コメント
1件
はよくっつけ笑! 続き待ってます!
.
虎杖「やっべ、もうこんな時間じゃん!!!」
『ホントだ!おじいちゃんトコ行かなきゃ!!!!』
虎杖「花も買わねぇとな!!!」
『急げ急げー!!!!』
校舎につけられた時計は4時半を指している。
虎杖と美優は急いで荷物を掴んで駆け出した。
そして、2人は伏黒とすれ違う。
伏黒「(呪物の気配!!!明らかに今強くなった!!てか、なんでアイツらから呪力が漂ってんだ?)
おい、お前等!!!!
って速すぎんだろ!!」
虎杖達は、伏黒の呼び声に気づくことなく走り去った。
「彼奴ら50m3秒で走るらしいぜ」
「車かよ」
全くその通りである。
伏黒はクソッと悪態をついた。
……………………………………………
虎杖「そういえば美優、俺がグラウンド出た時いなかったよな。
どこいってたんだよ?」
花を購入したあと、病院に向かう途中で虎杖は美優に問いかけた。
『ラグビー場!!!』
虎杖「あぁ、ラグビー場か…..ラグビー場!?!?そこって立ち入り禁止の…!!
なんでそんなとこに行ったんだよ!?
あぶねえだろうが!!!」
『恵がいたから!』
虎杖「恵ぃ??誰だそれ」
『学校の人(?)』
虎杖「なんで疑問形」
虎杖は、美優の言葉にそんな奴いたかなぁ…、と思案した。
虎杖「(ま、この学校の奴ならいつでも会えんだろ)」
…美優、」
『なあに』
虎杖「いくら知り合いがいても、立ち入り禁止のとこには入っちゃダメだ。危ねぇし、何かあっても遅いだろ」
『んー、悠仁はカホゴだね!!』
虎杖「…誰に言われた?(美優がそんな言葉をいうはずがない)」
後で事情聴取しよう、と決心する虎杖をつゆ知らず、
美優はポンポンと友達の名を挙げた。
『はなちゃんとか、ミカンちゃんとか!!』
虎杖「あー、理解理解。あいつらか」
『???
でも、もう行かない!ラグビー場はアブナイから!!』
虎杖「おー、よしよし」
虎杖がわしゃわしゃと頭を撫でると、
『髪崩れるーー!!』
虎杖「ふは、いつも崩れてんじゃん」
「なにあれリア充?」
「お熱いねぇ」
「身長差可愛…」
撫でられてぼさっとした髪を降って余計にボッサボサになった美優には、周りの声が聞こえなかった。
虎杖「(….悪くは無いな)」
少し照れくさそうにしながら、虎杖は美優
の髪をいつものように整えた。