テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
どうも主です!!!
急に別界隈の投稿すみません!!!!
あとこういうチャットじゃない方もたまにはやってみたいなと言う思いでやってみてます!!!
今回はスプランキーのオワラデ(センシティブなし)書いていこうと思います!!!
自分の考えた設定注意!!!!
設定を軽くしておくとオワックスがラディに片思いしてます!!!!
では!レッツラゴー!!!!
個性豊かなキャラクター達と明るいリズム
組み合わせでオリジナルの曲を作ることが出来る。
「ちぇ、またお前かよ」
自分の隣に出てきた彼はため息をついた。そんなことを言いながらも彼はいつものように音を奏で始める。
彼の顔はいつもこの世の全てが気に入らないみたいな何かを睨んでいる顔をしている。
だがその顔が好きだった。
黒いタンクトップの服。赤い角。全身はヤンキーのような少し怖い格好をしている
だがそれも全部好きだった。
「何見てんだよ」
「ご…ごめんッ…!」
よくじっくりと見惚れてしまう。怒られてしまい音を鳴らすのを忘れるがみんなはそれでもいいと言ってくれる。やさしいな。
そんな平和なある日の事だった。
いつもは歌に参加してくれない黒色の彼が来てくれるんだ。
「楽しみだね」
「どこがだよ阿呆」
いつものように彼は不機嫌だった。
「行くぞ阿呆」
「うん」
歌が始まる。
黒色の彼は一体どんな音なんだろうか
どんな姿をしているんだろう
仲良くなりたいな
彼は出てきた瞬間———-
おかしい。何が起こっている?
じわじわと世界が変わり始めた
空はいつものような青色ではなくなった。
地はいつものような緑色ではなくなった。
雲は黒くなり目が生えている。
気づくと僕たちはステージの外に追い出されていた。
「きゃああああああああっ!!!!!!!」
どこか….女性の叫び声が聞こえる?
それはどこかで聞いたことある…。
叫びの音源を追った。
「ステージから聞こえたはず….」
そこに居たのは
ピンキさんだった。
彼女は顔の皮膚を破かれていた。
歯や眼球が剥き出しになっているではないか。
ステージで音を奏でている。
だがその音はいつものように優しい音ではなく痛々しい、怯えているような音だった。
その隣に立っているのはウェンダ….さん….。
彼女もおかしくなっていた。
ナイフを振り回し人を次々に刺している。
そうだ….。タナーさん!!
タナーさんならこの状況…!!!!!
パンッ!!!!!!!
嗚呼!もう助けに来てくれたのか…!!
やっぱりタナーさんは頼れる…………….
え……..?
タナーさん?なんで黒い彼の横にぐったり倒れているんですか…..?
まさか…
黒い彼の顔はおぞましかった。
黒色のハットを被っている。
今気づいた。これはいつもとは違う。
「彼は….?彼は無事なのか?」
「もしかして死んでなんて」
最悪なことが頭によぎった。
彼はどこ
彼はどこ
彼はどこ
彼はどこ
彼はどこ
彼はどこ
彼はどこ
必死になって探し回った。
途中で沢山の友人の死体を見つけた。
クルーカーさん。ガーノルドさん。彼らはいつも作ってくれた作品を自慢げに見せてくれてた。
クルーカーさんは頭をシンバルで切られていた。その隣にはスーツが誤作動し圧縮され体から血が吹き出したガーノルドさん。
そんな。さっきまで仲良く作品作りをしていた彼らが。
また怖くなった。彼は死んでいるのではないか。
その悪い勘はすぐに当たった。
認めたくない。
顔や体が半分切れている。骨が見えている。
首を吊っている。ダンダンと低い音を立てている。
僕は彼を見た。いつもの不機嫌な顔ではなかったが悲しそうな顔だった。
「ねぇ…何か言ってよ」
「ねぇ、僕だよ」
「大丈夫….?」
「ねぇっ….」
彼は….
死んだ。
この世に居なくなった彼を僕は涙が枯れるまで抱きしめていた。
後ろを見ていなかった。
だって…泣いてたんだから。
ガンッ!!!!!
ウェンダさんの笑い声が聞こえる。
頭を何かで叩かれた。
フラフラとその場に倒れると体を裂かれた。
吹く風が痛い。
血が足りなくなっている。
目がぼやける。
これで行けるのか…。彼の元に。
「ッおい」
「起きろ阿呆」
あれ….彼の声….。
「ここが天国か….。」
「は!?何言ってんだボケ」
「こいつついに頭おかしくなったかー?!」
あれ
いつもの世界に戻っている…..?
「ごめん!!!今日は何日!?」
「あ?はぁ….頭打ったかお前….」
「〇月✕日。」
この日は….。黒い彼が来る1年前。
いわゆる…ループというものなのか….?
だとしたら…..。
「ねぇ!」
「あ?またなんだ阿呆」
「ねぇ!!逃げよう!!!!」
彼だけでも….守りたい。
「なんだよお前…。」
「あのねっ…!!!」
全てを話した。全て。
「意味わからん。黒野郎が来て世界を終わらす?何言ってんだよ。」
「そのまんまだよ!!!君が死んじゃうんだよ!!」
「そうですか〜。」
「ねぇお願いッ!!!!!ほんとなんだよ!!!!!」
「やめろっ!!!近づくな阿呆!!!!!」
必死になって訴えかけた。
君は辞めろ、やめろと言ってきた。
ごめん。これは君を守るために…..
え…..?
「はぁっ….!!!ッはあっ…..!!!!」
彼の息遣いが聞こえる
殴られた。
闇の世界を思い出す、
「う゛ぁッ…!?ああああああああ゛!?!?!!!」
嫌だ。
イヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ
気絶した。
起きたら病室にいた。
頭に包帯を巻かれている。
タナーさんは心配そうに自分を見ていたが僕が起きたことに驚き医者を読んだ。
3ヶ月寝ていたらしい。
ショックだった。
ラディに嫌われてしまった。
殴られた。
彼はいつものようにこちらを睨んで来ない。
少し怯えた顔だった。
退院したのは起きてから4ヶ月後。
すぐに精神病院に連れてかれた。
パニックを起こし人も自分も傷つけていた。
精神病院でもパニックは治らなかった。
ある日、ラディに会いたくて仕方なくなった。
黒い彼が来るまであと1日だったんだ。
夜。病院を逃げ出した。
ラディに会いたかった。
ラディの家まであともうちょっと。
「ここで何しているんだい?」
「だッれだ…お゛まぇ…..」
掠れた声を絞り出して言った。
彼はニヤリと笑った。
その瞬間
世界は変わった。
この世界は変えられなかった。
なぁ…..そこのお前……
僕をまた
悲しい思いにさせないでね?
コメント
2件
最&高☆これほど幸福な事はなかなか無い