御影家の落ちこぼれ

番外編

｢沙羅ちゃん！」

｢メイド役してくれない？？」

｢え､､､？」

1年生の秋

｢今日から文化祭の準備に取り掛かるので、2組はなんのお店を出すか決めます。」

もうそんな時期か

正直なんでもいい

なんなら文化祭行かない、行く意味ないし

｢沙羅はしたいのあるのー？､､､」

｢とくにないかな、なんでもいい」

｢俺もー」

じゃ、寝るね〜おやすみ〜、じゃないよ

自由人だなぁ、いいなぁ

あー、うちも眠くなってきた､､､

｢沙羅ちゃーん！起きてー！」

ん？あ、寝てた…

｢起こしてくれたの？ありがとうございます」

｢う、美しぃ」

ん？どこが美しんだ？あ、一応あいつらの血流れてるから顔は整ってるから？

｢あ、！それより！」

｢2組はカフェになったからさ！」

あれ、嫌な予感しかしないな､､､

｢沙羅ちゃん！」

｢メイド役してくれない？？」

｢え､､､？」

最悪だ､､､！

なんでだよｯ！！

｢ほら！沙羅ちゃん裏ではすっごいモテてるんだもん！」

いや、！え？初耳なんだけど！

｢え、それはちょっと､､､」

｢ね？お願い！1番人気のクラスは焼肉食べ放題の券が貰えるの！」

焼肉食べ放題､､､？

｢､､､私でそんな人気上がるかわかんないけど、んー、まぁ、いいよ」

｢やった！ありがとう！！」

｢じゃあメイド服作らないといけないからウエストとか測らせて！」

｢わかった」

｢うわ！沙羅ちゃんスタイルめっちゃいい！」

そんな良くないです泣

｢太もも細っ！いいなぁ、」

そちらは足が長いじゃないですか泣

｢はい！ありがと！教室戻って貰っていいよ！」

｢うん、わかった」

はぁ、やっと教室戻れる

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

｢あ！茆原さん！」

え、今度は男子？なに？怖っ

てか凪の周りめっちゃ人いるじゃん､､､

｢こいつに執事服着させたいんだけど、全然OK出してくれねぇの！、茆原さん仲良かったよね？説得してくれね？」

無理やり着させなくてもいいじゃん､､､

｢凪くん？たまにはこういうのもいんじゃない？案外めんどくさくないかもしれないし」

｢えー、だってわざわざ俺がやらなくても良くない？､､､」

それはそう

｢うーん、またゲームしてあげるから」

｢やだ、」

えー、もう納得させるのめんどくさくなってきたよ？

｢あー、じゃあ、ハーゲンダッツとレモンティー買ってあげるから」

｢､､､､､､や、だ」

お、後ちょっとか？

あ、いいこと思いついた

確かバイトの先輩がこうすればなんでもしてくれるって言ってたな

｢じゃあ今度の休日デートしてあげるから(耳元)」

｢やる」

お、上手くいった

｢茆原さんすげー！手馴れてるじゃん！」

｢いいなぁ、茆原さんみたいな美人と仲良くなれるって、羨まし〜！ねぇ、今度遊びに行こうよ！」

うわ、めんどくさ

なんで今日初めて話したお前らなんかと遊びに行かないといけねーんだよ

｢沙羅、ちょっと来て」

｢ん、わかった」

凪くんナイス

て言うか今日から準備とか、めんど

｢沙羅、レモンティー奢って」

え、あ、

｢わかった、 はい」

飲んでる姿可愛すぎな

｢はい、飲むのめんどくさくなっちゃった」

またこれか

ほんとめんどくさくなるの早いなー

文化祭まで後2日_

｢沙羅ちゃーん、服できたからちょっと着てみて！」

もうできちゃったの？

どんだけ器用なの？？？

｢着てきたよ､､､」

｢きゃー！可愛いー！！！！！」

なんかさ、

､､､スカート短くね？？？？？

は？？ちょ、寒いって！！

｢ねぇ、これちょっと足寒いんだけど…」

｢大丈夫！大丈夫！暖房つけとくから！」

そーゆう問題じゃねー！！！

いや、寒いけど､､､それより恥ずい！！！

ほら！男子とかめっちゃ目ガン開きじゃん！！

うぅ…くそぉ､､､！

｢じゃ！猫耳つけよっか！」

は？！？！？！無理無理無理無理!!!!!!

｢それだけは勘弁してください！！ｯ」

ちょ、ジリジリ近ずいて来んな！

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

は！凪くん！

｢､､､沙羅？」

私の盾になってくれぇ！！！

｢あ！凪くん！沙羅ちゃん捕まえて！」

え、ちょ、凪くん？？？？？なんで私の事捕まえるのかな？？？え？？？

ちょ、あ

｢よし、じゃじゃーん！！」

｢きゃー！めっちゃ可愛い！！！写メ写メ！！」

死にたい､､､

｢沙羅､､､可愛いね」

褒め言葉として受け止めるけど恥ずいの！！

ちょいまち、肩に顔を埋めないでくれ！

みんなめっちゃ見てくるから！！！

｢きゃー！執事とメイドちゃん可愛いー！！！！」

もうやめてくれぇ､､､

文化祭当日

はぁ、来てしまった…

なんとかスカートは長くしてもらったけど…

うぅ、やっぱ猫耳は恥ずいって

｢よーし！絶対1位狙うわよ！！」

最悪だ､､､

｢あ、沙羅ちゃんお客さん来たよ！」

ちょ、押さないでぇ､､､

｢あ、えっと、お帰りなさいませ、ご、ご主人様､､､」

死にたい

ほら、お客さんも直立状態じゃん､､､

｢沙羅ちゃーん！助けてー！、」

何､､､？もうなんにもしたくないんだけど､､､

急に君らがチェキ会するとか言うから､､､

｢凪くんが寝ちゃったー！起こそうとしても起きないんだけど！」

はー？いつも起きるし、起こし方が悪いんじゃ？

｢ほら、凪くん起きて、働かないと約束破っちゃうよ？」

｢んん、、それはダメ､､､」

｢ほら、早く教室の前行って客募集？するよ」

｢めんどくさーい､､､」

｢あ、じゃあさ、教室の前で沙羅ちゃんが凪くんに膝枕してあげながら客募集してきてよ！」

は？？？？おい、は？

膝枕？？？？？

｢沙羅、早く行こ､､､」

くそぉ…

｢沙羅の膝あったかーい」

そっかぁ、もう考えるのやめよ､､､

よくこの状態で寝れるな

寝顔相変わらず可愛いな､､､

｢あ、あの、」

｢どうされましたか？」

｢おふたりのチェキってよろしいでしょうか？､」

｢あ、え、いいですよ」

｢何枚取りますか？」

｢2枚で、お願いします！！」

はい最悪、2枚って2000円するんだぞ？？？

金もだなァ､､､

｢凪くん、起きて、仕事だよ」

｢え、私達2人だけのチェキが欲しい？」

｢は、はい！見てるだけで目の保養なので､､､」

どーゆうことやねん

｢じゃ、じゃあなんのポーズしたらいいでしょうか？」

｢最初はさっきの膝枕でお願いしますｯ！！！」

やっと一枚目撮り終わった､､､

｢つ、次は？､､､」

｢えっと、追加で2000出すのでもうちょっとで口と口がつくぐらいの感じで、、、」

、ゑ

｢あ！なんだったらつけてもらっても、追加で6000円出すので､､､」

ｶﾞｼｯ

｢沙羅ちゃん、これはキスしちゃいましょう､､､！！！！」

｢全ては焼肉のため！」

いや無理だって、

｢ちょ、流石にそれは(((」

｢沙羅､､､」

｢どーし(((」

ﾁｭ

､､､？？？？？？？？？

え、？

私のファーストキスが､､､！！！

｢え、ちょ、え？？、」

みんな騒がないてよ！！

ほら！

依頼者の人チェキ落としちゃってるじゃん！

｢あ、あの、撮れてなかったのでもう一度いいですか？？」

は？

｢ん、いいよ､､､」

え？

3.2.1

｢沙羅、ごめん、」

ﾁｭ

もう、お嫁にいけない､､､

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変なところで終わってすみません

今日で冬休み最後とか､､､

泣きたい

【あでぃしょなるたいむ】

・玲王

今日は文化祭

絶対沙羅のメイド服を見てやる！！

けど、さっきから沙羅たちのクラスの前に人混みができてる､､､入れん！

あ、人混みなくなった

見てみよう

沙羅はー、、っと！

いた！

ん？、今はチェキを撮ってるのか？

膝枕か、してもらったことないな､､､

お、終わったぽい

ん？次は何を撮るんだ？

よく聞こえないな、もうちょい近くによるか_

ﾁｭ

は？？？？え、？

き、キス？？？？

どんなチェキだよ､､､

この後散々沙羅ちゃんをいじりました

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沙羅

文化祭終わった後めっちゃクラスのみんなをこっぴどく叱り倒した。

結局結果は2位だったけどチェキでお金がめっちゃ入ったのでそのお金でお肉食べた、許す

文化祭終わった後色んな人に告られたけど全員誰か知らないので全員ふった

凪

沙羅とキスができて大満足。

沙羅ちゃんとあの後文化祭回ったのでもっと大満足。

でも沙羅ちゃんが色んな人に告られてたので嫉妬しちゃった。

クラスの女子

あのカプ推せるわ

クラスの男子

悔しいけどあそこは推せる

玲王

沙羅ちゃんをいじった時の反応が可愛くてこれからもたくさんいじってやろうと思った