私は喫茶処を出たとき銃声音が聞こえた
『…あらあら、物騒ですね…。』
私は銃声音がした方へと足を急いだ。
その場所へ向かう時、懐かしい異能力を
感じた…。
『…やはり、出向いたのは彼ですか…。』
『…!?』
私の目の前には探偵社の社員であろう
兄妹が血を流しながら倒れていた。
私はあの少年と彼が戦っている間に
二人を回収し応急処置をする
探偵社には、与謝野先生がいるから
大丈夫でしょうが一応処置を施しておく
処置をし終わり攻撃が当たらないところへ
二人を移動させると銃弾が私の髪をかすった
?「そこの女…なにしてる…。」
私は声のする方を見ると
蜂蜜色の髪をお団子に結った
綺麗な人がいた…。ん?女…?
いま、私、性別間違われましたか…?
『…』
ここは一先ず逃げた方がいいかも
知れませんね…まだ、彼は私に気づいて
ないようですし…。
私はその場をそそくさに離れようとしたら
「津島さん…?、!!」
あ、やばい…
『…!?』
私は羅生門に巻き付けられた
どうしましょう…。逃げれないことは
ないですが羅生門を傷つけるのは気が
引けますね…。
そう思っていると彼が私の方へきた
「お久し振りです…ゴホッゴホッ津島さん…。」
『久しいですね、芥川くん…。』
「…ゴホッ。やっと、貴方を捕まえました…。
津島 桜海さん…ポートマフィアにもどって
くだs(((『お断りします…。』何故…?」
『…。芥川くん…私はね、もう、彼処には
戻らないよ…。君達とは要られない…』
「津島さん…。ゴホッゴホッ」
『ごめんね、芥川くん…。』
私はそう言うと彼の傷つけないように
羅生門を解除して彼と距離をおく
芥「!?津島さん!!」
『…またね、芥川くん…。』
私は自分の異能力を使い
彼の目の前から姿を消し
先生の山房のところまで移動したのだった
津島Side 終
芥川Side
僕は人虎を生け捕りするために
人虎と戦っていた…。
戦っている 途中、樋口が誰かに銃を撃つ
樋「そこの女…なにしてる…。」
僕は一度人虎を縛りその者を見る…
『!?』
間違いないあの人は… いや、あの御方は…
『津島さん…?、!!』
僕がそう云うと津島さんは
一瞬目を大きく見開くと
すぐにその場を離れようとしたものだから
羅生門で津島さんを捕らえる…
『お久し振りです…ゴホッゴホッ津島さん…。』
津「久しいですね、芥川くん」
あぁ、やっと会えた…。
探しても探しても尻尾を掴めず途方に暮れて 諦めていたがこんなところで
再会できるなんて…。
津島さんは、太宰さんと共に僕の
教育係だった、太宰さんが鞭ならば、
津島さんは飴だった…。津島さんは僕の
誕生日に無花果のケーキを作ってくれたり無花果を使った料理をよく作ってくれていた、本当にポートマフィアの人間なのかと一度疑ったことがあったが、その考えは
ある事件でくつがえった…津島さんは
ある任務で 敵を一人で慈悲もなく皆殺しにしていて 一人で仲間を庇いながら狩っていたと云う…
僕はそんな津島さんに憧れていた、
だからこそ津島さんに ポートマフィアに
戻ってほしくて提案を出したが…
断られてしまった…。
津島さんは苦しそうな悲しそうな顔を
して僕に謝罪をした後僕の羅生門を
解除すると津島さんの異能力の中の一つである???を使い僕の目の前から
姿を消した…。
その後その場で唖然としていたが
人虎が僕の羅生門を破り捨てたため
再び戦闘になった、が途中で太宰さんが
僕の目の前に…。
『ゴホッゴホッ(仕方ない今回は手を引くか)』
僕は樋口を連れて本部へ戻ったのだった…。
芥川Side 終