読んでくださってありがとうございます‼
それでは、どうぞ‼
えー、こちら柊澪、柊澪。マイクテスト、マイクテスト。これって時々「マイペット」に聞こえるんだよね。只今、キリトとユージオと一緒に教会に向かっている最中で哀rます‼どうやら時系列的には、セルカちゃんが北の洞窟へ向かう前のようです!
ごめん、ちょっとこういう話し方したかっただけなんだ許してくれマジで。今超緊張してるんだよ‼いや普通に右に黒の剣士居たら緊張するだろ‼さらに左にユージオだぞ⁉ふざけてんのかありがとうございます神です愛してます。
そんな私の緊張を感じ取ったのか、キリトが声を掛けてくれた。
キ「緊張してるのか?」
澪「い、いえ‼別に、き、き、緊張なんてしてないで、す‼」
ユ「緊張してるじゃないか。大丈夫だよ、シスター・アザリヤは優しい人だから」
今すぐにでもユージオに微笑み禁止令を出したい…‼なんだよその笑い方は‼尊死するじゃないか‼
そんな事を考えていたら、いつの間にか教会の前まあで辿り着いていた。ユージオとは「また明日」と分かれ、キリトと教会の扉を開く。真っ先に視界に入り込んで来たのは、茶髪に蒼い瞳の可愛い少女。その顔立ちは数年前に整合騎士によって連れ去られてしまった彼女とよく似ている。私は無意識に天を仰いだ。
澪「可愛いものは存在自体が有罪なんだよ…」
キ「ミオ、何か言ったか?」
澪「いや、何も」
ああ、セルカちゃん可愛い。激カワ。セルカちゃんは、私達に気付くなり作業を中断してこちらに駆け寄って来た。
セ「あら、キリト。お帰りなさい…。?その子は誰?」
キ「彼女はミオ。俺と同じベクタの迷子なんだ」
セ「そうだったの。初めまして、私はセルカ・ツーベルクよ。ミオ、よろしくね」
そう言って、セルカちゃんは私に向かって笑みを浮かべた。それに私はぺこりとお辞儀を返す。やっぱり二次元には美少女イケメンしかしない。
セ「ベクタの迷子ってことは…」
キ「ああ。俺みたいにここに住まわせてあげたいんだ」
澪「ヨロシクオネガイシマス」
よく頑張った私‼頑張ったぞ私‼…えー、私の脳内いつもこんな感じです。了承してね~。
セ「分かったわ。念のために、シスター・アザリヤにも聞いてみるから、二人はそこで待っててくれる?」
「「はーい」」
私達が声を揃えて言うと、セルカちゃんは頷いて教会の奥の部屋へと歩いて行った。残された私とキリトの間に気まずい沈黙が続く。
澪「(えっ、これってどんな話すればいいの⁉しかもキリトとだぞ⁉セルカちゃんたっけて)」
脳内でアワアワする私の横で、キリトが沈黙を破った。
キ「なぁ、ミオ」
澪「は、はい⁉」
私に声を掛けるのと同時に、キリトの真剣なまなざしが私を射貫く。
キ「君は…向こう側の人間なのか?」
あ~やっぱり来たかこの質問。おそらく向こう側の人間とは「ラースの人間」という事。でも違うんだなごめんキリト。私はゆっくりと言葉を紡ぐ。自然と落ち着いて来たわ。キリトの声がイケボだからかな。ありがとう、つぐつぐ。
澪「向こう側と言うのは、ラースの事?」
キ「知ってるのか⁉」
キリトの勢いに少し気圧されそうになるも、なんとか耐える。
澪「うん。でも、私はラースの人間じゃない」
そう言った途端、キリトは動きを止めた。最終的には、「そうか…」と悲しそうに目を伏せた。ああ‼心が痛い‼しかし、新たな疑問が生まれたのか、目を合わせて問うてくる。
キ「じゃあ、君は一体何者なんだ?」
ハイキター―‼え、これ言っていいよね?最初らへんで見方作っておいた方が良いよね?ね?…私、誰に言ってんだろ。
澪「…私は「ミオ‼キリト‼」セルカちゃん‼」
キ「セルカ」
私が真実を告げようとしたその時だった。まるでタイミングの神が悪戯したように、セルカちゃんが戻って来た。
セ「シスター・アザリヤに話してきたわ。キリトの部屋の隣が空いているからそこを使っていいって」
澪「ありがとうございます‼」
セ「改めてよろしくね、ミオ。あと、敬語は外して欲しいわ」
澪「う、うん‼」
あ、可愛い。天使だ。
こうして、私のアンダーワールド生活は始まった。え、待って。キリトの探り入れられる事確定じゃない⁉
………諦めよう。
柊澪(17歳)
キリトの最後の問いに答えられずにいる。今でも心の中は半狂乱。「美の暴力~‼」ってずっと叫んでる。いつも口調迷子。
キリト(17歳)
ミオがラースの人間ではないと分かって、どこか残念。ログアウトさせてもらえると思ったのに。でも、少しずつミオに興味を持ち始めている(恋愛感情ではありません。主はキリアス大好きです)。
ユージオ(17歳)
一番出番少なかった。ごめんなさい。次もあまり出ません。本っ当にごめんなさい‼
セルカ・ツーベルク(17歳)
あの黄金の女騎士の妹。トニカクカワ(・∀・)イイ!!これからミオを気にかけてくれるようになる。ベクタの迷子が二人も‼と少し驚いている。年齢実は12歳でびっくりした。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!