第2話
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kg「スマホ、鳴ってるけど?」
hy「あのっ…これは…」
言い訳も浮かばない
kg「はおひょんね…」
kg「残しておく必要、ある?」
hy「……」
あるから残してるんだけど!
kg「いつの間にこんなに仲良くなって」
kg「やっぱり同じクラスなのがダメだね~」
ぶつぶつ独り言をいいながら近づいてくる。
僕は動けないまま、次に何をされるか予想する。
kg「ね、そう思うでしょ」
僕の頬に触りながら話すひょん。
手は震えるし
なにも頭に入ってこない。
hy「ひょ…」
kg「…なにこれ」
hy「…?」
空気が変わった。
僕の反応を面白がるひょんと打って変わって
何かが違う。
kg「…綺麗なのつけてるね。」
hy「……!! 」
ネックレスだ。
すぐ外そうと思ってたのに…!
僕のばか!!!
kg「見たことないね。…誰の?」
hy「あのっ…」
答える間もなく
ひょんがネックレスを引っ張る。
hy「…ぃ”っ……」
kg「誰の?とか、聞かなくてわかるけど笑」
容赦なくひっぱられたネックレスは
僕の首を締め付けて痛い。
hy「ごめ…なさっ……」
痛いのに
抵抗してもひょんは手を緩めない。
kg「…最近言うこと聞いてくれない」
hy「……ぅ”…ぁ…」
僕の発言なんておかまいなしだ。
僕の話をこの人が聞いた試しはない。
hy「もうしない…から…!」
kg「…次はないよ」
やっとネックレスから手を離した。
hy「…はっ…」
涙が流れるのを堪えた。
…全部僕が悪いから。
首の後ろを触ると傷が出来てて痛かった。
…これも、僕のせい。
kg「ひょんの気持ち、分かってくれる?」
hy「…うん。わかってる…」
kg「ごめんね。痛かったね」
ひょんは傷を撫でながら言った。
…思ってないくせに
hy「…だいじょうぶ」
怖いから、今日も嘘をつく
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ー次の日ー
やっと離れられる時間がきた。
hy「……」
昨日ほど手を出すことは珍しい。
だから怖い。
何をされるか予想がつかない。
zh「おはよ~、ゆじな」
hy「あ…おはよう」
昨日のことがあったせいでぎこちない。
zh「…どしたの?それ…」
hy「…?」
zh「首、傷出来てるよ。昨日はなかったよね」
hy「あ…えっと……」
zh「ぶつけたとかの傷じゃないよね…」
僕の傷を見て考えるはおひょんに
なんて言い訳しようか頭を働かせる。
hy「…寝てる時に引っ掻いちゃった…みたい
な…」
zh「えぇ…いたそう…」
信じた。
zh「ちゃんと消毒しなきゃだよ…大丈夫?」
hy「大丈夫だよ。そんなに痛くないから」
こうやって
嘘ばっかりついておけばいいんでしょ、ひょん
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コメント
2件
まじで大好き!!尊い笑
うわぁァァ!!!🫣 こーゆー感じの小説大好きですぅ🥰💓