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外にて


グク)せんせ!鬼ごっこしよ!


テテ)いいよ!


グク)じゃあさ、友達呼んできていい??


テテ)うん!呼んできていいよ!


グク)じゃあ待っててね!


テテ)はーい


数分後


グク)ユンギがなかなか来ようと しなくて遅くなっちゃった!


テテ)いいよいいよ(*´∇`*)


ヒョコッ


あれ?あの子さっきの子だ…。


グク)じゃあさ、グク鬼やるね!


テテ)はあい!


グク)10.9.8.8.6.4.2.1.0!


あっ!ユンギヒョン発見✨


タッタッタッタ


滑り台に逃げるユンギ君とそれを 頑張って捕まえようとするグク君は とても無邪気だった。

僕も滑り台の近くに行こうとした瞬間、


ユンギ君が足を滑らせて落ちる。

やばいと思い、今ある力を振り絞って 滑り台へ向かう。


ザザザッ


僕はギリギリのところでユンギ君を キャッチした。


ユンギ)(´⊙ω⊙`)


案の定とてもびっくりしていた。

安心したのか僕の腕の中で静かに 泣くユンギ君がとても可愛かった。


ユンギ)フッフグッ…ポロポロ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)


怪我をしていないか心配になった僕は ナム先生に外を任して教室へと 向かった。


救急箱を持ってユンギ君を床に下ろし、体を確認したが特に異常は無く 安心した。

ユンギ君は相変わらず静かに泣き続け、僕の膝に座り抱っこを求めてくる。

それはとても可愛くて幼児らしい一面を見れたと思い心が和んだ。

少し泣きつかれたのか親指を咥え うとうとしているユンギ君を立って 抱っこしている。

しばらく背中をさすっているとユンギ君はたった一言


ユンギ)ありがとう。


と、言って眠りについた。

子供っぽいのか大人っぽいのか、 もしくはおじいちゃんぽいのか。

何にせよとても可愛いユンギ君だった。

ユンギ君が僕の服を離す様子はなく、 帰りの会までおんぶをして過ごした 初めての保育士としての仕事だった。

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