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〔 ◨◨ side 〕
公園から出て、途中まで一緒に帰る。
さっき、めっちゃ五条のこと否定してきたけど、
ダメだったかな。
まぁ、そうだよね。
彼奴、一応大人だもんなぁ。
花奈 「 もしかして、怒ってる?? 」
海 「 …….何に? 」
激おこじゃん、激おこプンプンストリームじゃん。(?)
花奈 「 私が五条と付き合ってるの、肯定してないでしょ、 」
海 「 当たり前じゃん。何年隣でお前のこと見てきたと思ってるんだよ!! 」
最初は、何言ってるかギリ聞こえるって声量だったのに、
急に声を上げ、それと同時にガッと腕を掴んできた。
これは、貞子が井戸から出てきたぐらいビックリ。←
海 「 なのに、見知らぬ人と付き合う、ましては、結婚なんて。 」
…….これって、もしかして。
そういう???
海 「 許してないからな、 」
花奈 「 海、?? 」
海 「 …….ッ 」
何かを否定しているような、苦しそうな、そんな表情。
か、海って私に、そんな好意を?!
花奈 「 …….海、 」
海 「 なんだよ、 」
花奈 「 思わせ振りはよくない?! 」
海 「 は?? ← 」
花奈 「 恋する乙女はそういうのすぐ誤解しちゃうし、思い込んじゃうから。
どこから茶番かは知らないけど、思わせ振りはNGだよ。NO 」
真面目に答えると、海は、なぜか目を見開いて驚いていた。
そして、
海 「 俺としたことが、此奴の恋愛経験無し&超鈍感なことを忘れていた。 」
なぜか、めっちゃ落ち込まれた。
いや、待て待て。恋愛経験無しは言い過ぎやろ!!
まぁ、否定はしないけど。( ←したやん。 )
海 「 と、とにかく!!俺はまだ、花奈のこと諦めたわけじゃないからな!!! 」
そして、彼は「 じゃぁな!! 」と言って、走って帰って行った。