「ありがとう、よろしくね奏音。」
「でも、具体的に何をするんですか。」
「そうだね。まずはその気持ちのこもってない敬語をやめようか。」
「えっ」
正直驚いた。確かに美沙さんは結構変なことを言ってくる。尊敬しているというか、同級生の感覚のような気もする。でもそんなに分かりやすかったのだろうか。
「でも、美沙さんの方が年上ですし。」
「でも奏音は私のこと敬うっていうよりは同級生って感覚でしょ?」
「、、、分かった。敬語はもうやめる。名前も呼び捨てでいくからよろしく。」
「いい感じ。じゃあ次はカフェでもいこっか。」
「いいけどなんでカフェ?」
「話し合ってみたところ私たちの嫌いな人間の特徴がそろったでしょ?だからその嫌いな人間になってみようよ。」
またおかしいことを言っている。でもついていきたい気もしてしまう。
「どこのカフェ行くの?」
「こことかどう?」
「行ってみよっか。」
〜カフェにて〜
「そのキャラメルラテ、キャラメル増しでお願いします!」
「うん!まあまあかな!よし!次は化粧品見に行こう!」
「何考えてるの。まあ着いていくけど。」
「今から奏音に小悪魔メイクしま〜す‼︎」
「はあ!?」
「いい感じじゃん!」
「おすすめの美容室予約してあるから触角はやそう!そんで3時のおやつにマカロン食べたいんだけどどう思う!」
「3時のおやつにマカロン食べます‼︎」
コメント
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コメント遅れてごめんなさい。 今回は少し短めになってしまいました。次は頑張ります!