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ー??side ー
こんな詩を読んだことはあるだろうか。
太宰治氏の人間失格、その一部
「恥の多い生涯送って来ました」
私の人生も全くもってその通りであった
クラスメイトから虐げられ、
挙げ句の果てに踏切へと押され
カンカンカン、という音と共に訪れる
走馬灯と呼ばれるもの。
その走馬灯でさえも虐げられてきた
惨めな人生が映し出される。
後ろを振り返ると長髪の少女が
「君が悪いんだよ」と口パクしていた。
私の瞼は、血飛沫を最後に閉じた。