『担当執事達に愛される日々』〜御奉仕致します、主様〜
THIRD butler ラムリ・ベネット
今日の朝は騒がしく起きた。
『主様ー!おはようございますー!』
『おはよ…ラムリ…ふわぁ…。』
『えへへ、眠気眼の主様も可愛いです!今日はお仕事ですか?』
『うん。でも行くのヤダな…。』
『何かあったんですか?』
『うん…。仕事でちょっと嫌なことがあってさ。行きたくないなぁって。』
『……そしたら今日はサボっちゃいましょう!』
『え?』
『嫌なら無理に行くことはありません!今日は僕が1日主様を楽しませます!』
『ラムリ……。』
ラムリはいつも私を元気づけてくれる。
そんなラムリの気遣いを無駄にしたくない私は今日サボることを決めた。
『わかった。今日はラムリと一緒にいる。』
『わーい!僕主様を頑張って癒しますね!』
『ふふっ。ありがとう。』
『じゃあ僕今日のお仕事ちゃんと終わらせてきます!』
ラムリは私の部屋を出ていく。
(嬉しそうだったな…。)
『よし、主様がご飯を食べてる間に屋敷の掃除を全部終わらせるぞ!これで主様と遊べる!』
僕は屋敷中を走り回る。
『屋敷が揺れてる気がする…w』
(ラムリ…頑張ってくれてるんだな。)
私はニコニコしながらご飯を食べた。
そして、部屋に戻ろうと階段を上がろうとした時だった。
『主様ー!見てください!こんなに綺麗になりました!』
『も、もう終わったの?』
『はい!主様のために早く終わらせました!僕が本気を出せばこんなものですよ!』
『ありがとう。ラムリ。よしよし。』
『えへへ、主様になでなでしてもらうの気持ちいいです。』
『じゃあ今日は私と一緒に居てくれる?』
『はい!もちろん!』
『じゃあ書庫で一緒に本でも読まない?』
『読みます!』
私はラムリに手を引かれて書庫に向かう。
(今日は主様を独り占めだ!)
僕と主様は隣に座って一緒に本を読む。
『この星座の本すごく綺麗だね。』
『はい!キラキラしてて凄く綺麗です!
ルカス様座載ってないかな〜』
『それはラムリオリジナルだし載ってないんじゃないかな…?』
『じゃあいつか僕本出します!ルカス様座や主様座を作って本を書きたいです。』
『ラムリなら出来るよ。ルカスのこと大好きだもんね。』
『主様のことだって大好きですよ?』
『え…っ。』
『ふふ、顔が赤いですよ?主様。』
『っ……。』
ラムリはたまに私をドキドキさせてくる。
たまに油断してしまう。ラムリが男の子だってこと。時々忘れそうになる。
『次は裏山を探検しましょう!』
『いいよ、行こっか。』
ラムリは私を楽しませようと色んなところに連れ出してくれた。私は仕事の辛さなど一瞬で忘れられた。
『今日はありがとう、ラムリ。凄く楽しかったよ。』
『僕もです!また一緒に探検しに行きましょうね!』
『うん、楽しみにしてるね。』
『おやすみなさい!主様。』
『おやすみ、ラムリ。』
『えへへっ。今日は主様と過ごせて楽しかったな…。毎日主様が休みならいいのになっ。』
次回登場する執事
ヒント いちごタルト大好き剣士オタク筋肉だいすきハウレスさん推し
(今までのと比べて長いなヒントが)
コメント
6件
いやーがちラムリっていいよね。 まじで最高でした!ありがとうございます😊 てか次回めっっっちゃ楽しみなんだが!?
推しのうち1人ありがとうございました!!!ラムリが星座の本だしたら絶対買う!
あー♡♡♡ほどあの子か可愛いよね(๑♡∀♡๑)( '-' )ノ)`-' )間違えたみんな可愛いね、前置きは、この位にして今回も最高でした頑張って下さいね応援してます( ˙꒳˙ )