テラーノベル
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ゆ59
11,787
さなめ
108
#赫
天国 ♭
4,296
「」せりふ ()こころ
桃 視点 .
コツン、コツン、と、俺たちの靴音が静まり返った大ホールに響き渡る。
天井の高い広大なホールには、外の世界の光は一切届かない。
ただ、中央のテーブルを照らす暖かなキャンドルの炎だけが、俺たちの影を壁に映し出していた。
俺はなっちゃんの腕に自分の手を絡め、ゆっくりと歩みを進める。
前髪の隙間から覗く視界の先には、真っ白なクロスが掛けられたあのテーブルがある。
そこには、俺となっちゃんでリボンとパールを可愛く飾り付けた、お父さんとお母さんの純白の頭蓋骨が、ちょこんと並んで俺たちを迎えてくれていた。
神父様も、祝福してくれる参列者も、ここには誰もいない。
いるのは、俺たちの愛を邪魔して、なっちゃんにお片付けされた人たちの、綺麗な骨だけ。
でも、それがたまらなく誇らしくて、世界中のどんな豪華な結婚式よりも、俺は今、自分が世界で一番幸せなお嫁さんなんだと心から確信していた。
「らん、緊張してる?」
隣を歩くなっちゃんが、金髪と赤の毛先を揺らしながら、愛おしそうに俺を見つめてきた。
仕立ての良い黒いタキシードを着たなっちゃんは、王子様みたいに格好良くて、見惚れてしまう。
「ううん。なっちゃんが隣にいてくれるもん。……やっと、本当にふたりきりになれたね」
「うん。もう誰も俺達を引き裂けないし、誰もここに踏み込めない。俺達の、永遠の楽園だよ」
タメ口のなっちゃんの声が、耳元で甘く熱く鼓膜を痺れさせる。
俺たちはテーブルの前、誰もいない祭壇へと到着した。
目の前には、パールのリボンを付けたお父さんたちの頭蓋骨が、じっと俺たちを見つめている。
なっちゃんは俺と正面から向き合うと、白手袋をはめた大きな手で、俺の真っ白なベールをそっと持ち上げた。
露わになった俺の顔を、なっちゃんは狂おしいほどの愛欲と依存の混ざった、どろどろに潤んだ瞳で見つめてくる。
その視線だけで、俺の身体はトロンと甘い熱に溶かされてしまいそうだった。
「らん。俺のすべてをお前に捧げる。お前の髪の毛一本から、その命の最期の一瞬まで、俺が全部愛して、全部守ってあげる」
「うん……なっちゃん。俺も、俺のすべてをなっちゃんにあげる。なっちゃんがいないと俺は息もできないから……ずっと、俺の傍にいてね」
互いに紡ぎ合う、歪みきった永遠の誓いの言葉。
なっちゃんの大きな手が俺の腰を引き寄せ、ふたりの距離がゼロになる。
【て】
episode . 28 end__
までぃかよ。
また1000頂いたのだが.ᐣ.ᐣ
ほんにありがと~ございます.ᐟ.ᐟ
…これであ~るの手抜いたらころされるのでは……((
とりま,まぢ感謝です.ᐟ.ᐟ.ᐟ
ぁと,これ完結じゃないです。
結構それっぽくなっちったけどね、笑
次回が最終話。
やりたいことをやり終えてないどす。
いちお今日出せちゃうんだけど……
今日か明日どっちがい.ᐣ.ᐣ
ぜひ教えてくださいまし.ᐟ.ᐟ
それではまた次回.ᐟ.ᐟ
ばいちゃ.ᐟ.ᐟ
コメント
11件
ねおきでこれはさいこう👍 まてまてまてまて、次回最終回.ᐣ.ᐣ.ᐣ え、次回最終回だから3月9日歌います(え.ᐣ.ᐣ.ᐣ.ᐣ.ᐣ.ᐣ.ᐣ.ᐣ 続きが楽しみ過ぎてわーい(?)
🌾しつにゃ きちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ けっ☆こん☆しき☆ ふわぁぁぁぁぁぃいいいい(? やばいちょとテンションがばぐだ 共依存すぎて好きです() えちょっと次最終話なのは聞いてない なきそぉぉぉぉぉぉ 旅立ちの日に歌っとくわ(??? 最後まで楽しみっ.ᐟ.ᐟ
ああ、第29話……読ませていただきました。もう、冒頭から背筋がぞくっとしました。真っ白なクロスの上に、リボンとパールで飾られたお父さんとお母さんの頭蓋骨がちょこんと並んでいる光景、すごく印象的です。歪んではいるけど、桃ちゃんにとってはそれが世界で一番幸せな結婚式なんだなって伝わってきて、胸がぎゅっとなりました。 「俺のすべてをお前に捧げる」「俺も、俺のすべてをなっちゃんにあげる」っていう永遠の誓い、歪んでるのにすごく美しくて切ない……。次回が最終話なんですね。今日でも明日でも、続きが待ち遠しいです!