苦しい……助けて……きんとき……
その3つの言葉を彼は1時間以上ずっとソファの上でブツブツ言っていた。
あぁ……彼は俺のせいで壊れてしまったのだろうか。
シャークん……、、
なんで、俺は見てることしか出来ないの?
なんで助けられないの?
ねぇ……、、
大切な人なのにッ、、なんでッ……
遂に、彼は幻覚を見始めた。
見えるはずもない俺の幻覚を。
そんなところに俺はいないよ、
ねぇシャークん……君が掴んでいるのは俺じゃなくて机だよ、、。
俺……どうすればいいのかもう分からないよ。
誰か、助けてよ……。
あぁ、このまま……
このまま彼が消えちゃいそうで……
俺さ……まだシャークんと居たいよ。
シャケには見えない幽霊だけどさ……
どうしたらシャケに見えるかなぁ……?