞬間に急に目の前が真っ暗になって…ここに来ていた… だから、私はあのRPGゲームの中に入ってしまったんじゃないかと予想するわ」
「ええーっ!?」
「でも…確かにあのレベル何とかっていうあのメッセージも出たし、その可能性はあるね」
「うう…どうしよう…」
そこで、雫が提案する。
「ねえ、なぜ私たちがこの世界に来てしまったのか、調査してみない?それに、それが分かれば帰れるかもしれないわ」
みのりが賛同する。
「確かに!そうしようそうしよう!」
「まあ…そうするしかないわよね」
「そうだね じゃあ、調べようか」
そこで、みのり村を見つける。
「あ、あそこに村があるよ!行ってみない?」
「本当だ、村があるね」
「RPGゲームでは、村に行ってから、物語が始まるっていう展開が多いけど…」
「ふふっ もしかしたら、私達の大冒険の始まりを意味するのかもしれないわね」
そしてみのり達は村に向かって歩きだした。